再びショスタコーヴィチ弦楽四重奏曲へ

モルゴーア・クァルテット:ショスタコーヴィチ生誕100年記念弦楽四重奏曲全曲演奏会(チラシ)

昨日に続いて、再び第一生命ホールへ。今日は6時半からの回で、全曲演奏会の第4回になります。プログラムは、10番から12番までの3曲です。

昨日の第1番から第3番までと違って、このあたりになると、ショスタコーヴィチの弦楽四重奏曲も相当ひねてきます[1]。(^_^;) 調性を無視して、響き渡る不協和音…。

なんで、こんな不協和音を聴きに、お客さんが集まってくるのか、ホントに不思議になってきます(といいつつ、自分もそれを聴きに行っているのですが)。会場を見渡すと、音楽学生ふうな人や自分でも演奏をするという人もけっこういらっしゃるようです。しかし、まったくそんなのと関係ないような人(僕も含め)もたくさんいます。杖をついてやっと歩くという感じのお婆さんとご主人でしょうか。そういうお客さんもいて、あらためてショスタコーヴィチの持つ“力”の不思議さを感じてしまいました。

今回のアンコールは、ヴァイオリン協奏曲第2番の第2楽章。オーケストラとの演奏で聴くと、ずいぶんとややこしい曲だなぁと思うのですが、こうやって弦楽四重奏曲の後に聴いてみると、ずいぶんとまっとうな曲に聞こえてきます。やっぱり、弦楽四重奏と協奏曲というジャンルの違いは大きいなぁと実感しました。

【演奏会情報】モルゴーア・クァルテット ショスタコーヴィチ生誕100年記念 弦楽四重奏曲全曲演奏会 第4回公演/ヴァイオリン:荒井英治/ヴァイオリン:戸澤哲夫/ヴィオラ:小野富士/チェロ:藤森亮一/会場:第一生命ホール/開演:2006年9月24日 午後6時30分

  1. 林光さんは、プログラムノーツの「あとがき」で、「このあたりから、ショスタコーヴィチの書き方は、文字通り自由自在になる」と書かれています。 []

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