北海道の学習会のレジュメと資料です

9月に北海道に行ってやってきた学習会のレジュメと資料です。これで約3時間、科学的社会主義の世界観について喋ってきました。

学習会レジュメ(PDFファイル、247KB)
学習会資料集(PDFファイル、1.52MB)

8月に喋ったときは5時間だったのですが、今回の講義時間は3時間。ということで、経済学についての部分を全部割愛しています。それから、前回は1ページの、本当に見出しだけのレジュメだったのですが、休み時間中に、参加者から「どこをノートしたらいいのか分からない」というボヤキが聞こえてきたので、今回は、もう少し詳しくしてみました。

今回の講義では、次のようなところに工夫してみました。

  • 「はじめに」の部分では、しばしば「社会主義は崩壊した。マルクスは古い」と言われるのですが、世界でも日本でもマルクスに注目が集まっていることを紹介。科学的社会主義の世界観を自らの生き方、社会に対する向き合い方、生きた活動の指針としてつかんでほしいこと、そのためにも多少難しくても古典そのものに挑戦してほしいことなどを強調しました。
  • 「一、唯物論と弁証法」では、最近読んだいくつかの本を紹介しながら、マルクスやエンゲルスが先駆的に明らかにした唯物論的な自然観が自然科学の最新の研究によっても裏づけられていることを指摘し、”自然科学の発展で観念論のよってたつ基盤がなくなってきている”という点を実感してもらえるようにしました。
  • 「二、史的唯物論」では、土台・上部構造の基本的な考え方、4つの社会の型という基本の話とともに、現在の日本の階級構成や独占的大企業への集中・支配の様子などを紹介して、史的唯物論の見地を具体的につかんでもらうように工夫しました。
  • 「三、資本主義の矛盾と未来社会」では、マルクスが資本主義の矛盾と未来社会への移行の必然性をどうとらえたかを、『資本論』の引用もふくめて紹介しました。初めて学ぶという人にはやや難しい内容になりましたが、問題を理論的につかんでもらえるようにしてみました。

講義の後、みなさんが書いてくれたリポートを読むと、「社会主義・共産主義のイメージがかなり変わり、今回の講義である程度の確信をもつことができた」「自然科学の発展や社会と歴史を考えるときに、唯物論的な考え方や弁証法的なものの見方がなぜ大事なのかということが、初めて分かった」「難しく感じるところもあったが、マルクスの考えに魅力を感じる部分の方が多かった」「今度こそ古典を学んでいこうと思った」「資本主義の限界と次の社会への移行の必然性が見えてきたような気がした」などの感想が寄せられていて、多少なりとも科学的社会主義の世界観を学ぶ魅力や意義をつかんでもらうことができたようです。

ありがとうございました。m(_’_)m

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