アラ還のオッサンがマルクスの勉強やらコンサートの感想やらを書き込んでいます

押さえつつ充実させて インキネン×日フィル×第九

2010年12月20日 at 00:54:23

日フィル「第九」特別演奏会(2010年12月19日)

「第九」第2弾として、今日、サントリーホールで日フィルのコンサートを聴いてきました。指揮は、日フィルの主席客演指揮者ピエタリ・インキネン。

 ベートーヴェン:《エグモント》序曲
 ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調 op.125 《合唱》

インキネンは、先日の定期演奏会で「がっかり」したところがあったのですが、今日は、押さえながらも充実させた響きで、ソリスト、合唱のすばらしさともあいまって、見事な演奏でした。

弦の響きは見事なもの。強奏しても決して音が濁らず、弱音部分でもきれいに響きます。さらに、ホルンが安定していて、とてもよかったです。ファゴットは杉原由季子さんがトップ、フルートの真鍋さんと美女ぞろい?! で、金管に負けずいい音させてました。

ソリストは、日比野幸(ソプラノ)、金子美香(アルト)、錦織健(テノール)、宮本益光(バス)。とくに日比野さんは聴き応えがありました。錦織さんはいつものとおり文句なし。宮本さんもいい声でした。「第九」のソロはやっぱりバリトンよりバスの方がいいですね。(^_^)v

しかし、なによりすばらしかったのは、東京音楽大学のみなさんの合唱でした。若さのあふれる声で、歌詞もはっきりと聞こえて、明るさと力強さがあふれていました(合唱がP席ではなく、ステージの後ろに陣取っていたことが関係あるかも知れません)。

インキネンは、前回かなり「もやっと」感が残ったので、今日は、実はどうかなぁ〜と思いながら聴きに行ったのですが、前半のエグモント序曲では少し「もやっと」感もあったものの、「第九」は、がむしゃらに突っ走るのではなく、きっちり弦・管ともにコントロールしつつ、きっちり音楽をつくりあげたという感じで、なるほどと思いながら聴かせていただきました。こうなると、前回の「もやっと」は、かなり私の体調不良に原因があったと考えるべきかも知れませんね。

会場は8〜9割の入り。合唱団が学生のみなさんだから、そこここで、双眼鏡で子どもの姿をさがす親御さんの姿が見られました。(^_^;)

【演奏会情報】 日フィル第九交響曲特別演奏会2010
指揮:ピエタリ・インキネン/ソプラノ:日比野幸/アルト:金子美香/テノール:錦織健/バス:宮本益光/合唱:東京音楽大学/コンサートマスター:扇谷泰朋/会場:サントリーホール/開演:2010年12月19日 午後2時半

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