マーラー、マーラーまたマーラー

東京フィルハーモニー交響楽団第42回東京オペラシティ定期演奏会

先日の都響マーラー1番に続いて、昨日は東フィル&チョン・ミョンフンでマーラーの第4番を、そして今日は、横浜方面での仕事が早く終わったので、当日券を買って日フィル横浜定期、沼尻竜典指揮で再びマーラー第1番を聴いてまいりました。(^^;)

まず昨日の東フィルのコンサート、プログラムは以下のとおり。

 ルトスワフスキ/ピアノ協奏曲
 マーラー/交響曲第4番 ト長調

ほいでもって、本日の日フィル横浜定期のプログラムは以下のとおり。

 ヴィラ=ロボス:《ブラジル風バッハ》第3番
 マーラー:交響曲第1番《巨人》

まず、東フィルのコンサート。これまでチョン・ミョンフン&東フィルのコンサートでは、なかなかこれ!という演奏に出会わなかったのですが、この日のマーラーは非常に端正に仕上がっていて、初めて納得のいくものでした。

で、プログラムノーツを読んで初めてわかったのは、4番は、ユーモラスでアイロニカルな作品だということ。第4楽章の歌詞も、対訳で読んでみると、意味もわからず聴いたのと全然印象が違っています。これまで何度も聴いてきた作品ですが、ようやく納得がいったという感じです。

ただ、ソプラノの森麻紀さんは、まったくの声量不足。まあ、これは昨日今日に始まったことではありませんが、狭いオペラシティのホールで、2階R1列の舞台真横に近い座席で、ほとんど聴きとれませんでした。

前半のルトスワフスキは、1913年生まれのポーランドの作曲家(1994年没)。ピアノ協奏曲は、この日のソリストクリスチャン・ツィメルマンに捧げられたものです。

日フィルの横浜定期ですが、前半、ヴィラ=ロボスはブラジル出身の作曲家。それを、やはりブラジル出身のピアニスト、クリスティーナ・オルティーズが演奏する、という趣向です。しかし、仕事の疲れでほぼ爆睡状態。(^^;)

後半、マーラー第1番ですが、先日の都響のとは違って、沼尻氏の指揮は非常に素直で、同時に超エネルギッシュ。ただ、金管の音がやや不安定だったことと、弦・管のアンサンブルや弦のタッチが少々ばらついた印象をもちました。それから、これはホールの関係かも知れませんが、、沼尻氏の指揮ほどには音が響いてこなかったのが残念でした。オケの編成も、14-12-10-8-7で、マーラーにしてはちょっと小ぶりだったように思います。

【演奏会情報】
◆東京フィルハーモニー交響楽団第42回東京オペラシティ定期シリーズ
指揮:チョン・ミョンフン/ピアノ:クリスチャン・ツィメルマン/ソプラノ:森麻紀/コンサートマスター:荒井英治/会場:オペラシティ コンサートホール/開演:2008年11月21日 午後7時?
◆日本フィルハーモニー交響楽団第242回横浜定期演奏会
指揮:沼尻竜典/ピアノ:クリスティーナ・オルティーズ/コンサートマスター:江口有香/会場:横浜みなとみらいホール/開演:2008年11月23日 午後6時?

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