今週の「九条の会」(10月18日まで)

全国各地で草の根で活動している「九条の会」の活動を伝えるニュースを、インターネットのなかから拾い集めています。

作家の澤地さん、九条の意義訴え/京大会館で憲法講演会(京都新聞 10/18)
創氏改名の悲劇知って(朝日新聞 マイタウン神奈川 10/18)
ネットワーク:つどい/東京(毎日新聞 10/18)
教育子育て九条の会発足(しんぶん赤旗 10/17)
講演:9条の大切さ語る 経済同友会終身幹事・品川正治さん、江南で18日/愛知(毎日新聞 10/15)
平和フェスタin湖西:憲法9条の意味考える 講演会や演奏会も――来月8日/滋賀(毎日新聞 10/11)
新テロ法案を廃案に 御所南ピースウオーク(京都民報 10/11)

作家の澤地さん、九条の意義訴え/京大会館で憲法講演会

[京都新聞 2008年10月18日(土)]

 日本国憲法の平和主義について考える憲法講演会が18日、京都市左京区の京大会館であり、作家の澤地久枝さんが「憲法は守らなければ有名無実化するのは、自衛隊との関係で明らか。今こそ、九条をもっと生きたものにしなければならない」と訴えた。
 憲法学者で同志社大学長を務めた故田畑忍さんが設立した憲法・政治学研究会と憲法研究所が、研究会の設立50周年を記念して開き、約150人の市民が集まった。
 現在の世界情勢について、澤地さんは「戦争という手段を封印していないことが原因で危険な状態になっている。日本は戦争の枠外にいたのに、政治家が米国にくっつき、破滅が見え始めている」と指摘し、集団的自衛権行使などの憲法解釈にも触れ「憲法の日本語は美しい。拡大解釈はおかしい」と述べた。
 同じく九条の会の呼び掛け人だった作家の故小田実さんとの交友を振り返り、「彼は『われわれは小さな人間だが、大きな人間は小さな人間を使わないと何もできない』と言っていた」と、市民レベルでの護憲活動に期待を寄せた。

創氏改名の悲劇知って

[朝日新聞 2008年10月18日]

 日本が朝鮮半島を支配した時代の「創氏改名」や「皇民化政策」が招いた悲劇を描く演劇「族譜」が21日、藤沢市の湘南台文化センター市民シアターで開かれる。2年前に初演し、各地で上演している秋田雨雀・土方与志記念青年劇場(東京)を、市民らがつくった「青年劇場『族譜』を藤沢で観(み)る会」が招く。
 「族譜」は朝鮮で一族の代々の当主が家系図とともにそれぞれの時代の出来事を書き記し、子孫に伝えるもの。人気作家、梶山季之の小説を原作として、ジェームス三木が脚本を書き、演出する。
 観る会事務局長を務める藤沢市の元薬局役員、崎山稔さん(68)の長女が青年劇場で女優をしている縁もあり、公演が決まった。
 崎山さんによると、4年前に憲法誕生をテーマにした青年劇場の「真珠の首飾り」を藤沢で上演し、約千人が鑑賞。護憲を訴える「ふじさわ・九条の会」の結成につながった。同会や別の青年劇場の公演をしていた藤沢演劇鑑賞会のメンバーたちが、今回の観る会に参加している。
 物語は「創氏改名」に携わる日本人画家が、親日家ながら改名を拒む朝鮮の地主の説得にあたり、孫まで巻き込んだ軋轢(あつれき)の末に、地主が自殺に追い込まれる。
 ジェームス三木は「芝居のテーマは『国家とは何か』である」とし、今の日本人に想像力をふくらませるよう呼びかける。
 崎山さんはこれまで2度、この舞台をみている。6月に仕事から身をひいて時間に余裕ができたこともあり、準備の中心を務めた。「自分にも孫がいる。創氏改名という言葉は知っていたが、上からの植民地化がここまでのこととは驚いた」と話している。
 21日午後6時半開演。湘南台文化センターは湘南台駅から徒歩5分。前売りは一般3500円、学生・障害者2500円、当日はともに500円増し。問い合わせは観る会の斎藤隆夫さんへ。(山本真男)

「立教九条の会」第4回講演会

[毎日新聞 2008年10月18日 地方版]

 24日18時15分、豊島区西池袋3の34の1、立教大池袋キャンパス7号館7101教室。上原ひろ子前国立市長による「市民自治から憲法9条を実現する」。無料。

教育子育て九条の会発足

[2008年10月17日(金)「しんぶん赤旗」]

教育学者ら呼びかけ 憲法精神を現場に

 憲法の精神を子育てと教育の現場に生かすことを目的に「教育子育て九条の会」が教育学者の佐藤学さん、堀尾輝久さんら13人の呼びかけで発足し、16日、国会内で記者発表を行いました。
 呼びかけ人を代表して佐藤さんが「教育基本法が『改正』され、教育の根底が揺らいでいるなかで憲法の精神にのっとって教育を見直していきたい。教師が自由に社会に発言する基盤として発展させていきたい」と発足の趣旨を説明し、会の「呼びかけ」を読み上げました。
 呼びかけでは「憲法をよりどころにして、子どもたちの未来と日本社会の未来のために、少しでも教育をよりよいものにしようと願っている私たちが、それぞれの地域を基盤として連帯を広げてゆくことが、今ほど求められている時代はない」として、全国各地で会を組織することを訴えています。
 具体的な活動として(1)平和な社会を教育によって実現すること(2)子ども一人ひとりの学び発達する権利を保障すること(3)保育園、幼稚園、学校の組織と運営に民主主義を実現すること――を推進し、交流していくとしています。会では賛同人を呼びかけ、12月6日に全国交流集会を開くことを予定しています。
 呼びかけ人にはほかに池田香代子(翻訳家)、上原公子(元国立市長)、香山リカ(精神科医)、槙枝元文(元日教組委員長)、三上満(元全教委員長)、山田洋次(映画監督)の各氏がいます。

講演:9条の大切さ語る 経済同友会終身幹事・品川正治さん、江南で18日/愛知

[毎日新聞 2008年10月15日 地方版]

 護憲の立場から発言を続ける経済同友会終身幹事、品川正治さんの講演「戦争・人間・そして憲法9条」が、18日午後2時から江南市北野町の市民文化会館大ホールである。中国で兵士として戦った体験を持ち、世界経済にも詳しい立場から、憲法9条の大切さと意義を語る。参加協力費500円(高校生以下は無料)。
 一宮など尾張北部地域の六つの「9条の会」でつくる連絡会が企画した。
 品川さんは1924年生まれ。44年に徴兵され、中国戦線へ。戦場では手りゅう弾を身に着けて戦い、今も足に弾の破片が残っている。戦後は日本興亜損保(旧日本火災海上保険)の社長などを務めた。
 9条を知ったのは、復員船の中で憲法草案を新聞で読んだ時。「これなら生きていけると思った」と、当時の感動を振り返る。それでも、戦死した戦友への思いなどから、戦争や憲法について話すことはなかった。しかし、戦争経験者が年々減少するのを危惧(きぐ)し、数年前から積極的に発言するようになった。
 各地の講演会では「憲法9条だけはしがみついてでも守らなければならない」と訴えている。改憲の動きに対しては「なぜ変えようとするのか」と警鐘を鳴らす。さらに「イラクへの自衛隊派遣まで進み、9条の旗はぼろぼろだが、21世紀を考えた時、9条は世界を導く一つの理念となる」と、持論を語り続けている。【井上章】

平和フェスタin湖西:憲法9条の意味考える 講演会や演奏会も――来月8日/滋賀

[毎日新聞 2008年10月11日 地方版]

 湖西地域9条の会連絡会主催の「平和フェスタin湖西」が11月8日、大津市堅田2の市北部地域文化センターで開かれる。龍谷大法科大学院の森英樹教授が、憲法9条の意義や日本の軍事費の現状などについて講演。地元グループの演奏や合唱などを交え、平和を支える9条の意味を考える。入場無料。午後1時半?4時。
 大津市の堅田や高島市などの湖西地域の四つの九条の会が06年から始め、今年で3回目。森教授が「憲法9条の生命力」と題して講演する。大津市のリコーダー演奏グループ「イスタンピータ・リコーダーコンソート」や高島市の合唱団「たらちねの会」なども出演する。また、戦争の悲惨さを伝える紙芝居や高島市の自衛隊あいば野演習場の現状を伝える展示もある。
 同連絡会は「子どもたちに平和を伝えたい」と話している。問い合わせは、堅田九条の会副代表の岡本藤一さん。【近藤修史】

新テロ法案を廃案に 御所南ピースウオーク

[京都民報 2008年10月11日 13:39]

 「御所南ピースウォーク」が9日、秋晴れのなか開催されました。9月は雨天により中止となったので、2ヶ月ぶりの開催です。今回は9団体・30人の参加でした。
 デモ行進では、麻生内閣が総選挙で信任を得られれば、新テロ特措法案を通し、恒久派兵法を射程に入れ、引き続き自衛隊をイラクに派兵するという態度をとっていることを訴え、「自衛隊はイラクからひきあげよ!」、「新テロ法案を廃案にしよう!」、「平和的な国際貢献をしよう!」とシュプレヒコールしました。
 デモ行進後の集会では、自由法曹団京都支部・福山弁護士がほとんど議論がされないまま民主党が賛成にまわり、新テロ特措法をめぐって情勢が緊迫してきたと報告。この緊迫した情勢のなかで、新テロ特措法を廃案にするため、衆議院テロ対策特別委員に対し、要請・抗議文書を送るように呼びかけました。
 また、中京9条の会が、11月24日の「日本の青空」上映会の取り組みを紹介しました。(山崎)

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