オーストラリア総選挙で労働党圧勝 イラク撤退へ

オーストラリアの総選挙で、野党・労働党が圧勝する勢い。豪軍はイラクから撤退することになる。

イラク撤退公約の野党・労働党が勝利宣言、豪州総選挙(CNN)

イラク撤退公約の野党・労働党が勝利宣言、豪州総選挙
[2007.11.24 Web posted at: 19:44 JST – CNN/AP]

 シドニー――オーストラリア総選挙の投開票が24日実施され、最大野党・労働党のギラード副党首は同日、勝利を宣言した。公共放送ABCは、出口調査などを踏まえ、下院(定数150)で労働党が少なくとも83議席を獲得すると報じた。
 外交官出身のケビン・ラッド党首(50)が率いる労働党の政権奪取が実現すれば11年ぶりとなる。与党の閣僚の一部も形勢が不利であることを認めた。ジョン・ハワード首相(68)の選挙区はシドニーだが苦戦が伝えられている。議席を仮に失えば、現職首相の落選は1929年以来となる。
 今回選挙で、5期目を目指す保守連合(自由党と国民党)率いるハワード首相(自由党党首)は好調な経済の実績を軸に政策継続の重要性を強調。ラッド党首の労働党は、イラクからの部分撤退や京都議定書の批准などハワード政権とは異なる政策を打ち出していた。
 労働党政権がイラク撤退を実行すれば、ハワード首相を盟友としてきたブッシュ米政権のイラク戦略にも影響が出るのは必至だ。地元メディアの選挙前の世論調査ではいずれも労働党優勢の結果が出ており、保守連合の長期政権への有権者の飽きをにじませていた。
 選挙はまた、改選時期となった上院(定数76)の40議席についても同時実施した。
 下院の現有議席は保守連合が87、労働党60、独立系3となっている。任期は3年。前回の総選挙は2004年だった。

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