新銀行東京に口利きをして、企業から献金をもらった人

新銀行東京に口利きをした自民党、民主党、公明党の都議らに、融資を受けられた企業から献金がおこなわれていたことが判明。口利きは、都が400億円の追加出資を決めた今年3月以降も続いているそうだ。

10万円程度の献金で、銀行から融資が受けられるのなら、企業にとっては安いもの。議員にしてみれば、電話一本するだけ。しかし、新銀行東京の原資は都民の税金。それを食い物にすることは許されない!!

融資口利き500社超 新銀行東京に都議や国会議員(朝日新聞)
新銀行東京:融資口利きの都議ら、8社から献金164万円(毎日新聞)
新銀行東京融資先から11都議に献金 5人口利き認める(朝日新聞)
新銀行東京の融資先も献金 自民、民主の政党支部に(MSN産経ニュース)

融資口利き500社超 新銀行東京に都議や国会議員
[asahi.com 2008年9月17日17時17分]

 新銀行東京の複数の元幹部や関係者の証言から、05年の同行開業以降、東京都議や国会議員側から500社を超える融資への口利きが行われていたことが分かった。議員や議員秘書らからの口利きについては毎月、行内で件数や内容が報告されていたという。
 新銀行元幹部によると、議員側は都を通じて銀行側に連絡するのが一般的だった。新規融資だけでなく、利下げや返済期間延長などの話もあった。ある行員によると、都が400億円の追加出資を決めた今年3月以降も都議の口利きは続いているという。
 都議らの紹介で融資した企業の不良債権比率は、紹介がなかった企業と比べると高いとされているという。
 口利きした都議の所属政党は、自民、民主、公明があり、議員たちは「企業から、紹介がないよりあった方がいいと言われ、都に連絡した」「困った支援者を突き放すわけにはいかない」と語った。
 都議の口利きを仲介した都産業労働局は「融資するかどうか判断するのは銀行側で、紹介自体に問題はない」。新銀行は「紹介があろうとなかろうと同様の審査をしている。審査結果はコンプライアンス委員会に報告されて適正であることを確認している」という。(別宮潤一、根本理香)

新銀行東京:融資口利きの都議ら、8社から献金164万円
[毎日新聞 2008年9月17日 15時00分(最終更新 9月17日 15時11分)]

 東京都が出資して設立した新銀行東京(新宿区)に対し、都議らが融資の口利きをした企業から政治献金を受けていた問題で、07年にも衆院議員や都議ら計7人が代表を務める政党支部や後援会が、融資の相談を受けた計8社から計164万円の献金を受け取っていたことが分かった。うち5社は融資が実行されたことも判明。いずれの議員も「見返り」ではないと説明しているが、新銀行への政治的介入の実態解明を求める声が上がっている。
 都選挙管理委員会が17日公表した07年分の政治資金収支報告書や関係者の証言などによると、献金を受けたのは▽自民党の衆院議員1人、前都議の区長1人、都議3人▽民主党の都議1人▽公明党の都議1人。計8社から3万?52万円の献金を受けた。うち自民党の衆院議員と都議2人は04?06年にも、同じ企業から33万?132万円の献金を受けた。
 07年に都内の不動産管理会社から計52万円の献金を受けた自民党都議は、新銀行側に同社が受けている融資の条件を緩和するよう口利きしたことを認めたうえで、「お金を借りようとしている人から見返りをもらうなんて論外。苦労をしている人に政治家として精いっぱいのことをしたまで」と献金との関連を否定している
 前自民党都議の区長は07年5月、融資の相談を受けた電機関連会社から、自ら代表を務める党支部に3万円の献金を受けた。同社は融資を受けたが、区長は「通常の都政相談の一つとして窓口を紹介しただけ」と説明。同4月、公明党都議が代表を務める党支部に20万円を献金した都内の飲食業者は「相談はしたが融資は受けられなかった。公明党を支持しており、献金は陣中見舞い。融資と関係ない」と話している。
 新銀行東京総合企画部は「どこからの融資の紹介でも厳正な審査をしている。政治献金問題は了知していない」とコメント。岩井奉信・日本大教授(政治学)は「不正かどうかは別にして、こうした献金は口利きとのつながりを連想せざるを得ない。新銀行東京の経営危機にこうした政治的介入も寄与したとすれば、事実関係を解明すべきだ」と指摘している。

新銀行東京融資先から11都議に献金 5人口利き認める
[asahi.com 2008年9月17日15時0分]

 東京都が1400億円を出資した新銀行東京の融資先の企業やその経営者から05?07年、東京都議11人が関連する政治団体や政党支部などに献金を受けていたことが東京都選挙管理委員会が17日に公表した政治資金収支報告書などから分かった。このうち現都議4人と前都議1人は、献金元企業への融資に関し、都側に口利きをしていたことなどを認めた。
 5人は、献金と口利きとの関係を否定。しかし、新銀行は1千億円を超える巨額の赤字を出して都税を無駄にしており、経営を監視する立場の都議が、融資の口利きをした企業から献金を受けるのは不適切という指摘もある。
 05?07年分の政治資金収支報告書と、朝日新聞が入手した新銀行の一部の融資先リストによると、献金を受けた都議は自民党が9人、公明党が2人で、献金額は年1万?52万円。05?07年の最高は計136万円だった。一方、国会議員5人も献金を受けていた。自民党3人、民主党2人で、額は年3万?50万円。
 都議、国会議員側に献金したのは計17の法人・個人となり、3年間の献金額の合計は376万円だった。
 公明都議は05年6月、東京都新宿区の計量機器販売会社の社長から10万円の個人献金を受けた。都議によると、この献金は05年7月の都議選の陣中見舞い。当選直後、社長から「新銀行から借りられないか」と相談され、都の担当者に「相談に乗ってほしい」と伝えた。間もなくして融資が行われたが、会社は06年3月に破綻(はたん)したという。
 都議は「融資の可否は銀行しだい、と社長に断った。その上で議員として誠実に対応しただけ」と語った。
 自民都議は05?07年に計136万円の企業献金を受けた東京都港区の警備会社の社長から、新銀行から受けている融資の返済条件の変更を相談され、都に口利きした。同社は新銀行から借りた計4500万円について返済条件の変更を申し入れたが数カ月間返事がなく、都議が都に連絡した後、条件変更ができたという。同社社長は「都議には何十年も献金している」と語り、都議は「支援者の相談に応じるのは当然」と言った。
 東京都中央区の機械製造会社は06年5月、都議が代表の自民党支部に3万円の企業献金をした。同社によると、都議に新銀行への紹介を頼み、同年夏ごろに数千万円の融資を受けた。都議は「紹介しても融資を断られた企業もある。銀行側への圧力には当たらない」と話している。(大隈崇)

新銀行東京の融資先も献金 自民、民主の政党支部に
[MSN産経ニュース 2008.9.17 09:28]

 経営再建のため、東京都が400億円を追加出資した新銀行東京から融資を受けるなど取引のある8社が、自民党や民主党の政党支部に献金していたことが17日、都選管に提出された政治資金収支報告書で分かった。
 平成19年から17年までの報告書によると、新銀行から融資を受けていた都内の建設会社など8社は自民党武蔵野市第二支部など自民の7支部と民主の4支部に延べ12回、500万?7万円を献金。港区のセキュリティーサービス会社は18年12月、民主党東京都第16区総支部に10万円を献金したが、7カ月後に破産手続きの開始が決定された。総支部の代表者の元衆院議員は「新銀行への口利きはないし、経営状態も知らなかった」と話している。自民党支部に献金していた港区の広告制作会社などは「口利きは頼んでいない」と説明。取材に応じた自民の都議や民主の衆院議員らも口利きを否定した。

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