今週の「九条の会」(1月31日まで)

全国の「九条の会」の動きを、インターネットを流れるニュースから拾い集めています。

地方点描:「九条」を学ぶ[鹿角支局](秋田魁新聞 1/26)
「日本の青空」上映へ実行委(東海日日新聞 1/22)
党派超え九条守れ-「九条の会」入会訴え【県議ら結成】(奈良新聞 1/21)

地方点描:「九条」を学ぶ[鹿角支局]
[秋田魁新聞 2007/01/26 09:26 更新]

 毎月第3木曜日の夜、鹿角市の花輪市民センターの一室で、憲法九条をめぐり市民有志が勉強を重ねている。九条改正阻止を目指す「かづの九条の会」(武石佳久会長)の月例学習会である。
 今月は18日に、ジャン・ユンカーマン監督の「映画 日本国憲法」のDVDを鑑賞。参加者たちは、映画の中でインタビューに応じる社会学者・日高六郎さんらの話にじっと耳を傾けた。静かな中にも、緊張感が漂う。
 この学習会は1年前に始まった。同会はイベントなどを通じて九条改正阻止を訴えるとともに、憲法そのものを学ぼうと学習会を開催することにしたという。「九条を変えた方がいいという人たちに、なぜ変えてはいけないのかということを説明するためにも勉強は必要。学習会にも、もっといろんな人が参加できるようにしていきたい」と同会の中心メンバーは語る。
 学習会の参加者はおおむね10?15人で60代が多い。現在は九条の制定過程など、その歴史的背景も勉強している。ここに集まってくる市民の思いは極めてシンプルなものだ。「不戦」という理念が明文化された憲法九条を変えてはいけない、戦争をしない日本を未来に引き継いでいこう?という願いに集約されると言ってもいい。
 昨年5月、同会主催の講演会で語ったフォトジャーナリスト・郡山総一郎さんの言葉がよみがえる。「戦争はすぐに始まらない。戦争は順を追って起こるもの。始まる前に食い止めるのが大人の役目」
 九条をなぜ変えるのか、なぜ変えてはいけないのか。声を荒らげず、理性的に深く考える構えが必要だ。大人の役目は大きい。

「日本の青空」上映へ実行委
[東海日日新聞 2007/01/22]

 憲法改正へ―と改憲を目指す安倍政権。東三河九条の会 (渡辺のり子代表世話人)は、21日午後1時15分から豊橋市民センター・カリオンビルで憲法草案ができた経緯の勉強会を開き、敗戦後すぐに憲法学者らの 「憲法研究会」で憲法起草に奔走した人々を描いた映画「日本の青空」の上映会実現に向けて上映実行委員会を立ち上げた。  
 東三河九条の会は現憲法が、占領下でアメリカから押し付けられたものなのかどうかを勉強するため、同日、愛知大学名誉教授で憲法学者の浅井敦氏を講師に迎えた。
 浅井氏は、現憲法草案を起草したひとりで愛大法学部大学院で研究と後進の指導に当たった鈴木安蔵教授の教え子。同日は 「鈴木安蔵先生と愛知大学・憲法学」 のテーマで話した。
 安倍首相が 「今の憲法は、アメリカの押し付けであるので、 日本人の手による憲法を作る必要がある」と改憲を推し進めているが、浅井氏によると 「鈴木先生が参加していた憲法研究会がまとめた 『憲法改正要綱』に起源を持っている。 鈴木先生を主人公にした映画 『日本の青空』 が、間もなく完成する」 と憲法押し付け論を否定した。
 浅井氏は 「憲法改正論議の根拠は、 占領下の押し付けということと60年余を経過して古い―というもの。草案は、鈴木先生の自筆による手書きだった。また、明治憲法起草過程の研究、 その後の憲法学があったからできたもので敗戦後、 あわてて起草してできたものではない」 と説明した。
 60年余を経過して 「古い」というが、60年間、一度も改正されていないことについて 「アメリカの憲法は、30回以上も改正してきたことを考えると日本国憲法は、 世界に誇る憲法と考えるべき」 と意見を述べた。
 引き続き、映画 「日本の青空」 上映会の実行委員会を設立した。 同映画は、 憲法改正に正面から反対する内容で池田太郎脚本、 大澤豊監督作品。 左時枝、岩本多代、加藤剛や宍戸開らが出演する。
 3月20日には名古屋市民会館でロードショーが決まっており、同実行委員会では、5月のゴールデンウイークごろに東三河で複数の上映会を企画している。
 映画の題名の 「日本の青空」は、主人公の鈴木先生が憲法起草で妻との会話から得た空白の条項のことで 「空白の条項は、 いわばあの8月15日の青空なんです」 と憲法研究会で述べた言葉から付けられている。
 この空白の条項は、 軍隊の保持に関するもので日本国憲法では第九条の 「戦争放棄」 をうたい、 軍隊の保持にふれていない。 鈴木先生は、起草の際に妻が「女が選挙に参加できるようになれば、 軍隊をもたない憲法を作る」と言った言葉だとしている。
 また、NHKは2月3日午後10時から放送のETV特集で愛大を取材、 鈴木先生が参加した憲法研究会での憲法起草までをドキュメンタリーで描き、 1時間30分番組で放送する。

党派超え九条守れ-「九条の会」入会訴え【県議ら結成】
[奈良新聞 2007/1/21]

 戦争放棄をうたった憲法九条を党派の違いを超えて、ともに守っていこうと現職と元職の県議が結成した「奈良県議会議員・元議員九条の会」がこのほど、県庁内で記者会見し、未入会の県議や元県議約60人に入会を呼びかけるアピールを行った。代表世話人の一人、福西幸夫元県議(旧社会党)は「いま、憲法改正への動きが強まっている。こんな時こそ、憲法九条を守る必要がある。多く議員に呼びかけたい」と話している。
 会見には、福西代表世話人のほか、元県議で役員の3人が出席。顧問の向井弘さんが「私は自民党だが、憲法九条を守り、戦争に反対する思いは同じ。多くの賛同者に呼びかけたい」と訴えた…

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