今週の「九条の会」(4月2日まで)

全国各地の「九条の会」の活動を、インターネットを流れるニュースの中から拾い集めてみました。

ふじさわ・九条の会:設立3周年 4日に記念集会/神奈川(毎日新聞 4/2)
太秦9条の会、ビラ作って宣伝(京都民報 4/2)
ピースウォーク京都市入り 円山公園から200人参加(京都民報 3/24)
イラク戦争開始5年、ピースアクションに450人(京都民報 3/21)
平和朗読劇 ママ友9条の会(京都民報 3/20)
護憲われらも訴え 道視覚障害者9条の会、札幌で結成総会(北海道新聞 3/17)
【渡辺治教授のキャンパスブログ】ライフワーク(朝日新聞 3/10)

ふじさわ・九条の会:設立3周年 4日に記念集会/神奈川
[毎日新聞 2008年4月2日 地方版]

 平和憲法を守ろうと劇作家の井上ひさしさんら有志9人による「九条の会」の呼びかけでできた「ふじさわ・九条の会」(斉藤隆夫事務局長、会員550人)が、設立3周年を記念した集会を4日午後7時から藤沢市民会館(同市鵠沼東)で開く。「江ノ電沿線九条の会」など同市内の6地域にある九条の会との共催で、井上さんが「九条を生きる」をテーマに講演する。
 ふじさわの会は05年4月に設立。毎月「9の日」に藤沢駅北口など市内の駅頭で市民へ呼びかけたり、年4回のニュース発行、講演会、学習会などの活動を続けている。斉藤事務局長は「井上さんの講演をきっかけに、より多くの市民と一緒に憲法を守る活動をしたい」と話している。
 集会は参加費1000円(学生や前売りの割引あり)。問い合わせは斉藤隆夫事務局長へ。【山田研】

太秦9条の会、ビラ作って宣伝
[京都民報 2008年04月02日 10:06]

 「太秦憲法9条の会」は3月23日、京福帷子ノ辻周辺で、毎月の定例宣伝を行い、22人から憲法署名が集まりました。
 参加者はそれぞれ、戦争体験や憲法を守り生かす大切さを訴え、同「会」独自のビラを配布しました。オリジナルののぼりや横断幕も通行人の目を引きました。(新 安雄)

ピースウォーク京都市入り 円山公園から200人参加
[京都民報 2008年03月24日 12:29]

 広島の原爆ドームから幕張(千葉県)まで平和を願って歩く「9条ピースウォーク」(同実行委員会主催)が京都市入りした23日、東山区の円山公園から北区の白梅町まで行進が行われました。円山公園から京都市役所前までのウオークには、南区や山科区の「9条の会」や日蓮宗の僧侶ら老若男女200人が参加。沿道からは、ピースサインを送る人や手を振る人も多く見られました。広島から歩いているアシュさん(26)はイラク戦争の従軍兵士。イラクで子どもに銃を向けざるを得なかった時、自分の息子にはこんなことはできないと戦争への疑問を感じ、米国でのピースアクションに参加するようになりました。「日本の憲法9条は大切だと思う。米国に帰ったら教師になって平和運動を続けたい」と話していました。
 24日は北区、左京区を歩き、河原町三条に到着後、午後6時から河原町カトリック教会で交流・懇親会が開かれます。

イラク戦争開始5年、ピースアクションに450人
[京都民報 2008年03月21日 21:00]

 3月20日、鴨川三条河川敷での「イラク侵略戦争開始5年 なくせ!戦争と貧困 3・20ピースアクション」集会(「STOP!イラク派兵・京都」実行委員会主催)が行われ、イラク戦争終結や自衛隊のイラクからの撤退を求める幅広い団体、個人など約450人が参加、集会後円山公園までデモ行進しました。
 オープニングで若手弁護士を中心としたバンド「スッテンコローリングストーンズ」がロックを演奏。黒木順子実行委員会代表が主催者あいさつし、イラク現地で活動中の西谷文和さん、沖縄ヘリ基地反対協議会の大西照雄さんのメッセージが紹介されました。
 「守ろう憲法と平和 きょうとネット」代表の小笠原伸児弁護士が、現在京都でとりくまれている、「憲法9条京都の会」結成にむけた準備活動や5・3憲法集会の内容、9条世界会議プレイベントの9条ピースウォークについて報告。「真宗大谷派九条の会」の工藤美彌子さん、憲法ミュージカル実行委員会の古川美和弁護士、自衛隊海外派兵恒久法の問題について岩佐英夫弁護士らがそれぞれ報告、アピールしました。
 参加者からの3分間リレーアピールでは、京都うたごえ協議会や沖縄県人会などが発言。最後に集会宣言として「市民アピール」、沖縄米兵による少女暴行事件の抗議する特別決議を確認しました。
 集会とデモには、日本共産党府委員会から西山とき子副委員長、吉田幸一衆院4区代表、井坂博文、河合ようこ、ひぐち英明各京都市議も参加しました。(竹中康雄)

平和朗読劇 ママ友9条の会
[京都民報 2008年03月20日 12:46]

 憲法9条を守ろうと子育て中のお母さんたちでつくる「ママ友9条の会」(愛称・mama9ママック)は20日、午後2時から、京都市の西京区役所2階会議室で「親子ふれあい遊びと平和朗読劇(ピースリーディング)?NO WAR!子どもたちの声をきいて」を行います。
 朗読するのは、3人の女性でつくる「春楡一座」。「非戦を選ぶ演劇人の会」の公開台本をもとにした朗読劇です。イラク戦争や世界の紛争地の子どもの言葉をスライドや音楽にのせて届けます。
 参加費は1家族200円。
 問い合わせは、「ママ友9条の会」(高田)。

護憲われらも訴え 道視覚障害者9条の会、札幌で結成総会
[北海道新聞 2008/03/17 14:20]

 視覚障害者の立場から憲法九条を守る活動をする「北海道視覚障害者9条の会」の結成総会が16日、中央区の札幌市視聴覚障がい者情報センターで開かれ、約50人が参加した。
 作家・大江健三郎さんらが2004年6月につくった「九条の会」の呼びかけに応えたもので、視覚障害者の会は道内では初めてという。今後は、勉強会や講演会を定期的に開き、会員の視覚障害者や健常者らが一緒に憲法を学んでいく。
 総会では代表に片石松蔵・北海道視覚障害者協議会事務局長を選出。片石さんは「戦争になれば障害者が増える。われわれこそが憲法九条を守る表舞台に立つべきだ」とあいさつした。
 また、眼科医の永井春彦さんが記念講演。永井さんの父親は全盲の英語教師で、当時は授業の予習用にテープレコーダーが必要だったが、壊れやすいため、常に7台用意していたという。こうした費用がかさみ、食料品の購入にも苦慮していたことを挙げ、「障害者が健常者と同じように仕事をすると、すごくお金がかかる。自立するためには国が保障することが必要なんだと思った」と指摘。「国は医療と福祉を切り捨て、米軍の思いやり予算や自衛隊のイラク派遣など使うべきでないところに予算を使っている」と批判した。
 この後、小樽市の全盲の指笛奏者山田修さんが「千の風になって」など3曲を演奏。「障害者は平和でなければ生きられない。平和憲法を守って行こう」とするアピールを採択した。会の問い合わせは川瀬義広幹事長へ。

【渡辺治教授のキャンパスブログ】
ライフワーク
[朝日新聞・東京版 2008年03月10日]

 構造改革と並んで私が拘(こだわ)る研究テーマが改憲だ。実は82年に改憲居士の中曽根康弘が政権を担って以来、私は改憲問題の研究をライフワークと定めていた。憲法こそ戦後政治を貫く赤い糸であり、それをたどることで日本政治の全体像を描けると思ったからだ。自分の眼の黒いうちは9条を改正させたくないという思いもあった。そんな私の目の前で改憲が動き出した。
 冷戦終焉(しゅう・えん)により大企業が自由に活動する市場世界が拡大するに伴い、その「警察官」役を買って出たアメリカの強い圧力の下、アメリカとともに戦争する軍事大国になれという要請が浮上した。それには戦後保守が維持してきた小国主義政治を大転換し、派兵を許さぬ憲法9条の改変が不可避となったのだ。
 改憲は容易ではない。改憲案を衆参両院で3分の2の多数の賛成をえて国会で発議しなければならず、それを国民投票にかけて承認を得ることも必要だ。そこで、政府は当初、解釈改憲戦略をとり、9条をいじらずに自衛隊の海外派兵をねらった。小泉政権は、9・11のテロ事件を機に特措法を制定して、自衛隊をインド洋海域へさらにイラクにまで派兵した。
 しかし、改めて、解釈改憲の限界を自覚させられた。サマワに派兵された自衛隊は武力行使ができず、アメリカを苛立(いら・だ)たせたからだ。東アジアへの展開を本格化した財界も9条改憲を切望した。イラク派兵後改めて、明文改憲が浮上した。
 この難題を引き受けたのが、安倍政権だった。自民党結党以来21人の首相の誰一人言わない中、安倍が「任期中の改憲」を公約して登場したのは、アメリカや財界の強い圧力の故であった。
 私は緊張した。案の定、安倍政権は、民主党が乗りそうな改憲案を準備し国民投票法を強行した。しかし、勢い込んだ安倍政権は国民から大きなしっぺ返しを食った。安倍が力むにつれ改憲反対の声が強まった。改憲に反対して立ち上がった「九条の会」が7000近くにのぼった。07年7月参院選での安倍自民党の大敗は、地方の反構造改革の怒りとともに反改憲の声がもたらしたものだった。こうして、私は改憲問題の講義を現在進行形で続けることができている。
 一橋大学に来て十数年、私は授業の度に「僕の話は偏っているよ」と繰り返してきた。二つの含意がある。一つは自分の政治的立場に対する自省の意味、もう一つは学生諸君に、特定の政治的立場に立って初めて見えてくるものがあることを知って欲しいからだ。改憲にせよ構造改革にせよ、社会科学の分析は価値観と切り離しては論じられない。むろん、学生諸君に知って欲しいのは私の結論ではない。自分の刀で現実を斬(き)り、検討する力を身に着けて欲しいことだ。そんな授業を心がけてはいるが、現在なお暗中模索のまま私の一橋人生もあとわずかだ。(一橋大教授)

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