何が彼女をそこまで追い詰めたのか…

福岡市の公園で小学校1年生の男児が殺されていた事件で、母親が逮捕された。

事件直後からその可能性も考えられたが、できればそうでないことを願っていただけに残念でならない。男児は特別支援学級に通っていたそうだ。障害については詳しく報道されていないが、子どもが走り回ったり騒いだりするときに、僕たちが何気なく差し向ける“迷惑”そうな視線が、母親を追い詰めていったのかも知れない。そう思うと、本当にやりきれない気持ちになる。

小1殺害で母親逮捕、「将来を悲観」(TBS News-i)

小1殺害で母親逮捕、「将来を悲観」

[TBS News-i 最終更新:2008年9月22日 18時41分]

 福岡市の公園で小学1年生の男の子が殺害された事件で、逮捕された母親は調べに対し、「将来を悲観し、子どもを殺して自分も死のうと思った」と供述しているということです。
 22日午前8時25分、富石薫容疑者が捜査員に手をとられながら車へと乗り込んでいきます。
 「捜査本部は被疑者を逮捕しました。会社員、富石薫容疑者、35歳」(捜査本部の会見)
 今月18日、福岡市西区の公園で小学1年生の富石弘輝君(6)が首を絞められ、殺害された事件。逮捕されたのは、母親の富石薫容疑者(35)でした。
 事件当日、学校から戻った弘輝君と一緒に公園に散歩に出かけたという薫容疑者は、当初、「トイレに行った2?3分の間に、姿が見えなくなった」と説明していました。
 しかし、弘輝君が発見されたのが薫容疑者が使用したというトイレのすぐ裏だったことや、弘輝君に抵抗した形跡がないことなど、不自然な点が少なくありませんでした。
 「(子供会で絵を配りに行ったとき)飛び出すと危ないから、『待ちなさい』と腕を引っ張ったら、『離せー』と言っていたから、知らない人に襲われたら声は上げると思う」(子供会の関係者)
 事件当日の任意の事情聴取では、関与を否定した薫容疑者。警察は通夜と葬儀の日には事情聴取を控え、21日改めて話を聞いたところ一転して、殺害を認める供述を始めたということです。
 弘輝君は1つのことに集中できなかったり、予想できない行動をとることがあり、小学校では特別支援学級に在籍していました。また、薫容疑者自身も難病を患っていると言います。
 「難病を持っていると、本人は言っています。そういうことから自分のことと将来を悲観して、子どもも殺して自分も死のうというようなことで、今回殺害に至ったようであります」(福岡県警捜査一課 花田利夫課長)
 将来を悲観して衝動的に無理心中を図ろうとしたと、供述している薫容疑者。しかし、GPS機能がついた弘輝君の携帯電話を雑木林に捨てた上で、自分の携帯電話でその位置を検索してみせるなど、発見を遅らせようとしていたこともわかっています。
 警察は今後、殺害の計画性などについて追及する方針です。
 一方、母親が逮捕されたことに弘輝君が通っていた小学校の保護者や関係者には、ショックが広がっています。
 「一番、あってはいけないこと。何のコメントもできないですね」(保護者)
 「母親にしかわからない問題、ストレスがあったんでしょうね。発作的にやったことかもしれませんしね」
 「一番信頼している母親の手にかかって、短い命を失ったとするなら、こんなに悲しいことはないと思っています。お母さん(薫容疑者)がそこまで苦しんでおられたとするならば、学校にもそういうお話をしていただけると助言ができたのかなと」(弘輝君が通っていた内浜小学校 田崎賢吾校長)
 最も身近で信頼する母親に、殺害された弘輝君。何が薫容疑者を、それほどまでに追い詰めたのでしょうか。(22日17:54)

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