コンサート あれこれ

世の中が、解散・総選挙モード一色なのに、いろいろとコンサートに通っております。(^_^;)

別に、サボってる訳じゃないんです。読響のスクロヴァチェフスキ公演の3コンサートのチケットを押さえたあと、新日本フィルの定期を申し込んだら、それも9月シーズン開始で、あれやこれや全部重なって、今月だけで7コンサートということになってしまいました。仕事も忙しくなるし、出張2つに、短い連載原稿を抱えて、いささかへばっております。

ということで、7日の東フィルのコンサートの後をまとめて投稿します。

まず10日に、スクロヴァチェフスキの指揮で読響のコンサート(サントリー・ホール)。今年30回目のコンサート。

  • ブラームス:交響曲第3番 ヘ長調 op.90
  • シマノフスキ:ヴァイオリン協奏曲第1番 op.35
  • ショスタコーヴィチ:交響曲第1番 ヘ短調 op.10

ヴァイオリンは、カザフスタン生まれのアリョーナ・バーエワ。シマノフスキはポーランドの作曲家で、この作品は1916年の作曲ということなので、第1次世界大戦戦後の民族独立の動きが盛んな時期。ということで、プログラム・ノーツによれば、独奏ヴァイオリンは大編成のオーケストラの「響きに埋もれることなく、技巧的で抒情豊かな旋律を奏でていきます」とのことでしたが、この日のアリョーナ・バーエワの演奏はやや埋没気味。最後の山場のカデンツァも、もうひとつ盛り上がりませんでした。

3曲目、ショスタコーヴィチの第1番は、彼の音楽院卒業作品。ナマで聴くのは3度目。ショスタコーヴィチらしい「諧謔味」もありますが、それでも後年のような深刻さがないのが特徴。

しかし、この日の演奏で一番良かったのは、1曲目のブラームス。ブラームスの交響曲の中でも、ある意味一番艶っぽい3番なのに、これが非常に清浄な雰囲気で演奏されていました。

続いて12日は、日フィルの定期演奏会。(サントリーホール、今年31回目のコンサート)

  • シューベルト:交響曲第7番 ロ短調 《未完成》
  • ブルックナー:交響曲第9番 ニ短調

シューベルトとブルックナーの「未完成」プログラムというのは、決して悪いプログラムじゃないのですが、ちょっとワンパターン…。
ハルトムート・ヘンヒェンの指揮によるブルックナーは、実に不思議な演奏。ブルックナーだ!! といって、力の入るようなところが何もなくて、実に淡々とした演奏。ここが悪いというようなところはないのですが、どこか違う…。う〜ん、なんだろう?

シューベルト「未完成」は、日フィルの管の音が少々バラけてしまったのが残念。

16日には、スクロヴァチェフスキ第2弾!! ということで、池袋の東京芸術劇場へ。(今年32回目)

  • シューマン:交響曲第2番 ハ長調 op.61
  • R・シュトラウス:交響詩〈ツァラトゥストラはかく語りき〉 op.30

この日の演奏は…… 忘れました。(^_^;)
「ツァラトゥストラ」は、映画「2001年 宇宙への旅」のオープニングで使われて、すっかりイメージが固まってしまったところがあり、何度聞いても、いまひとつ何が言いたい作品なのか、よく分かりません。読響のプログラムノーツも、導入部以下の各部のテーマを書くだけで、これじゃ、いま曲のどの部分が演奏されているか分かりませ?ん。もうちょっと丁寧な解説をお願いします。m(_’_)m

そして、昨日、スクロヴァチェフスキ第3弾!!! (サントリーホール、今年33回目のコンサート)

  • ブラームス:ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 op.15
  • ブルックナー:交響曲第0番 ニ短調

前半、ブラームスのピアノ協奏曲は、いろいろ思い出してみても、どうやら聴くのは初めて。第1楽章はいまいちイメージがつかめませんでしたが、第2楽章アダージョは非常に素晴らしい。連続して突入する第3楽章との対比も含めて、もう一度じっくり聴いてみたいと思いました。ピアノ独奏は、ジョン・キムラ・パーカー。カナダ生まれの日系人。見かけは、どこかの飲み屋の大将のような、ちょっと脂ギッシュなオジサンですが、力強くかつ渋くて、なかなかの演奏でした。

後半は、ブルックナーが晩年になって若い時代の作品を整理しているときにみつけたもの。ということで「第0番」と呼ばれているのですが、作品としては、1869年の作曲で、第1番よりあとに完成したもの。で、聴いてみると、いろいろとブルックナーらしいところがあるのですが、なんかちょっと変?! という感じ。ニ短調ですが、どこかお陽気な雰囲気もあって、なんだか落ち着きません。ブルックナーは作品を書き直すので有名ですが、以前聞いた第3番の初稿と似たような雰囲気がありました。

演奏会には、読響正指揮者の下野竜也さんが聴きに来ておられました。休憩時間に、ほかのお客さんと一緒にインテルメッツォのカウンターに並んでおられました。

ということで、残りは、木曜日の新日本フィルと金曜日の都響の2つ。なんとか無事乗り切りたいと思います。

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