アラ還のオッサンがマルクスの勉強やらコンサートの感想やらを書き込んでいます

松岡農水相が自殺

2007年5月28日 at 23:39:08

現職閣僚の自殺は初めて。事務所経費問題では強気の答弁をくり返していましたが、緑資源機構の官製談合事件では相当苦しい立場に追い込まれていたもよう。27日には、自民党の金子一義衆院予算委員長から「辞職すべき」と言われたほどで、こうなってみると、金子氏の発言もたんなる個人的感想ではなかったのかも知れません。

しかし、安倍首相は、直前まで「問題なし」と弁護していた訳で、その責任はいっそう大きなものがあります。
それから当然のこととして、これで「政治とカネ」問題に“フタ”では困ります。

松岡農水相の自殺、参院選控え安倍政権に打撃
[asahi.com 2007年05月28日23時23分]

 松岡利勝・農林水産相の自殺が安倍首相の政権運営に影響を及ぼすことは必至だ。事務所費をめぐる疑惑の説明を避けてきた松岡氏を、首相自身が一貫してかばい続けてきたからだ。年金記録の消失問題に加え、松岡氏の自殺で「政治とカネ」にまつわる不明朗な印象が強まるのは避けられず、参院選を前に安倍政権は厳しい局面に立つことになった。
 安倍首相は28日夜、首相官邸で記者団に「この8カ月間、一緒に仕事をしてきた。農業改革に熱心に取り組んでいただいただけに、本当に残念だ」と語り、無念さをにじませた。
 「農政に必要な人材」という首相の評価は、松岡氏への辞任要求や与党内の内閣改造要求をかわす理由であるとともに、閣僚を守る姿勢が政権の求心力維持につながるとの思いがあった。
 松岡氏の疑惑が浮上した際、周囲に支持率低迷の原因だと指摘された首相は「だから(政治資金の)透明性を高めるようにしたらいい」と反論。政治資金規正法改正案の今国会提出の道筋をつける一方で、松岡氏を守り続けた。その背景には、昨年末に佐田行革担当相を辞任させて内閣の求心力低下を招いた「教訓」(側近)がある。
 こうした強気の政権運営で内閣支持率は3月以降、上昇局面に転じ、最近は「半年たったころから、だんだん仕事に慣れてくることもあった」と余裕すら見せていた。
 だが、現職閣僚の突然の自殺という事態は、年金記録のずさんな管理問題で内閣支持率が急落する中、政権イメージの悪化になるのは確実だ。
 23日の衆院予算委員会での「政治とカネ」をめぐる集中審議で、首相は野党からの責任追及に防戦一方になりながらも松岡氏を守ったばかり。その松岡氏を失ったことは、これまでの強気の政権運営の破綻(は・たん)を示すとともに、首相の任命責任が問われることになった。
 朝日新聞の連続世論調査では、松岡氏の事務所費問題などの「政治とカネ」や「年金」の問題に高い関心が集まっている。参院選を控え、野党側は首相の任命責任とともに「政治とカネ」や「年金」で攻勢をかける構えだ。
 当初、政府内には野党側の追及に「与党は3分の2の議席があるから押し切れる」(首相周辺)との見方も根強かったが、局面は変わった。首相は焦りも見せ始めている。年金問題では「できることはすべてやるように」と指示、「政治とカネ」をめぐっても「松岡さんの問題に帰することなく、政治家が襟を正していかなければいけない」と強調し始めた。参院選を控え、強気の政権運営からの転換を迫られる可能性も出て来た。

「厳正な捜査を期待」=緑資源談合、農水相は問題視せず?安倍首相
[時事通信 2007/05/24-21:01]

 安倍晋三首相は24日夕、緑資源機構をめぐる官製談合事件で、同機構理事らが逮捕されたことについて、「大変遺憾だ。厳正な捜査を期待している。こうした問題が2度と起きないように対応策を考えるよう指示した」と述べた。
 松岡利勝農水相が同機構と関係の深い企業などから献金を受けていたことに関しては「既に献金は返していると報告を受けている」と説明。「松岡農水相は農業分野の専門家だ。実績も上げている。攻めの農政を進めていく上で必要な人材だ」と強調した。首相官邸で記者団の質問に答えた。

自民・金子氏「松岡農相は辞任すべき」
[NIKKEI NET 2007/05/27 07:02]

 自民党の金子一義衆院予算委員長は26日、岐阜市内で開かれた自民党岐阜県連の総務会であいさつし、緑資源機構の官製談合事件に関連し「松岡利勝農相は国会終了後、自ら辞任するという対応をとるべきだ」と述べ、松岡農相が今国会終了後に自発的に辞任すべきだとの認識を表明した。
 金子氏は事件について「調査が松岡農相の地元に及ぶという状況を受け、自ら身を処するのが政治家として大事」などと指摘した。

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