大友直人×東響×ベートーヴェン

東京交響楽団第574回定期演奏会プログラム

東京交響楽団第574回定期演奏会

 シューマン:序曲,スケルツォとフィナーレ op.52
 フィトキン:ピアノ協奏曲 'Ruse' (委嘱新作、日本初演)
 ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調 op.92

指揮:大友直人/ピアノ:キャサリン・ストット/コンサートマスター:大谷康子
会場:サントリーホール/開演:2010年1月8日 午後7時〜

2010年最初のコンサートということで、普段は東響のコンサートは通ってないのですが、今回は1回券を買ってサントリーホールへ。

会場に入ってみると、ステージにティンパニがセンターに1台、それに下手に2台。ティンパニ2台という曲は時々ありますが、3台って?! と思っていたら、1曲目は下手の1台のみ、2曲目では下手の2台が掛け合いをやり、センターの1台はベートーヴェンのときに演奏。これは、ティンパニを移動させるのが面倒だから? それとも、ティンパニにも時代や作曲家によって違いがあるんでしょうか?

ともかく、2曲目の委嘱作品は、弦楽5部+ティンパニ2台という編成で、ティンパニがきざむドン・ドン・ディン・ドンという旋律が主要動機になるという珍しい作品でした。

1曲目は、シューマンが1841年に作曲した管弦楽曲で、これで緩徐楽章があれば交響曲になるのに…という作品。う〜む、なぜここまで仕上げておきながら、緩徐楽章をつくらなかったんでしょう?

ベートーヴェンの交響曲第7番は、プログラムによれば演奏時間は約36分。いまどきなら普通かも知れないけれど、かなり早めに感じました。オケの編成は12-12-10-8-6で、小ぶりできびきびした演奏ということでいきたかったのかも知れませんが、サントリーホールにはややこじんまりした感じになったのが残念でした。

しかし、大友氏の指揮で、弦は、繊細な音をきれいに鳴り響かせていて、オーボエ、フルートなどの好演とあいまって、見事な演奏。個人的には、トランペットがバルブのなかった時代のようなぶっきらぼうな音をよく出していたと思います。

大友氏は、毎年大晦日にテレ東で生中継するジルベスターコンサートでは、ホルストの惑星を振って、振り終わると同時に新年を迎えるというカウントダウン演奏をやられていましたが、年末年始、休みもなく? ご苦労様でした。

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