アラ還のオッサンがマルクスの勉強やらコンサートの感想やらを書き込んでいます

これから読むのだけれど

2006年9月19日 at 22:11:59

ジェームズ・D・ワトソン『DNA』(講談社ブルーバックス)

講談社ブルーバックスの『DNA』(上下、2005年6月刊)を買ってきて、読み始めたところなのですが、二重らせんの発見に関連してこんなふうに書かれているのを、早速見つけました。

 だがクリックは正しかった。私たちの発見は、人類の誕生と同じくらい古くからの議論に終止符を打ったのだ。その議論とはすなわち、生命の本質は魔術的・神秘的なものなのか、それとも理科の実験でやるような化学反応と同じく、ごく普通の物理的・化学的作用の産物なのかということだ。細胞が命を宿すのは、その中核に神の力が働いているからなのだろうか? 二重らせんはこの問いに対し、はっきり「ノー」と答えたのである。(本書、上、17?18ページ)

ちなみに、本書の著者はジェームズ・D・ワトソン。1962年、DNA二重らせん構造の発見でノーベル医学・生理学賞を受賞した研究者。上の引用に出てくるクリックは、このときワトソン、モーリス・ウィルキンスと一緒にノーベル賞を受賞したフランシス・クリックのこと。

それから、ジェームズ・D・ワトソンといえば、1968年に出版された『二重らせん』が有名(邦訳は、現在、講談社文庫で入手可)。同書は、DNAの二重らせん発見までのドラマを描いたものですが、本書は、二重らせん発見50周年を記念するプロジェクトの一環として2003年に出版(二重らせんの発見は1953年)。二重らせん発見後の話が書かれています。

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