映画「縞模様のパジャマの少年」

縞模様のパジャマの少年

休みになるとテンションが下がりに下がってしまって、そのままだと軽く“ヒッキー”になってしまうので、今日は、昼からノコノコ出かけて新宿で映画を見てきました。

映画は、「ブラス!」「リトル・ヴォイス」のマーク・ハーマン監督の「縞模様のパジャマの少年」。東京では、そろそろ公開も終わりに近づいているのでしょうか、午前中と午後の1回目ぐらいまでの上映になってしまいました。

舞台は1940年代のドイツ。ナチスの将校の父親をもつブルーノ少年は、父親の仕事の都合で田舎に引っ越す。そこには、近くに「農場」があって、昼間からパジャマを着た人たちが働いていた。母親に「農場に行ってはいけない」と禁じられたブルーノだったが、母親の目を盗んで「農場」に出かけ、シュムールという同い年の少年と出会う。ブルーノは、シュムールに問いかける。「どうして、パジャマを着ているの?」「胸に数字が書いてあるけど、なんのゲームをしているの?」

映画がなにを描こうとしているかは、すでに十分分かっているのに、それでもやっぱり引き込まれてしまいました。

ブルーノ少年とシュムール少年はもちろんですが、息子の出世を快く思わない豪傑なお祖母ちゃんや、「農場」の焼却場で何が行われているのか、自分の夫がその所長であることを知って激しく夫をののしる母親――「私たちは知らなかった」問題を思い起こさせる描き方でもあるのですが――など、少年たちの回りで展開するストーリーもなかなか考えさせるものがあります。ユダヤ人に冷酷な態度をとるコトラー中尉もそうでしょう。

父親のナチ将校を演じるのは、「ハリー・ポッター」のルーピン先生役のデヴィッド・シューリス。原作は、ジョン・ボイン『縞模様のパジャマの少年』(岩波書店、2008年)

公式サイト:縞模様のパジャマの少年

【映画情報】
監督・脚本:マーク・ハーマン/原作:ジョン・ボイン/製作:デヴィッド・ハイマン/出演:エイサ・バターフィールド(ブルーノ少年)、ジャック・スキャンロン(シュムール少年)、デビッド・シューリス(父親)、ベラ・ファーミガ(母親)、ルパート・フレンド(コトラー中尉)、デヴィッド・ヘイマン(パヴェル)/制作:2008年 英、米

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