Archive for 2008年7月

日本人の勤勉さが失われてしまう…?!

2008年7月31日(木) 22:39:54

読売新聞が、日本人の「勤労観」について世論調査を実施。

これまでの同様の調査と一番の違いは、「日本人の勤勉さがこれからも続くと思うか?」の質問。これまでは、50%以上が「続くと思う」と回答していたが、今回はわずか35.2%。逆に、「そうは思わない」は、これまで33.4%から40.8%へと増えてはいたものの、61.0%と初めて50%を超えた。

しかし、これは「勤労観」の問題だろうか? 非正社員が3分の1を超えるようになって、働いても働いても報われることが少なくなる一方、株などで大金を手にする人間が現れるようになったのでは、誰だって、「勤勉さが続く」とは思わなくなるだろう。そういう社会の変化の反映と見るべきだろう。

日本人「勤勉続くと思わない」61%…読売調査(読売新聞)
「年間連続調査・日本人 (8)勤労観」 2008年7月調査(面接方式)(読売新聞)

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厚労省、「労働者派遣制度研究会」報告書を公表

2008年7月30日(水) 23:45:27

厚生労働省の「今後の労働者派遣制度の在り方に関する研究会」報告書。いまは読んでる時間がないので、とりあえずリンクを貼り付けておきます。(^_^;)

厚生労働省:「今後の労働者派遣制度の在り方に関する研究会報告書」について

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日本経団連 消費税増税を求める

2008年7月30日(水) 23:29:13

日本経団連の「富士夏季フォーラム」のアピール。

資源・エネルギー問題(絶対に「地球環境問題」と言わない)の解決として、原子力の利用をくり返し強調している。食糧価格の高騰を「農業の改革」の「絶好の機会」だと言ってすませるセンス。「税・財政・社会保障の一体改革」の名のもとに、消費税増税を求めている。

日本経団連:アピール2008 ?グローバル化の中での日本企業の針路? 2008-07-25

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親水公園は住民運動の成果でもあった…

2008年7月30日(水) 21:45:48

突然の増水で子どもたちが流された都賀川の親水公園は、実は、川を守る住民運動の成果でもあった。テレビのニュースには、この運動をすすめてきた男性が映っていたが、「30年やってきたことはなんだったのか」と呆然とされていた。

インターネットを探ってみると、今年4月の読売新聞の記事が出てきた。そこでは、「『死の川』再生絶好の教材」として紹介されている。

「死の川」再生絶好の教材<1>灘区・都賀川住民行政一体取り組み(読売新聞)

他方で、こんなブログの記事に行き当たった。

ナダタマ – [020810-132]都賀川がキレた日 – 2002 > 2002年8月 – naddistアーカイブス

2002年8月の記事だが、1時間17mmの雨で、突然増水したという。記事の文面だけからは、どれぐらいの増水だったかは不明だが、今回の事故と同じような突然の増水が過去にも起きていたことが分かる。

こうした情報がしっかりと共有されていれば、今回も雨が降り出した段階で河川敷から避難することができたかも知れないと思うと、残念でならない。

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やっぱり夏休み…?

2008年7月30日(水) 08:32:35

昨日夜中に雨が降ったせいか、今朝は心なしか涼しく感じます。

それにしても、駅前の駐輪場がガラガラになってきました。通勤電車も少し空いてきたような気がします。

う〜ん、やっぱり世間は夏休みモードに入ったようですね。(^_^;)

WTO交渉が決裂

2008年7月30日(水) 07:10:47

WTO閣僚交渉が最後の土壇場で決裂。

直接の要因は、発展途上国に認められる農産物の緊急輸入制限措置について、アメリカが条件を厳しくして発動しにくくしようとしたのにたいして、中国やインドが反発したためだが、工業産品の輸出自由化のために農産品が関税引き下げの犠牲にされるという構図そのものに根本的な問題がある。

WTO交渉決裂、米と中・印が対立(TBS News-i)
WTO閣僚会合決裂 インド・中国と米、対立とけず(朝日新聞)

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6月失業率4.1% 1年6カ月ぶりの水準に

2008年7月29日(火) 22:08:11

6月の失業率は0.1ポイント悪化して4.1%に。これは1年6カ月ぶりの水準。新規有効求人も減少しています。

他方で6月の消費支出は前年比実質-1.8%で、こちらは4カ月連続で前年比マイナスです。とくにガソリン、パン、カップ麺の消費が減っていることが目立つとのこと。いよいよ物価が上がり始め、庶民はますます消費を節約するしかありません。

6月の失業率4.1%に悪化 0.1ポイント上昇(NIKKEI NET)
6月全世帯消費支出は前年比実質‐1.8%=総務省(ロイター)

総務省発表のデータはこちら↓。どちらもPDFファイルが開きます。
労働力調査(速報)2008年6月分結果の概要 (PDF:55KB)
家計調査報告(二人以上の世帯)2008年6月分速報(PDF:40KB)

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都賀川事故の続報

2008年7月29日(火) 21:38:23

兵庫県神戸市・都賀川の突然の増水で、子どもたちが流された事故。今朝の「朝日新聞」には、そのときの様子が詳しく紹介されていました。

事故は、子どもたちを河川敷から避難させていた最中におきたようです。雨が降り出したときに、すぐに引き上げていればと悔やまれます。

濁流、逃げる子どもをのむ 神戸・都賀川の増水(朝日新聞)
「受け入れられない」悲しみ広がる…鉄砲水4人死亡(読売新聞)
夏休みの学童保育、頭悩ます 神戸の濁流死亡事故(朝日新聞)

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新日鉄八幡製鉄所で火災事故

2008年7月29日(火) 20:47:36

新日鐵八幡製鉄所で火災事故が発生。コークス炉で発生したコークスガス(水素+メタン+一酸化炭素など)が燃えつきるまで、丸一日かかる見込み。とりあえず負傷者がいないということだが、大量のススなど周辺の大気汚染は大丈夫だろうか。

それにしても、製鉄所関連の事故が今年だけで13件というのはちょっと多すぎるのでは? リストラ、リストラで、生産現場はどうなっているのか、あらためて真剣に点検してもらいたい。

北九州市戸畑区の新日本製鉄八幡製鉄所で火災が発生 鎮火は30日朝か(FNNニュース)
鋼材供給に痛手の恐れ 新日鉄八幡火災(朝日新聞)
消すと一酸化炭素発生の恐れ 鉄鋼業界の火事今年13件(朝日新聞)

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厚労省、日雇い派遣原則禁止の方針

2008年7月28日(月) 20:09:28

厚生労働省の研究会が、日雇い派遣および30日以内の短期派遣を原則禁止する報告書をまとめました。NHKニュースが指摘するように、この分野では規制緩和ばかり続いていたのが、初めて規制強化に転ずることになります。

しかし、日雇い派遣や短期派遣を原則禁止するだけでは、「例外」と称してグレーゾーンが広がる危険性があります。1999年の派遣業種の「原則自由化」を見直して、派遣事業は専門職種に限定すべきだと思います。

他方、7月中旬時点で、グッドウィルの登録スタッフ6100人のうち半数近くがまだ新しい職場が決まっていないそうです。日雇い派遣禁止の議論とともに、いま日雇い派遣でしか働くことのできない人たちが仕事がなくて暮らせないということにならないように、しっかりした対策が必要です。

「30日以内の短期派遣も原則禁止に」(TBS News-i)
“日雇い派遣原則禁止”提言(NHKニュース)
派遣労働規制、期間1カ月以内を原則禁止 厚労省方針(NIKKEI NET)
グッドウィル月末廃業、派遣3000人が次の職場決まらず(読売新聞)

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神戸・都賀川で子どもらが流される

2008年7月28日(月) 19:42:40

北陸や近畿で激しい雨が続いていますが、兵庫県神戸市の都賀川で、突然の増水で子どもらが流され、子ども3人と女性1人が犠牲になったそうです。

高校生の頃、ほっつき歩いたこともある場所だったので、本当にびっくりしました。

大雨:神戸・都賀川が増水 子供3人と女性死亡(毎日新聞)

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WP 2.6にしたらタグ名が表示されない?!

2008年7月27日(日) 12:09:48

WordPress2.6にしたら、日本語のタグ名が表示されなくなっていました。(いままで気づかなかったけど…)

え??!! と思って、WordPress日本語フォーラムを探したら、しっかり解決されていました。さすが!! (^_^;)

WordPress > フォーラム ? WP 2.6 でタグ名が表示されない(2バイト文字を含む場合)

ということで、さっそくファイルを入れ替え。無事解決されました。m(_’_)m

出ました!! 祥伝社新書『小林多喜二名作集』

2008年7月26日(土) 23:16:16

『小林多喜二名作集「近代日本の貧困」』(祥伝社新書)
『小林多喜二名作集「近代日本の貧困」』(祥伝社新書)

祥伝社から新書で『小林多喜二名作集「近代日本の貧困」』が出ました!!

「『蟹工船』だけじゃない…… こっちの多喜二もエキサイティング」という帯で、多喜二の小説・評論10編が収められています。

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地震が起きたとき、工場はフル操業だった…

2008年7月26日(土) 21:36:26

公開するのをすっかり忘れてました…。(^_^;)

岩手県北部地震が起きたのは、深夜0時24分。しかしそのとき、トヨタ系子会社の関東自動車工業の工場では、1,300人が仕事の真っ最中だった。

マルクスは『資本論』で、機械の導入が労働時間の制限をなくして、深夜労働、24時間連続労働をもたらすと指摘しているが、まさにそのとおりの事態だった訳である。

各企業の生産設備などにも被害、夜勤作業打ち切りも(読売新聞)

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ユダヤ人絶滅の専門部隊としての武装SS

2008年7月25日(金) 22:57:01

芝健介『武装親衛隊とジェノサイド』(有志舎)
芝健介『武装親衛隊とジェノサイド』(有志舎)

少し前に、『ホロコースト』(中公新書)の感想を書きましたが、同じ著者のさらに新しい本です。

テーマは、ヒトラー・ナチスの武装親衛隊(武装SS)。親衛隊(SS)といえば、ナチスのユダヤ人虐殺などを担った中心組織の1つとして知られていますが、その武装組織であるはずの武装SSについて、「武装SSは、SSの一翼組織ではなく、栄光あるドイツ国防軍の一部だった」という“伝説”がいまでもあるそうです。しかし、それは本当なのか? それを徹底的に明らかにしています。

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オーケストラ楽団員の平均年収

2008年7月25日(金) 19:57:59

今日の「朝日新聞」生活欄の「働く」シリーズで、「揺らぐ音楽家の地位」という記事が載っています。

そのなかで、オーケストラ楽員の平均年収の表が出ていました。

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また東北で震度6強の地震

2008年7月24日(木) 00:47:34

気象庁 地震情報(2008年7月24日午前0時37分発表)
気象庁地震情報(2008年7月24日午前0時37分発表)

24日午前0時26分頃、岩手県沿岸北部を震源とするM6.8の地震が発生。岩手県洋野町で震度6強を、青森県八戸市で6弱を観測しました。

震度5強以上になると、地震による被害が出ることが多くなるので、心配です。

気象庁|地震情報(2008年7月24日00時37分発表)

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本日のお買い物

2008年7月23日(水) 23:33:14

雨宮処凜解説『蟹工船』(金曜日)『WordPress2.5でつくる! 最強のブログサイト』
金曜日刊・小林多喜二『蟹工船』(左)と『WordPress2.5でつくる! 最強のブログサイト』(右)

まず1冊目(左)は、最新版の小林多喜二『蟹工船』(金曜日刊)。(^_^;) 最新版だろうがなんだろうが蟹工船のストーリーが変わるわけはありませんが、注目は、雨宮処凜さん解説。とりあえず、彼女の解説だけ目を通しましたが、『蟹工船』がなぜいまの若者にうけるのかを、非正規で働く若者たちの生々しい実態を重ねつつ明らかにしていて、なかなか読み応えがありました。

2冊目(右)の『WordPress2.5でつくる! 最強のブログサイト』は、WordPress解説本の最新バージョン。WordPressの方はすでに2.6になっていますが、2.5でダッシュボードのデザインその他大きく変更されたので、これからWordPressを始めるという人には絶対お薦め。

もちろん、オイラのように、以前からWPを使っているが最新機能をよく理解していないというユーザーにも必須の1冊? これから読んで勉強します。(^_^;)

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これは必読文献! 豊下楢彦『昭和天皇・マッカーサー会見』

2008年7月23日(水) 23:05:47

豊下楢彦『昭和天皇・マッカーサー会見』(岩波現代文庫)

1945年9月27日、昭和天皇が初めてマッカーサーを訪問する。このとき、天皇が「私は、国民が戦争遂行にあたって政治、軍事両面で行なったすべての決定と行動に対する全責任を負う者として、私自身をあなたの代表する諸国の採決にゆだねるためにおたずねした」と発言したとされる。しかし、この記述の元になったマッカーサーの『回想記』には、事実関係と矛盾した記述が多いという。

それでは、実際には、昭和天皇はマッカーサーとの会見で何をしゃべったのか? 第1回会見の記録は、2002年10月に初めて公開された。さらに、2002年8月に、朝日新聞が、1949年7月の第8回会見から通訳を務めた故松井明氏の記録(写し)を入手し、その概要が公表された(ただし、同写しの全文はなお公表されていない)。

本書は、こうした資料にもとづいて、占領下あるいはサンフランシスコ講和条約締結前後の時期に、昭和天皇が主体的・能動的にはたした政治的役割を探究している。

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歴史的な世界をとらえるのは難しい

2008年7月22日(火) 23:42:07

大橋幸泰『検証 島原天草一揆』(吉川弘文館)日下力『いくさ物語の世界』(岩波新書)
左=大橋幸泰『検証 島原天草一揆』(吉川弘文館)、右=日下力『いくさ物語の世界』(岩波新書)

最近、読んだ歴史に関する本2冊。

1冊目は、吉川弘文館歴史文化ライブラリーの『検証 島原天草一揆』(大橋幸泰著)。寛永14年(1637年)から翌15年にかけて起きた、いわゆる“島原の乱”がテーマ。一揆が起きたときには、幕府・藩はキリシタン一揆だとみなしていたのに、のちに一揆が伝承化されたときには藩の苛政が原因だとされた。著者は、この“ねじれ”に注目して、17世紀前半という時期におきたこの“乱”の独自の歴史的性格があるとする。

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