なんと、藤田勇氏の新しい本が…

藤田勇『マルクス主義法理論の方法的基礎』(日本評論社)

書店で見つけてしまいました。マルクス主義法学の泰斗、藤田勇・東大名誉教授の新しい本『マルクス主義法理論の方法的基礎』(日本評論社、2010年)です。

『マルクス主義法学講座』全8巻(日本評論社、1976〜1980年)に書かれた論文を中心にまとめられています。しかし、なんと第1部第3章は書き下ろしです。今年で御年85歳の藤田先生、まだまだお元気です。

ということで、目次と初出を紹介しておきます。

第1部 「社会構成体と法的上部構造」論
第1章 社会構成体と法的上部構造(初出、『マルクス主義法学講座<3>法の一般理論』日本評論社、1978年)
第2章 「社会構成体と上部構造」論 追想――アジア的生産様式論に触れて(『渡邉洋三先生追悼論集 日本社会と法律学』日本評論社、2009年)
第3章 「社会構成体と上部構造」論 追考――第1章第3節の補追(英・仏・独の「ブルジョア革命」、「市民(ブルジョア)社会」形成をめぐって)(書き下ろし)
第2部 法的上部構造分析のカテゴリー・システム
第1章 「社会と法」という課題にアプローチするためのカテゴリ・システムの若干の問題について(日本法社会学会『法社会学』第27号、1974年)
第2章 法における内容・形態カテゴリーに関する一考察(『沼田稲次郎先生還暦記念 現代法と労働法学の課題』上、1974年)
第3章 法体系の内的構成(日本法哲学学会『法哲学年報・1976年度』)
第3部 マルクス主義法理論史
第1章 マルクス・エンゲルスの国家・法理論――その形成と発展(『マルクス主義法学講座<2>マルクス主義法学の成立と発展』日本評論社、1978年)
第2章 ロシア革命とマルクス=レーニン主義国家・法理論(同前)
第3章 マルクス主義法理論研究の観点からの古典研究(『マルクス主義法学講座<8>マルクス主義古典研究』日本評論社、1977年)

第3部第3章の古典研究は「ドイツ・イデオロギー」「経済学批判要綱序説」「資本論」「国家と革命」の4文献が取り上げられています。

【書誌情報】
著者:藤田勇(ふじた・いさむ)/書名:マルクス主義法理論の方法的基礎/出版社:日本評論社/発行:2010年8月/定価:6,500円+税/ISBN978-4-535-51748-6

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  1. 上記の本を記しつけながらゆっくり読みたいですが、高すぎます。

  2. 学生さんへ

    確かに高いですね。
    「日本の古本屋」というサイトで検索すると、5,500円+送料で売りに出てます。1,000円だけですけど、安く手に入ります。

    勉強のための本は、将来への「投資」だと思って、惜しまず手に入れてください。

  3. GAKUさん、忠告ありがとうございます。投資しました。
    法哲学の分野のローマ字スペーリングで「y」ではなく「ie」が使われて、面白いと思いました(*⌒▽⌒*)

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