オーボエって、こんなに表現力があったんですね

読響 第175回東京芸術劇場名曲シリーズ(2010年9月30日)

ヒンデミット特集ということで楽しみにしていた18日の定期演奏会は、残念ながら聴くことができませんでしたが、ひょんな話で招待券をいただき、昨日、下野竜也氏の振る読響のコンサートへ行ってきました。

  • 岡崎慶紀:哀歌
  • R・シュトラウス:オーボエ協奏曲 ニ長調
  • ベートーヴェン:交響曲第3番 変ホ長調 op.55 《英雄》

オーボエって、けっこう地味なんですけど、この日の奏者フランソワ・ルルーは、右へ左へ、上へ下へ振り回したりぐるぐる回したり、ともかく忙しい。(^_^;)

R・シュトラウスというと「死と変容」や「ツァラトゥストラはかく語りき」、「ある英雄の生涯」あたりの作品を思い浮かべますが、このオーボエ協奏曲はだいぶ雰囲気が違ってました。第2次世界大戦でドイツが敗北したあと(1945〜46年)に作曲された曲だからでしょうか。ほわっとした、暖かい雰囲気があって、それがオーボエの音色ととてもマッチしていました。アンコールは、テレマンの「ファンタジー 幻想曲第3番」。

下野さん振る「英雄」は、重々しくなりすぎず、しかし、押さえるところはしっかり押さえる、という感じで、あらためてベートーヴェンの作品ってやっぱりすごいなぁ〜と感心しながら聴かせていただきました。

【演奏会情報】 第175回東京芸術劇場名曲シリーズ
指揮:下野竜也/オーボエ:フランソワ・ルルー/コンサートマスター:藤原浜雄/会場:東京芸術劇場大ホール/開演:2010年9月30日 午後7時

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