ケント・ナガノ&モントリオール響をかぶりつきで聴いてきました

ケント・ナガノ指揮モントリオール交響楽団演奏会

今日は、友人のD井君からチケットを譲ってもらって、ケント・ナガノ指揮モントリオール交響楽団の演奏会を前から3列目で聴いてきました(今年13回目のコンサート)。プログラムは、以下のとおり。

 ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
 ドビュッシー:交響詩「海」
   (休憩)
 R・シュトラウス:アルプス交響曲 op.64

前から3列目なんて、何年ぶりでしょうか。第1ヴァイオリンのそれぞれのメンバーの弓が弦をこする音まで聞こえてくるほどのかぶりつきでした。(^_^;)

そして、モントリオール響の弦は見事でした。柔らかく、なおかつ音がクリアで、ピシッと揃っています。当たり前といえば当たり前なんですが、日本のオケではなかなかここまでいかないのでは? などと、つい思ってしまうほど。

しかも、プログラムがまた、その弦の響きのよさを際だたせるように上手くできていました。「牧神の午後」前奏曲は、印象主義の暗示的なニュアンスのメロディを柔らかく奏でてゆくと、2曲目の「海」は同じ印象主義でももっとダイナミック。そして、後半は一転してドイツ・ロマン派の、派手派手な作品。作品の趣向は変わっても、弦のレベルの高さをしっかりアピールする選曲でした。

とくに印象的だったのは、やっぱりアルプス交響曲。一昨年、インバル&都響で聴いたときは、いまいちイメージがつかめなかったのですが、今日は、まったく印象が違っていました。前半の明るくすがすがしい印象、頂上から絶景の眺望、そして嵐、最後日没から夜へと、イメージがわき上がってくるような演奏でした。ホルンやトランペット、木管も羨ましいほどの音を出しています。う〜む、やっぱりレベルが違うな〜と感心するばかりでした。

ということで、R・シュトラウスをたっぷり堪能しただけでも大満足だったのですが、さらにアンコールが3曲もありました。(まあ、お客さんの拍手もしつこかったところもありますが、最初から3曲やるつもりだったようです)

 シューベルト:「ロザムンデ」間奏曲
 J・P・ベントゥス編曲:変奏曲さくらさくら
 ビゼー:「アルルの女」第2組曲より“ファランドール”

これも、みんな弦の魅力を引き立たせる曲ばかり。おまけだけでも、たっぷり30分は堪能できました。(^_^)v

友人のD井君とは、お互いに都合が悪くなっていけなくなったチケットが出たときは「半額でひきとりまっせ」という約束にしているのですが、彼の方が多忙をきわめているため、結果的に、いつも僕が彼からお得なチケットを半額でせしめているばかりです。おかげで、いろいろ堪能させていただき、感謝しております。m(_’_)m

【関連ブログ】
音層の比重とアンサンブルの妙。:4/14(月)ケント・ナガノ指揮モントリオール交響楽団演奏会。 minamina日記
ケント・ナガノ指揮/アルプス交響曲(R.シュトラウス) – 他流試合100本ノック?Mr.Pの挑戦
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  1. minamina日記 - trackback on 2008/04/16 at 23:33:17

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