読売「時代の証言者」不破哲三の巻が完結

「読売新聞」2010年12月11日付読売新聞に連載されている不破さんの「時代の証言者」、今朝の第29回で完結しました。

最終回は「入党64年 世界観揺るがず」。入党して以来の64年を、「長い間にはいろいろな時期があり、離合集散も経験しました」「でも、私自身はこの運動をやめようと考えたことは一度もなかった。ジグザグはあっても、根底にある世界観への確信は揺らぎませんでした」と振り返っています。

また、将来についても、「今も共産党に対する根深い偏見はありますが……、根深いとはいえ、偏見に客観的根拠はない」「選挙でしか日本を変えることはできません。時間はかかっても、閉塞状況の打破を求める国民の願いと、〔外交面の「アメリカの傘」、内政面の「財界依存」という〕二つのしがらみからの解放を追求する私たちの努力は、必ずや合流すると信じています」と結んでいます。

連載第1回からのタイトルと掲載日は以下の通りです。

  1. 16歳で入党、人生の転機(11/1)
  2. 「神国」信じた軍国少年(11/2)
  3. 「反戦・獄中の党」に傾倒(11/3)
  4. 学部ストの責任、停学(11/4)
  5. 労組書記 各地で闘争支援(11/6)
  6. 結婚式 会費は1人150円(11/8)
  7. ペンネームで論文寄稿(11/9)
  8. 党専従 政策委員会に(11/10)
  9. ソ連 水面下で「敵対工作」(11/11)
  10. 圧巻のホー・チ・ミン発言(11/13)
  11. 毛沢東の提案拒否、断絶(11/16)
  12. 下町の選挙 演説で苦労(11/17)
  13. 40歳、まさかの書記局長に(11/18)
  14. 予算委員会で初の論戦(11/20)
  15. 歴代首相と白熱論議(11/22)
  16. 地方出張で集めた土人形(11/23)
  17. 革新自治体 次々に誕生(11/24)
  18. 共産排除の「オール与党」(11/25)
  19. アフガン侵攻を全面批判(11/27)
  20. 「大国主義」 ソ連崩壊の根(11/29)
  21. 90年代 苦戦のち躍進(11/30)
  22. 宮本議長へ「引退」進言(12/1)
  23. 誤り認めた中国共産党(12/2)
  24. 独自外交「当たって砕けろ」(12/4)
  25. 党首討論で「核密約」追及(12/6)
  26. 知恵要した「天皇制容認」(12/7)
  27. 世代交代へ議長引退(12/8)
  28. 道理尽くし北朝鮮批判(12/9)
  29. 入党64年 世界観揺るがず(12/11)

連載について興味を持たれた方は、読売新聞社の「記事コピーサービス」をご利用ください。詳細は、読売新聞読者センター(電話=03-3264-2323)へどうぞ。

予告では30回とのことでしたが、途中、新聞休刊日が1回あったので、予定どおり6週で連載完了です。聞くところによると、「時代の証言者」のこれまでの最長は、王貞治氏と長嶋茂雄氏の31回とか。さすがに読売グループとしては、共産党の元委員長にONの記録を抜かせる訳にはいかなかった、ということだったのでしょうか。なんにせよ、なかなかの連載でした。不破さん、お疲れ様でした。

【追記】

『不破哲三 時代の証言』(中央公論新社)

『不破哲三 時代の証言』(中央公論新社)

読売連載の「時代の証言者」が単行本になりました。新聞連載時には省略されたところも大幅に加筆されています。

不破哲三 時代の証言|単行本|中央公論新社

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