今週の「九条の会」(1月25日まで)

全国各地の草の根で運動する「九条の会」の活動を、インターネットを流れるニュースの中から拾い集めています。新年早々から、全国でいろんな集まりがもたれています。

「みやぎ農協人九条の会」の集会を報道した「農業協同組合新聞」は、社団法人農協協会の発行する新聞です。また、「タウンニュース」は神奈川県全域と東京・町田市を対象とする地域情報紙です。

奈良広陵九条の会:来月6日、4周年のつどい――コーラスや講演/奈良

[毎日新聞 2011年1月25日 地方版]

 平和憲法を守ろうと、広陵町の元教諭や医師、宗教家、主婦らが呼び掛け人となって07年2月に発足した「奈良広陵九条の会」の4周年のつどいが2月6日午後1時半から、広陵町笠の広陵中央公民館かぐや姫ホールで開かれる。
 「九条の会」は作家の大江健三郎さんらが呼び掛けて04年に発足し、全国に広がった。つどいの第1部は、上牧町の辻敏子さんの朗読や広陵町を中心に活動する女声コーラス「はなみずき」らの合唱。第2部は朝日新聞記者の伊藤千尋さんが「目からウロコの国際情勢報告?憲法を活かす時代」と題して講演する。
 参加協力券一般500円、学生300円。高校生以下は無料。

TPP・米価下落で学習会 消費者も大きな関心

[農業協同組合新聞 2011.01.24]

 みやぎ農協人九条の会 宮城県のJA組合長経験者らを呼びかけ人とする「みやぎ農協人九条の会」は1月20日、フォレスト仙台(仙台市青葉区)で結成記念学習講演会「米価暴落と農政・TPP問題」を開いた。

◆農業・協同組合は平和の中でこそ発展する

 「一人は万民のため、万民は一人のため」とする協同組合運動の精神、「地域・全国・世界の協同組合の仲間と連携し、より民主的で公正な社会の実現」をめざすJA綱領の理念は憲法九条の理念と一致する。平和な世の中でこそ、農業と食料安全保障、協同組合は発展できる―。
 こういった考えから、JAグループ関係者に協同組合運動として憲法九条を守る平和運動を呼びかけようと、宮城県農協中央会元会長の駒口盛氏らが呼びかけ人となって平成22年8月31日、「みやぎ農協人九条の会」が結成された。
 結成当初は呼びかけ人11人、参加者32人だったが、わずか4カ月で呼びかけ人はJAグループ外の研究者なども巻き込み40人を超え、参加者は70人ほどに倍増した。
 全国各地のさまざまな団体が九条の会を設立しているが、JA関係者が主体となっているのは珍しく、県内外で注目を集めている。
 会の役員は、顧問が木村春雄宮城県農協中央会会長、会長が阿部長壽JAみやぎ登米前組合長、副会長が三浦弘康JAみどりの元専務。幹事長を伊藤隆之JA加美よつば元組合長、幹事を官澤健一宮城県農協中央会元副会長らが務める。

◆「なぜ日本人に食料自立の思想がないのか?」

 講演会はTPPの本質と米価下落の問題点について知り、農業だけでなく地域経済や平和社会全体への影響についても考えようと開催。JA関係者だけでなく、生協や一般消費者の来場も多く、予定人数を大幅に上回る110人以上が参加した。
 阿部会長は「TPPには政治的軍事的戦略の側面があるのではないか。その本質を究明し、無関税の自由貿易が真に国益となるのかを考えたい」と学習会のねらいを述べた。
 講師は会の呼びかけ人でもある東北大学の河相一成名誉教授が務めた。参加者には「TPPについて理解が深まってよかった」と好評だった。
 会場との意見交換では、次のような意見があった。
 「ヨーロッパの国々は国家国民が一丸となって食料自給率を高めようとしている。日本はなぜ食料自立の思想がないのか」(JA役員)。「本当に貿易自由化と国内農業の再生を両立できるのか、疑問を感じる」(消費者)。「農家と非農家が手を組んで地域農業づくりをすべきだ」(同)、など。
 会は今後も組合員を中心にさらなる参加を呼びかけ、戦争の悲惨さと平和を訴える活動をすすめていく方針だ。

大西広京大教授、「憲法九条と中国問題は切り離せない」

[京都民報 2011年1月24日 16:41]

 「憲法九条を守る木幡・六地蔵の会」(志岐常正・伊佐清美代表)は23日、御蔵山集会所で「今年も平和憲法でいこう―新年のつどい」を開催し、約50人が参加しました。
 つどいでは、日中友好協会本部常任理事の大西広京都大学教授が「東アジアの『脅威』と日本国憲法九条―憲法九条の擁護と真の日中友好」と題して、講演しました。「憲法九条と中国問題は切っても切り離せない問題」と切り出し、「今なぜ日中関係が悪化しているのか?」「竹島問題や尖閣問題」「北朝鮮砲撃事件」など、今、関心の高まっている内容をわかりやすく、面白く話しました。
 木幡在住の帆足真人さんがトロンボーンを演奏。ディズニー映画「美女と野獣」やシカゴの「素直になれなくて」など、会場いっぱいに低温の甘い音色が響きました。ピアノ伴奏の黒田いづみさんとの「旅立ちの日に」のデュエットのほか、参加者が一緒に「折り鶴」を歌い、平和への思いを再確認しました。
 今年も、憲法九条を守るために地域への署名活動や街頭での宣伝活動、平和憲法を守る運動を広げていこうと確認し合い、閉会しました。

「憲法落語」に苦笑や爆笑

[asahi.com 2011年01月17日 マイタウン山梨]

 憲法の大切さを再認識する「新春『憲法落語』と『講演』の集い」が15日、南アルプス市飯野の桃源文化会館であった。「南アルプス市・9条の会」が主催し、アマチュア落語家立川亭小はくさん(63)=東京都立川市=が、演目「火焔(か・えん)内閣」を披露した。
 落語の筋立ては、こんな具合だ。古道具屋の主人が商品「内閣」を800円で仕入れた。それを、ある国の駐日大使が「3千万円で買う」という。与党になった途端に「抑止力が大事」と言う首相、「二つの言葉を知っていれば務まる」という法相……。高値で買う理由は、そんな内閣を研究し、「国民の目を欺く手を学ぶため」だ。来場者約50人の間からは、爆笑や苦笑がわき起こった。
 作家清水義範の小説「騙(だま)し絵日本国憲法」の話が基に。小はくさん自らが、著者の了解を得てアレンジした。
 この後、同市の地域史研究家相原千里さん(70)が「地域から戦争と平和を考える」と題して講演。「単に『反対』を叫ぶだけでなく、戦争の実態と向き合うことが大事」と問題提起した。

講演会・どこへ行く日米同盟 たま九条の会が29日、中野島で

[タウンニュース 2011年1月14日号]

 たま九条の会(隈部直光代表)が今月29日(土)、講演会「変わる自衛隊、どこへ行く『日米同盟』」を中野島で開く。同会では聴講者を募っている。
 講師は東京新聞編集委員の半田滋さん。防衛庁防衛研修所特別課程を修了し、防衛・自衛隊問題専門の記者として知られる。著書の「戦地派遣―変わる自衛隊」(岩波新書)は09年に日本ジャーナリスト会議のJCJ賞を受賞している。
 今回の講演では、昨年12月に閣議決定された新防衛大綱を焦点に、長期に渡って維持してきた「専守防衛」から「動的防衛」に転換した日本の防衛や日米同盟のあり方について問う。
 会場は中野島駅近くの新多摩川ハイム内の「中野島会館」(駅から徒歩1分)。
 時間は午後6時開場、6時30分開演。参加費は資料代として500円。聴講希望者は当日直接会場へ。

平和への願い、大空へ 「諏訪9条の輪」が連だこ揚げ

[信濃毎日新聞 1月11日(火)]

 平和への願いを託し、大空へ―。岡谷市の岡谷湖畔公園上空に10日、平和や憲法関連のスローガンを書いた連だこが揚がった。諏訪地方の19団体でつくる「諏訪9条の輪」が、憲法9条の大切さを知ってほしいと開催。青空に15の連だこが並び、会員ら50人ほどが平和を祈った。
 連だこには1枚に1文字ずつ、筆で「孫や子どもたちに平和な未来を!」「戦争はもうイヤだ。守ろう憲法九条!」などと書いた。晴天で程よい風が吹く絶好のたこ揚げ日和で、諏訪湖の向こうには、雪化粧した八ケ岳連峰もくっきり。悠々と揚がるたこを眺め「空はつながっている。世界の戦地にも届け」と口にする女性も。
 ことしで4回目。事務局の「しもすわ九条の会」の金井敬子さん=諏訪郡下諏訪町矢木町=は「今の日本は平和であることが意識されていない。地域が声を上げることで、少しでも9条を世界に広めたい」と話していた。

朝日訴訟は道しるべ 東京で生存権守れシンポ

[2011年1月10日 しんぶん赤旗]

 「人間らしく生きるとは」―。「朝日訴訟の今日的意義」と題するシンポジウムが9日、東京都内で開かれました。主催は、西都9条の会と西都保健生活協同組合。朝日訴訟を振り返り、憲法25条で保障される「健康で文化的な生活」や現在の社会保障制度の現状などについて学びました。

 朝日訴訟の第一審判決の起案原稿を書いた元裁判官、小中信幸弁護士と訴訟人、原告の朝日茂さんと養子縁組し訴訟を継承し、「朝日訴訟の会」の理事を務める朝日健二さんが講演しました。
 小中氏は、判決起案の原稿について「心がけたのは、浅沼武裁判長が『憲法は絵に描いた餅ではない』と言っていたこと」と強調。「憲法25条の生存権の理念は人間に値する生活を国民に保障するものだと常に念頭に入れて書いた」と述べました。
 裁判に関わって一番良かったと思ったことは、「二審で判決が棄却され、最高裁では却下されたにもかかわらず、生活保護基準が引き上げられたこと」と感慨深げに話しました。
 「朝日訴訟の一審判決が憲法25条の生存権の“道しるべ“として未だに取り上げられているということは、今日においても生存権が国民に保障されていないということではないか」と指摘。「第二の朝日訴訟と呼ばれる生存権裁判では、国などに25条の理念を十分自覚してもらい、裁判を担当する裁判官には、25条の正しい解釈のもと、適正に判断してもらいたい」と強調すると、大きな拍手が湧き起こりました。
 「権利はたたかう者の手にある」―。朝日健二さんは、冒頭朝日訴訟のスローガンを紹介しました。
 小泉「構造改革」の社会保障費削減計画のもと、生活保護の加算が削られたことにふれ、「老齢加算の復活を求める生存権裁判を幅広い人たちで支援しましょう」と訴えました。
 記録映画「人間裁判」が上映されました。
 フロアからも活発な発言が相次ぎました。埼玉県の中学校教員の男性は、40年間、憲法25条の授業の際には朝日訴訟を教材に取り上げています。「憲法があるから、私たちは生きていけるんだ」「意味のある裁判だったと思う」などの生徒の感想を紹介しました。
 自身も生活保護を受給している女性(39)=八王子市=は、映画「人間裁判」を見て、「社会保障費が削られ、朝日訴訟のころといまは同じような状況にあることを知った。『反貧困』などの活動に参加しながら仕事を見つけたい」。
 法律家を目指しているという男子学生(23)=羽村市=は「低すぎる日本の社会保障費を上げなければ、日本経済もよくならないと思う」と指摘し、朝日訴訟運動を学びたいと話しました。

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 朝日訴訟 重症の結核患者で生活保護を受けていた朝日茂さんが、低すぎる生活保護基準は「すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」という憲法25条に反するとして、1957年に国を相手どり起こした訴訟。一審東京地裁で画期的な違憲判決をかちとりました。最高裁は本人死亡のため却下。その10年間に一大国民運動となり、福祉施策を前進させました。日本の社会保障推進運動の原点といわれます。

15日にシベリア抑留問題学習会 京都ジャーナリスト9条の会

[京都民報 2011年1月10日 13:38]

 京都ジャーナリスト9条の会は15日午後3時から、京都市上京区のKBS京都放送の会議室で、京都シベリア抑留死亡者遺族の会会長の亀井励さん(元京都新聞編集局次長)を講師に迎えて「ロシアは今何を考える、シベリアの旅から戻って」と題する学習講演会を開きます。
 亀井さん(75)は、子どもたちにシベリア抑留の真実を伝えようと自ら文章を書き、漫画家の故木川かえるさんが絵を書いた絵本『シベリア抑留って?』(かもがわ出版)を2000年に出版。昨年9月には、亀井さんら4人がロシアのクラスノヤルスクを訪れ、シベリア抑留をテーマにした絵本の原画展を現地で開きました。
 学習講演会では、亀井さんが絵画原画展の様子などをはじめ、今回の旅で見たロシアの実情を語ります。講演会の後には午後6時から懇親会を開きます。

新春平和講演会:憲法考える 岐阜で8日 /岐阜

[毎日新聞 2011年1月6日 地方版]

 国家公務員などが8日午後2時?4時半、新春平和講演会「憲法9条と25条」を岐阜市橋本町のじゅうろくプラザ2階ホールで開く。主催は、県国家公務員関連労働組合共闘会議、国公岐阜・九条の会などで作る実行委員会で、市民にも参加を呼びかけている。
 講師は九条の会事務局の渡辺治・一橋大名誉教授。参加無料で予約不要。実行委は「民主党政権が誕生して、地域主権の名の下に教育や医療・福祉など、国民生活に密着した行政サービスが切り捨てられているという実感から開催を企画した」といい、「ぜひ多くの人に聞いてもらいたい」と話している。
 問い合わせは国公岐阜・九条の会。

南アルプス市の集いで上演された「憲法落語」、どんなお話か聞いてみたいですね。(^_^;)

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