新型インフルエンザ騒動で分かったこと(その2)

新型インフルエンザ「疑い例」の検査から、通常の季節性インフルエンザが現在も流行している可能性が浮かび上がってきています。

実際、これまでの「疑い例」は、いずれも季節性インフルエンザ。4月末時点の推定では、患者は17万人にもなるそうです。「インフルエンザは冬のもの」という思い込みはやめて、あらためてうがい・手洗いをしっかりやることにします。(^_^;)

季節性インフル、今も流行? 新型「疑い例」から相次ぎ判明(NIKKEI NET)
A型の季節性患者は推定17万人 新型感染の疑い今後も(共同通信)

季節性インフル、今も流行? 新型「疑い例」から相次ぎ判明

[NIKKEI NET 2009/05/05 12:27]

 豚インフルエンザから変異した新型インフルエンザをめぐり、簡易検査で「疑い例」となっても遺伝子検査(二次検査)で季節性インフルエンザと判明するケースが相次いでいる。「冬季だけ」と考えられがちな季節性インフルエンザだが、4月末時点で週に推計約17万人の患者が発生、流行期が続いている可能性があるという。厚生労働省は「確定診断までは冷静に受け止めて」と呼び掛けている。
 人のインフルエンザにはA型とB型があり、A型はさらにソ連型、香港型と今回の新型に分かれる。これまで簡易検査でA型と判定され、遺伝子検査(二次検査)が実施された5例では、米国から成田空港に帰国した女性(25)や名古屋市の30代男性、東京都三鷹市の40代女性が香港型、横浜市の男子高校生(17)と米軍横田基地の米国籍乳児がソ連型で、いずれも季節性だった。

A型の季節性患者は推定17万人 新型感染の疑い今後も

[2009/05/04 21:08 共同通信]

 簡易検査でインフルエンザのA型と判定され、新型インフルエンザが疑われる人が相次いでいる。国立感染症研究所によると4月下旬の季節性インフルエンザの国内推定患者は約17万人。
 同研究所は「まだまだ季節性の患者が出ており、A型とされても新型の可能性が高いとは言えない」と指摘。今後も一時的に新型の感染が疑われるケースが出そうだ。
 感染研によると、4月20日からの1週間に全国の定点医療機関から報告されたインフルエンザ患者は約1万6600人で、推定患者数は約17万人。B型が多く、全体的に流行は下火になってきている。
 4月中旬のデータで発生が目立つ地域は首都圏のほか、北海道、秋田、長野、鹿児島各県など。
 インフルエンザで大規模な流行をするのはA型とB型。国内では11月下旬?12月上旬に発生が始まり、翌年1?3月に患者が増加、4?5月に減少するが、夏に患者が発生することもある。

新型インフルエンザについては、これまでのところ、極端に恐れる必要はなさそうです。個人としてどうしたらよいかは、ぜひこちら↓を参照してください。

インフルエンザA(H1N1)に対する個人における対応 : 国立感染症研究所感染症情報センター

これ↓は、さいたま市のホームページに掲載されている記事。

季節性インフルエンザが流行しています!

そのなかのグラフ↓を見ると、2006-2007年のシーズンには5月末ぐらいまで流行が続いています。「インフルエンザは冬のもの」というのは、ホントに勝手な思い込みのようです。

さいたま市でのインフルエンザの流行状況(2009年第17週)

ところで1億2000万人の人口で17万人が通常の季節性インフルエンザに感染しているとすれば、人口1万人あたり14人の計算。したがって、GW中に海外旅行へ出かけた50万人のなかでは、約700人が感染していてもおかしくない訳です。季節性インフルエンザの流行の中心はB型だそうですが、Aソ連型もあるということですから、帰国者のなかからまだまだたくさん「疑い例」が出ることは確実でしょう。

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