共産党の志位委員長、米大使と初会談

なんと、日本共産党の志位和夫委員長が、21日、アメリカ大使館でルース駐日米大使と会談しました。共産党から見て、委員長が米大使と会談するのは初めてのことでしょうが、アメリカ側から見ても、まさか共産党の委員長と会談するとは思ってもいなかったでしょうね。(^_^;)

もちろん、普天間米軍基地の移設問題でも、核兵器の問題でも、立場は大きく違いますが、ルース大使が言うとおり、意見が違ってもお互い率直に意見を交換することが大事です。

訪米予定の志位氏と米大使初会談 核廃絶の重要性で一致:共同通信
ルース米大使「基地負担減らしたい」 共産委員長と会談:日本経済新聞
志位委員長と米大使が初会談:NHKニュース

訪米予定の志位氏と米大使初会談 核廃絶の重要性で一致

[2010/04/21 16:46 共同通信]

 共産党の志位和夫委員長は21日、ルース駐日米大使と都内の米大使館で会談し、オバマ米大統領提唱の「核なき世界」を目指す重要性で認識が一致した。党委員長と駐日米大使の会談は初めて。志位氏は30日から初の訪米予定で、米政府関係者との会談日程も調整したとみられる。
 会談で、志位氏は核廃絶に関し「米政府とは見解の相違もあるが、協力は可能だ」と強調。ルース氏は「核兵器のない世界を目指す点で意見は一致している」と応じた。
 一方、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題では、無条件撤去を求める志位氏に対し、ルース氏は「意見が異なる。米軍基地の影響を軽くしなければならないが、現行案が最善で実現可能だ」と反論した。ただ、ルース氏は「異なる意見でも互いにオープンに意見を言うことが大事だ」と指摘し、会談は和やかな雰囲気に終始したという。

ルース米大使「基地負担減らしたい」 共産委員長と会談

[2010/4/21 22:48 日経新聞WEB版]

 共産党の志位和夫委員長は21日、米大使館でルース駐日大使と約40分間、会談した。大使は沖縄の米軍普天間基地の移設問題に関連し「米国としては在日米軍基地の負担は軽減しなければいけないと認識している」と表明。移設先については「現行案が最善で実現可能なものと考えている」との考えを改めて強調した。
 共産党委員長と駐日米大使の会談は初めて。志位氏は普天間問題について鹿児島県・徳之島での反対集会などに触れながら「もはや後戻りすることがない限界点を超えている。無条件撤去しかない」と強調。大使は「意見が異なっている」としながらも「立場の違いがあっても敬意を持ってオープンなコミュニケーションを持つことが重要だ」と応じた。

志位委員長と米大使が初会談

[NHKニュース 4月21日 15時58分]

 共産党の志位委員長は、アメリカのルース駐日大使と初めて会談し、沖縄のアメリカ軍普天間基地の無条件撤去を求めたのに対し、ルース大使は、「解決策について意見は違うが、基地の影響は軽減しないといけないと認識している」と述べました。
 共産党の委員長とアメリカの駐日大使が公式に会談するのは初めてで、志位委員長とルース駐日大使は、アメリカ大使館で、およそ40分間会談しました。この中で、志位氏は、沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設問題について、「沖縄県民の怒りは限界点を超えており、沖縄県内だけでなく、もはや日本国内のどこに基地を移設しようとしても住民の合意は得られない。唯一の解決策は、基地の無条件撤去だ」と述べました。これに対し、ルース大使は、「アメリカは、日米安全保障条約を重視しており、日米間で合意している、名護市のキャンプシュワブ沿岸への移設が最善で実現可能な案だと考えている。ただ、解決策について意見は違うが、基地の影響は軽減しないといけないと認識している」と述べました。

【追記】

「朝日新聞」22日付は、「政策ウォッチ」欄で、「共産党を参考にしては」と題するコラムを掲載。立場は違っても、米軍普天間基地の返還を「直言」する志位委員長にたいして、鳩山首相が「自分の考えを持ち、それを率直に米国に伝えているのだろうか」と問うています。

【政策ウォッチ】

共産党を参考にしては

 共産党の志位和夫委員長は昨年4月、核なき世界を訴えたオバマ大統領のプラハ演説に歓迎の書簡を送り、返書を受け取った。米国と日本共産党――長いこと断絶していた両者が、このところ少し距離を縮めたように見える。
 21日にも志位氏は、同党委員長として初めてルース米駐日大使と会談。そして、党委員長として初めて30日から訪米することも伝えると、ルース氏は「エキサイティングですね。楽しんでください」。会談では笑いも起こり、終始、友好ムードだったという。
 もちろん、沖縄からの米軍普天間飛行場の撤去を直言した志位氏とルース氏との間の溝は、埋めがたいものがある。だが、議論の中で何かが生まれてくるものもあると感じさせる会談だった。
 ひるがえって、鳩山由紀夫首相はどうか。確かに首相も普天間飛行場の「県外移転」を懸命に模索してはいるようだ。だが、自分の考えをもち、それを率直に米国に伝えているのだろうか。「トラスト・ミー」というだけでは、米政府には何も伝わらないのではないか。(堀江政生)

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