今週の「九条の会」(4月20日まで)

全国各地の「九条の会」の活動を、インターネットを流れるニュースの中から拾い集めています。名古屋高裁のイラク派兵空自違憲判決について、多くの地方メディアに、地元の「九条の会」関係者のコメントが載っていますが、それらは省略しました。

イラク拘束体験の高遠さん講演(山陰中央新報 4/21)
松谷さんらが「九条の会」 児童文学作家、画家ら参加(中日スポーツ 4/20)
「県九条の会」、本格始動へ/鳥取(朝日新聞 4/19)
子どもの本・九条の会:戦争なき未来を子どもに 20日、渋谷で設立の集い/東京(毎日新聞 4/19)
9条改憲されたら自衛隊の活動に歯止めきかない(京都民報 4/18)
戦跡ツアー:「九条の会」が菰野・千種演習場跡地などで/三重(毎日新聞 4/15)
9条語って恐怖越えたい 高遠さん、イラク人質事件4年(朝日新聞 4/15)
念仏者九条の会 平和を願うつどい「いのち・憲法・わたし」(毎日新聞 4/11)
「9条世界会議」地元も腕まくり/千葉(朝日新聞 4/10)
自費出版:人生に影の戦争… 津の松岡さん「八十八歳の思い」/三重(毎日新聞 4/10)
九条の会が有村治子議員に抗議声明…「靖国」めぐり(スポーツ報知 4/10)
県弁護士九条の会:イラク戦争の「不都合な現実」――12日、イベント開催/静岡(毎日新聞 4/8)
シャンソンのつどい:憲法9条の大切さ訴え――13日、尼崎/兵庫(毎日新聞 4/7)

イラク拘束体験の高遠さん講演
[山陰中央新報 2008/04/21]

 2004年4月にイラクで武装勢力に一時拘束されたボランティア活動家の高遠菜穂子さん(38)が20日、出雲市内で講演し、イラク戦争で混乱した同国内での体験を基に、「非暴力」の大切さを説いた。
 現在も日本とイラクの隣国ヨルダンを行き来し復興支援活動にあたる高遠さんは、国際テロ組織アルカイダ系に対する米軍の掃討作戦で犠牲になったイラク人の遺体を撮影した映像を交え、武力行使が死の連鎖を招いた悲惨な状況を解説した。
 また、拘束された体験に関連しては、同時期に拘束されたイタリア人が殺害され、自身は免れたという違いをもたらしたものは、銃所持の有無と説明。「武力で平和をつかむのは現実味がない」と非暴力を訴えた。
 講演は、戦争放棄を定めた憲法九条の堅持を訴える市民団体「出雲九条の会」が主催。市民120人が聴講した。

松谷さんらが「九条の会」 児童文学作家、画家ら参加
[中日スポーツ 2008年4月20日 17時55分]

 「戦争放棄を唱える憲法9条を次世代に手渡したい」と、作家の松谷みよ子さんら児童文学作家、画家、編集者らが20日、「子どもの本・九条の会」を設立した。
 東京都内での設立集会には約400人が参加。会の代表の1人として、松谷さんは「私は娘時代を戦争の中で過ごしましたから、二度と戦争を起こさないようがんばらないといけない。手を取って憲法を守る運動を続けましょう」と訴えた。
 トークショーでは、作家の那須正幹さんが「私自身、9条がなければ、ベトナム戦争などに出兵していたかもしれない。9条に守られてきたとの思いがあり、今度は9条に恩返しをしたい」と語り、画家の田島征三さんは「戦争は地球環境をも大幅に破壊する。その観点からも戦争放棄を世界に訴えるべきだ」などと話した。
 同会は今後、イベントなどを通じて、子どもや若い親たちに9条の重要性を伝えていく考え。(共同)

「県九条の会」、本格始動へ/鳥取
[asahi.com マイタウン鳥取 2008年04月19日]

 戦争と戦力を放棄した憲法9条を守る市民の集まり「県九条の会」の設立総会が、27日午後1時半から北栄町由良宿の町中央公民館・大栄分館で開かれる。役員選出のあと、呼びかけ人の安田寿朗弁護士が「改憲のシナリオを読み取る」を講演する。
 「九条の会」は自衛隊のイラク派遣で国論が揺れていた04年6月、作家の大江健三郎さんや哲学者の鶴見俊輔さんらが「憲法9条の危機を鋭く感じる」と結成。全国の地域や職場で結成が相次いだ。県内では05年2月に発足した「境港九条の会」など計20の会が活動しており、「県の会準備会」は05年4月に結成されていた。
 同準備会の浜田章作事務局長は「特定の政党や党派に偏らず、県民みんなで憲法9条を守る会。一緒に考え、行動しよう」と総会への参加を呼びかけている。

子どもの本・九条の会:戦争なき未来を子どもに 20日、渋谷で設立の集い/東京
[毎日新聞 2008年4月19日 地方版]

 「子どもたちに戦争のない未来を」と児童文学作家の松谷みよ子さん(82)ら有志が「子どもの本・九条の会」を結成する。20日に渋谷区渋谷1の都児童会館で設立の集いを開き、「平和を守るために手をつなごう」と呼びかける。
 会の代表は松谷さんをはじめ、小宮山量平さん(91)、太田大八さん(89)、神沢利子さん(84)、古田足日さん(80)、丘修三さん(67)ら12人。いずれも児童文学界で活躍する人々だ。
 国民投票法が成立するなど加速する改憲の流れに、児童文学者の間から、「子どもにかかわる仕事をする我々こそ、9条を守る行動を」との声が上がっていた。古田さんや丘さんらが昨年5月に会の設立を呼びかけ、松谷さんら12人の代表が決まった。絵本作家や画家、児童書の編集者、子どもの本の読み聞かせをする人や教師など現在、賛同者は400人を超えている。
 原爆を題材に昨夏、絵本「ミサコの被爆ピアノ」を出版した松谷さんは、戦時下の東京で、空襲におびえる日々を過ごし、「二度と子どもたちにあんな思いをさせたくない」と話す。敗戦時、14歳だった丘さんは「あの当時、『なんで戦争に反対しなかったのか』と父(故人)を責めた」と振り返り、「よく考えれば自分が父と同じ立場にいる。平和とは何かと考えたとき、まず思い浮かべるのは子どもが自由に楽しく遊べる状況だ」と強調する。
 20日は、広島で被爆した児童文学作家の那須正幹さん(65)と、画家の田島征三さん(68)によるトークのほか、保育園の子どもたちの歌や踊りもある。以後は、定期的に憲法をテーマにした学習会やイベントを開くほか、ゾウの絵をモチーフにしたオリジナルバッジ(1個300円)を通じ、子育て世代にも平和憲法の大切さを訴えていく。
 午後1時半開演。

9条改憲されたら自衛隊の活動に歯止めきかない
[京都民報 2008年04月18日 18:56]

 「立命九条の会」は、17日、新入生歓迎企画「憲法九条って何?」(後援:同大学教職員組合、京都府学連)を京都市北区の立命館大学内で開催し、法学部の多田一路准教授が講演しました。学生や教職員、卒業生など約30人が参加しました。
 多田氏は日本国憲法について「あくまでも法であり、権力者に対して強制力を持つ。戦争放棄や戦力不保持などを明記した九条ほど明快でわかりやすい条文はない」と話しました。
 改憲問題については、「自衛隊が専守防衛に徹するなら憲法は変える必要はない。改憲は自衛隊の正規軍化や派兵など『さすがにこれをやれば違憲だ』ということをできるようにするため。九条を変えれば、自衛隊の活動に歯止めがなくなる」と危険性を指摘しました。
 講演後には参加者同士で九条や平和について議論する時間がもたれ、「日本は九条があるのだから、軍縮のイニシアチブをとるべき」「『日本も核武装すべき』と発言する議員がいることが不安」など活発な意見交換が行われました。

戦跡ツアー:「九条の会」が菰野・千種演習場跡地などで/三重
[毎日新聞 2008年4月15日 三重版]

 戦争と平和についての勉強会などをしている「こもの九条の会」(坂東行和代表)は13日、地域に残る戦争遺跡への理解を深めようと「菰野町に残る戦跡ツアー」を行い、会員など約20人が参加した。
 ツアーは06年に続いて2回目。日露戦争後に陸軍第三師団司令部が野戦訓練場として使い、太平洋戦争が終わるまで実弾演習場となっていた「千種演習場」跡地のほか、1945年8月に完成し、本格使用の前に終戦を迎えた「竹永陸軍特攻用飛行場」跡など、町内に残る6地点の戦争遺跡を見て歩いた。
 演習場跡地の林に残るコンクリートのトーチカ(防御陣地)跡には、弾痕がいくつも残り、歴史を物語っていた。
 参加した菰野町大羽根園呉竹町、牧江新六さん(76)は「地元に残る戦跡を平和教育の教材として残してもらいたい」と話していた。

9条語って恐怖越えたい 高遠さん、イラク人質事件4年
[asahi.com 2008年04月15日11時03分]

 イラクでボランティア活動中に武装勢力に拘束され、帰国後に「自己責任」「自作自演」といったバッシングの渦に巻き込まれた北海道千歳市の高遠菜穂子さん(38)は、その後も現地支援を続けてきた。事件から4年。新たに憲法を語る活動を始めようとしている。
 イラクの隣国・ヨルダンを今年2月に訪れた。約20回目の訪問だ。バグダッドの小学校に贈る電熱ヒーター40台と児童約300人分の通学かばんや、避難民へのヒーター200台と発電機、毛布をイラク人スタッフに託した。
 路上で暮らす子どもたちへの支援物資を携え、陸路バグダッドに向かう途中、武装したイラク人らに拘束されたのは04年4月。銃口を向けられ、拘束は同月15日までの9日間に及んだ。刻まれた「死に対する恐怖」をイラクの再建を手伝うことで乗り越えたい――。事件後もイラクで活動を続けてきたのは、意地のつもりだった。しかし、死の恐怖とは別に「もう一つの恐怖」と向き合ってこなかった自分に気づいた。
 武装勢力が解放の条件として自衛隊撤退を日本政府に要求したことで、「死んで責任を取れ」「事件は活動家の自作自演」などと非難された。そのため社会とかかわることを拒絶していた。
 「九条の会」事務局長の小森陽一さんたちから「高遠さんの活動は憲法9条そのものだ」と言われた。武器を持たない支援だったからこそ、事件のときも殺されず解放されたのだと思うようになった。「逃げずに少しでも前向きに。私なりに9条を語ることが、日本社会と向き合うことだと思っている」
 5月4?6日、千葉市美浜区の幕張メッセで9条の理念を世界で生かす道を探る「9条世界会議」がある。高遠さんは呼びかけ人に名を連ね、トークセッションを企画した。詳細はホームページ(http://whynot9.jp/)、問い合わせは実行委員会事務局へ。

念仏者九条の会 平和を願うつどい「いのち・憲法・わたし」
[毎日新聞 2008年4月11日 地方版]

 19日17時半、中央区築地3の15の1、築地本願寺本堂。放送作家、永六輔さんと泉福寺住職、無着成恭さんがいのちと憲法九条について、お茶の間の会話のように“私”の言葉で語る。1500円。〔都内版〕

「9条世界会議」地元も腕まくり
[asahi.com マイタウン千葉 2008年04月10日]

 戦争の放棄と戦力は持たないと定めた憲法9条は世界から、とりわけ紛争地の人々や戦争の傷跡で苦しむ人々にどう映っているのだろう。そんなテーマを掲げて、内外からノーベル平和賞受賞者や平和活動家らが集う「9条世界会議」が5月4?6日、千葉市の幕張メッセで開かれる。県内でも同会議千葉県実行委員会が結成され、地元でのPR活動やボランティアの呼びかけ、参加者のホームステイ先の提供など様々な協力を予定している。

 委員会の中心になって活動するのは、日本友和会理事も務める千葉市の舘正彦さん(66)。9条世界会議について「99年のハーグ平和会議を基本とした、政府に頼らない市民による手作りの会議」と位置づけ、「地元として何が出来るかを考え、各方面にパイプのある人たちと委員会を結成した」と話す。
 舘さんのほかに、若葉九条の会に参加してきた木村忠彦・千葉大教授や弁護士、キリスト教会の牧師ら8人が世話人に選ばれ、3月9日に第一回の会議を開いた。木村教授は学生時代から「戦争のない世の中を作りたい」という思い持ち、教鞭(きょうべん)を執りながら千葉市で平和活動に参加。「会議が千葉であると聞き、何かしたいと待っていた」
 同委員会は会議のチケット販売のほか、千葉でのPR活動、事前イベントなどを企画。ほかにも、2月に広島平和記念公園を出発し、12都府県を回って5月4日に幕張に到着する平和の行進「ピースウォーク」の参加者や、海外からの会議参加者の千葉でのホームステイの受け入れ先の準備なども担当している。
 同会議日本実行委員会事務局長で、ピースボート共同代表の川崎哲さんは「9条世界会議はボランティアから賛同金まで一人ひとりの協力が重要。地元の人脈を生かした実行委員会の協力は心強い。参加者を一人でも増やして盛り上げてほしい」と期待する。
 舘さんは「ボリビアの新憲法に、9条にならった戦争放棄を盛り込む意向を大統領が示すなど、9条の精神は世界に確実に広まりつつある。会議を機に戦争に何の意味があるのか、多くの人に考えてもらいたい」。木村教授は「千葉は地元なのにこの会議を知らない人が多い。1万人の参加を目標に、地元の私たちが多くの人に呼びかけたい」と意気込む。
 12日午後2時から、千葉市中央区の市生涯学習センターで、会議運営などのボランティア説明会を実施する。

自費出版:人生に影の戦争… 津の松岡さん「八十八歳の思い」/三重
[毎日新聞 2008年4月10日 地方版]

 津市八町の市民団体顧問、松岡勉さん(88)が出征した際の思い出などを記した「八十八歳の思い」を自費出版した。本を書くのは初めてという松岡さんは「私の人生に大きな影を落とした戦争への思いなどを記した」と話している。
 松岡さんは現在の津市生まれ。京都商業実務学校を卒業後、1940年に中国に出征した。46年に復員し、県職員として松阪保健所などで勤務した。退職した80年からは「九条の会」などで市民運動に携わってきた。
 「昭和20年の私」と題した章では、中国で終戦の報を聞き「(日本に)有利な状況で戦争が終わった」と話す上官に、通信を担当していた松岡さんが「無条件降伏です」と説明し、怒った上官が松岡さんに刀で切りつけようとする情景が生々しく書かれている。他にも今の政治への思いなどが書かれている。
 送料を除き無料で配布。〔三重版〕

九条の会が有村治子議員に抗議声明…「靖国」めぐり
[2008年4月10日17時55分 スポーツ報知]

 映画「靖国 YASUKUNI」をめぐり、映画監督や脚本家らでつくる「映画人九条の会」は10日、自民党の有村治子参院議員が理不尽に九条の会を非難したとして、抗議声明を発表した。
 声明によると、有村議員は3月27日の参院内閣委員会で、「靖国」が日本芸術文化振興会の助成を受けた経緯を追及。助成の承認にかかわった専門委員の一人が九条の会メンバーであることを取り上げた。
 声明は「(九条の会について)特定の政治的イデオロギーに立つ活動だと断じ、国会で問題にするとは、まさに異常な事態」などと抗議した。

県弁護士九条の会:イラク戦争の「不都合な現実」――12日、イベント開催/静岡
[毎日新聞 2008年4月8日 地方版]

 「県弁護士九条の会」(大多和暁事務局長)は12日、静岡市葵区の静岡音楽館AOIで、イラク戦争について考えるイベント「不都合な現実」を開催する。フリージャーナリストの西谷文和さん(47)が現地で撮影した映像を上映した後、ラジオパーソナリティーの中村こずえさんと対談し、イラクの現状を伝える。
 NGOの「イラクの子どもを救う会」代表を務める西谷さんは今年3月にイラク入りし、開戦から5年を経たイラク市民の生活などを取材した。西谷さんは「現在進行形の戦争の実態を戦争を知らない若い人たちに見てほしい」と話している。
 同会は県内の弁護士約100人で構成する憲法9条の改憲に反対する団体。「平和とは何か、真の国際貢献とは何かについて考えてほしい」と来場を呼び掛けている。午後1時半?4時。入場無料。定員300人。問い合わせは静岡合同法律事務所。

シャンソンのつどい:憲法9条の大切さ訴え――13日、尼崎/兵庫
[毎日新聞 2008年4月7日 地方版]

 憲法9条の大切さを訴える「平和を願うシャンソンのつどい」が13日午後2時、尼崎市大西町1の立花地区会館で開かれる。無料。
 同市立花地区の住民約250人でつくる「立花9条の会」の主催。会員が9条の意義を訴えて会の活動を紹介し、シャンソン歌手のウエマツ奈加子さんが「ラ・ボエーム」「愛する人に歌わせないで」などを歌う。

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