ホンダは非正規ゼロに 三菱自も大幅削減

自動車メーカーの非正規削減が、ついに2万人を突破。ホンダは、4月末までに非正規労働者をゼロに。三菱自動車は、2月までに非正規1600人をさらに削減。昨年11月に3300人いた非正規従業員は300人になる。

ホンダ、4月末までに非正規ゼロに 鈴鹿製作所など約3100人を削減(中日新聞)
ホンダ、追加減産で期間従業員ゼロに 4月末までに3100人削減(NIKKEI NET)
三菱自、非正規従業員を2月末に1600人削減(NIKKEI NET)
自動車メーカー:人員削減、2万人突破 ホンダなど6社「非正規」ゼロに(毎日新聞)

非正規従業員をゼロにしても、それで今回の経済危機の影響をまぬかれることができるとは思われない。そうなれば、次は正社員の削減ということになる…。正規・非正規を問わず、雇用を守らせることが必要だ。

ホンダ、4月末までに非正規ゼロに 鈴鹿製作所など約3100人を削減

[中日新聞 2009年1月17日]

 ホンダは16日、世界的な販売不振を受け、3月末までに国内で約5万6000台の追加減産を実施すると発表した。期初の計画と比べ約14万2000台の減産。これに伴い、国内の製造現場で働く期間従業員約3200人(うち100人は自然減)を追加削減することを決定し、4月末までにゼロとする。
 昨年10月の時点で約4500人いたホンダの非正規労働者は、半年で製造の現場から姿を消すことになる。すでに日産自動車やスズキなども、非正規労働者をゼロにすることを決めており、非正規ゼロの流れが自動車業界に広がりつつある。
 減産に対応するためホンダは2、3月に埼玉製作所でそれぞれ5日間の稼働停止を実施するなど、生産体制を縮小する。
 削減対象となる期間従業員の内訳は鈴鹿製作所(三重県鈴鹿市)が1790人、埼玉製作所(埼玉県狭山市)が710人、熊本製作所(熊本県大津町)が670人。
 ほかに約50人在籍する派遣従業員についても4月末までにゼロにする。いずれも期間満了に伴う措置。ただし、退職後1カ月まで無料で寮に住むことを認める。
 一方、欧州向けのシビックなどを生産する英国工場では4?5月の2カ月間の稼働日をすべて休止とする。すでに2?3月を稼働休止にすることを発表しており、計4カ月間の稼働休止となる。4?5月に稼働すれば約1万7000台が生産可能だったとしている。6月には稼働を再開する予定という。

ホンダ、追加減産で期間従業員ゼロに 4月末までに3100人削減

[NIKKEI NET 2009年1月16日 22:01]

 ホンダは16日、国内で2月から3月末までに約5万6000台を追加減産すると発表した。これに伴い4月末までに契約満了を迎える期間従業員約3100人の契約を更新せず、自然減の100人を含むと5月以降の期間従業員はゼロになる。国内外での自動車需要の回復が見込めないなか、生産体制や人員を縮小する。
 埼玉製作所(埼玉県狭山市)で約3万台、鈴鹿製作所(三重県鈴鹿市)で約2万6000台を減産する。欧米向けの中型セダン「アコード」、一部のミニバンや欧州向け「ジャズ(日本車名フィット)」が主な減産対象になる。2月から埼玉製作所を2交代勤務から昼間勤務だけに変更する。また稼働停止日を2月と3月にそれぞれ5日間設ける。鈴鹿でもラインのスピードなどを調整して生産台数を落とす。
 今回の追加減産で08年度の国内生産台数は期初計画に比べ14万2000台少ない116万8000台になる見通し。

三菱自、非正規従業員を2月末に1600人削減

[NIKKEI NET 2009年1月16日 21:30]

 三菱自動車は16日、国内5工場で働く派遣社員と期間従業員計1600人を2月末に削減すると発表した。昨年12月末の段階で1100人との契約更新をやめているが、今回の削減と一部の非正規従業員の自主退社で、昨年11月に3300人いた5工場の非正規従業員は400人強となる。
 名古屋製作所(愛知県岡崎市)と水島製作所(岡山県倉敷市)でそれぞれ750人、京都府と滋賀県のパワートレイン製作所では合計100人を減らす。このほか、約200人の非正規従業員が2月末までに自主退社する見込みという。

自動車メーカー:人員削減、2万人突破 ホンダなど6社「非正規」ゼロに

[毎日新聞 2009年1月17日 東京朝刊]

 ホンダは16日、4月末までに国内の期間従業員約3100人を追加削減し、非正規従業員をゼロにすると発表した。日産ディーゼル工業も同日、生産現場で働く残りの派遣社員約450人すべてを削減すると明らかにした。国内自動車メーカー主要12社が今年度に打ち出した非正規従業員の削減数は約2万3000人に上り、6社が非正規従業員をゼロにする。
 ホンダは、国内で約5万6000台を追加減産し、狭山工場(埼玉県狭山市)で2?3月に生産ラインを10日間、止める。昨年末までに期間従業員約1210人の削減方針を示したが、残る期間従業員もすべて契約を更新しないことを決めた。
 三菱自も同日、2月末までに期間従業員と派遣社員の削減数を従来の約1100人から約2700人に拡大すると発表した。日産ディーゼルは6月末までに非正規従業員をゼロにする方針。
 主要12社が昨年末時点で明らかにした人員削減数は、約1万7000人。世界景気の悪化から、追加削減の動きがさらに強まった。生産現場の非正規従業員をゼロにする動きはホンダ、日産ディーゼル、日産自動車、スズキ、いすゞ自動車、三菱ふそうトラック・バスに広がった。【宮島寛】

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◆自動車12社の従業員削減数◆
トヨタ 期間 6000人
ホンダ 期間 4310人
日産 派遣 2000人
スズキ 派遣・期間 960人
マツダ 派遣 1500人
三菱自 派遣・期間 2700人
ダイハツ 派遣・期間 500?600人
富士重 派遣・期間 1100人
いすゞ 派遣・期間 1400人
日野自 期間 1150人
三菱ふそう 派遣・期間 580人
日産ディーゼル 派遣 650人
約2万2950人

 ※期間は期間従業員、派遣は派遣社員

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