女性自衛官人権訴訟 国が「性的行為」認める

女性自衛官が勤務時間中に同僚男性自衛官から性的暴行を受けた上、その被害を訴えると逆に退職を迫られたとして国を訴えている「女性自衛官人権訴訟」で、新しい動きが2つありました。

薔薇、または陽だまりの猫 【女性自衛官の人権裁判】刑事告訴は 「不起訴」!/女性自衛官の人権裁判を支援する会
国が女性自衛官への性的行為を認める(日刊スポーツ)

1つは、この事件の刑事告訴にたいして、札幌地検が、27日、不起訴処分としたことです。朝日新聞北海道版では報道されたそうですが、インターネットでは流れていないので、ブログ「薔薇、または陽だまりの猫」から転載します。

もう1つは、12月21日の口頭弁論で、国側が同僚自衛官との間で性的行為があったことを認めたこと。国側は「合意の上」としているが、いままで性的行為はなかったと否認していた訳で、否定しきれなくなって戦術を変更してきたということです。しかし、「合意の上」というのはセクハラ暴行オヤジのお決まりの言い訳です。

わいせつ行為」同僚男性不起訴 女性自衛官訴訟
[朝日新聞 2007年12月28日 道内版]

 航空自衛隊北部航空方面隊の道内基地に所属する女性自衛官(21)が同僚の男性自衛官からわいせつ行為を受けたとして国家賠償を求めている訴訟をめぐり、札幌地検は27日、空自千歳地方警務隊が強制わいせつ容疑で書類送検した男性自衛官を不起訴処分とした。女性自衛官の代理人を務める弁護士は、検察審査会に不起訴不当の申し立ても検討するという。
 この問題では、女性自衛官が深夜の基地で泥酔していた男性自衛官に無理やり体を触られるなどしたとして、国に慰謝料など約1115万円の賠償を求めて今年5月に提訴。国側は事実を否認し、争っている。

↑なおこの記事のコピーおよび弁護団の声明は、同裁判を支援する会のホームページでも読むことができます。

国が女性自衛官への性的行為を認める
[2007年12月21日13時6分]

 同僚の自衛官からわいせつ行為を受け、相談した上司にも退職を強要されたとして、北海道内の航空自衛隊に所属する女性自衛官(21)が国に約1100万円の損害賠償を求めた訴訟の第4回口頭弁論が21日、札幌地裁であり、国側は同僚自衛官との間で性的行為があったことを認めた。
 国側はこれまで「事実関係を調査中」として、わいせつ行為の有無は「不知」としていた。しかし、この日提出した準備書面で「性的な行為をしたことは認めるが、原告の意志に反して性的行為をしたことはない」などと主張を変えた。
 訴状などによると、女性自衛官は昨年9月、夜勤中の男性自衛官(32)に呼び出され、施設内で暴行やわいせつ行為を受けた。上司に相談したが、男性自衛官を異動させるなどの措置をとらず、今年2月には逆に退職を迫られ理不尽な扱いを受けたとしている。
 この訴訟に関し、空自千歳地方警務隊は5月、強制わいせつ容疑で男性自衛官を札幌地検に書類送検している。

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