爆裂 インバル&都響「第九」

東京都交響楽団 第九演奏会

水曜日、インバル&都響の第3弾として、サントリーホールで、第九演奏会を聴いてきました。プログラムは、

  • ベートーヴェン:序曲「レオノーレ」第3番
  • ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調 「合唱付き」

ソリストは、ソプラノ澤畑恵美、ソプラノ竹本節子、テノール福井敬、バリトン福島明也の各氏。合唱は二期会合唱団。

合唱団はP席ではなく、舞台の後ろに入れるかたちで、人数は少なめ。しかし、さすが二期会だけあって、声量は十分だし、歌詞も明瞭。ソリストも、しっかり中堅どころで固めて、安心して聴ける陣容でした。

で、まず「レオノーレ」第3番をしっかり、じっくり聞かせた後で、「第九」の演奏が始まりました。合唱団は最初から席についていましたが、まんなかのソリスト4人の席は空席のまま。まあよくあるように、第3楽章の前に入れるのだろうと思って聴いていたら、猛烈なスピードで第1楽章から第2楽章へ。この日、インバル氏は、あまり楽章間の間をおかずに、ともかくどんどんすすめるつもりのようです。で、第2楽章が終わったあともわずかに時間をとっただけで、お客さんがざわざわしている間にさっさと第3楽章をスタートさせます。

“まだソリストが入ってないけど、第4楽章前に入れるなんてことをするつもりなのかなぁ”と思っていたら、第3楽章から第4楽章へは、普通に第九をやるときのように、ほとんど間をおかずにそのまま突入。“えっ?! このまま合唱が始まったらソリストがいなかった、なんていうんじゃ、吉本新喜劇のコントにもならんぞ?”と思っていたら、前半が終わりかけるころ、演奏中に、しずしずとソリストが登場して着席。そのあとに続いて、大太鼓、シンバル、トライアングルの楽団員が着席して、ビンの蓋のようにぴったりおさまった形。

う〜む、その手があったかと感心しましたが、妙なところで緊張させられました。(^_^;)

で、その演奏ですが、曲の解釈とか第九の思想性とか、そういう難しいことは棚上げして、速いテンポと派手な演奏とで、楽章間にも間をおかず、ともかくどんどんすすめるという感じ。これで年納め、お祭りなんだから、ともかく盛り上げようという雰囲気でした。プログラムには、約70分と書かれていましたが、僕が計った感じでは、楽章間の時間も含めて、全曲67分か68分程度。第4楽章の最後なんて、オケがぎりぎりついてこれる限界というほどのハイテンポで、大盛り上がりでした。

この日もサントリーホールはほぼ満席。インバル氏も、演奏終了後ソリストと肩を組んでお辞儀をするなど、ノリノリでした。

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  1. こんにちは。
    トラバありがとうございます。
    今後ともよろしくです。

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