コバケンは読響の指揮台でも踊っていた…

アリーナ・ポゴストキーナ(読売日響『月刊オーケストラ』2008年7月号から)

アリーナ・ポゴストキーナ

七夕の夜、読響のコンサートで池袋の芸術劇場へ行ってきました。プログラムは、以下のとおり。ヴァイオリン独奏はロシア出身のアリーナ・ポゴストキーナ。指揮は、小林研一郎氏。(今年25回目のコンサート)

  • リムスキー=コルサコフ:スペイン奇想曲 op.34
  • モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第4番 ニ長調 K.218
  •    (休憩)
  • リムスキー=コルサコフ:交響組曲〈シェエラザード〉 op.35

えっと、まず、このプログラムがよう分かりまへん。リムスキー=コルサコフのあいだに、モーツァルトをはさむという趣向が…。しかも、モーツァルトの数ある作品の中でも、後期の作品ならまだしも、ヴァイオリン協奏曲はみんな彼が19歳のときの作品。モーツァルトらしさ満点で、悪い作品ではないのですが、いかんせん、やっぱり深みがない。そのうえ、当日の演奏では、8-6-4-2-1の極端な小編成。前後のリムスキー=コルサコフのときはフルメンバーだったので、ちょっとアンバランスが大きすぎました。(^_^;)

それから、ソリストのアリーナ・ポゴストキーナ。25歳の若手、美形のヴァイオリニストですが、この日は、少々固かったというか、モーツァルトでいっぱいいっぱい、という感じで、それもあってますます、リムスキー=コルサコフとの格差が目立ってしまいました。

それよりも驚いたのは、会場が一杯だったこと。4月のスクロヴァチェフスキのときはともかく、5月、6月と、けっこうあちこち(とくに3階席)に空席があったのに、この日は、もう満杯! しかも、演奏が始まる前から、異常な盛り上がり。

やっぱりこれって、コバケン人気?! そう思ってみると、お客さんも、いつもとはちょいと雰囲気が違う…。演奏中にひそひそ話す人、拍子を取る人、椅子の上で片膝建ててる人…。なんじゃ、こりゃ?!

ちなみに、コバケンさんは、読売日響の舞台でも、指揮台の上で、猫背、中腰で、左手をだらりと下げて、踊っておられました…。

【演奏会情報】 読売日本交響楽団第152回東京芸術劇場名曲シリーズ
指揮:小林研一郎/ヴァイオリン:アリーナ・ポゴストキーナ/コンサートマスター:デヴィッド・ノーラン/会場:東京芸術劇場大ホール/開演:2008年7月7日 午後7時?

【関連ブログ】
本日のムッシュー : コバケンmit読響定期@サントリー
ロマン派クラシックの聴き歩き : 拍手のタイミングも指揮するコバケンさんの振り

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