1800万世帯が計画停電 それでも電気が足らない

今日は、いちだんと寒かったこともあって、午後になって、計画停電を実施していても電力が逼迫し、このままでは大規模停電が起きるおそれがある、との発表がありました。

そのせいか、渋谷で大震災救援募金の呼びかけをやったあと帰ろうと思ったら、渋谷駅のホームは人でいっぱいでした。わずかな時間でしたが、募金にはたくさんの人が応じてくれましたが、しかし、渋谷の人通りがめっきり少なくなっていてびっくりしました。

【計画停電】1日2回実施で延べ1800万世帯に影響 電力需給逼迫で:MSN産経ニュース
計画停電:鉄道各社、対応に追われる 大規模停電の恐れで:毎日新聞

計画停電について「やると言っておきながらやらないのはおかしい」という声を聞くことがあります。確かに、お店をやっている人などは、停電するからといって閉店したのに、停電しなかったなんて…という気持ちは分からなくありません。しかし、「やらないと言っておきながら、停電した」というならともかく、「停電するかも知れない」と言われていたのに停電しなかったのだから、「よかった。助かった、ラッキーだ」と思って喜ぶ方がいいのではないでしょうか。

それはともかく、計画停電にも慣れてきたのか、あるいは、通勤の足を確保するために電車の運行を増やしたからか、さらには通勤の足が確保されて、企業活動も回復していくので、当然、電力消費も増えてゆきます。被災地ではガソリンや燃料、あるいは食料品、生活用品などあらゆるものが足らない、ということになれば、工場は増産をはからなければなりません。

そんなこんなで、1日目より2日目、2日目より3日目、3日目より4日目と、消費電力が増えているようです。それで、月曜日には停電が見送られたところがかなりたくさんあったのに、今日は計画停電の実施規模も拡大し、一部グループは1日2回の停電がおこなわれ、影響は1800万世帯を超えました。

にもかかわらず、なお電力供給は逼迫した状況になっているわけです。

はたして、いまのようなやり方で、本当に電力需要を押さえ込んで、大規模停電を回避できるのか、あるいはさらにもう一段の計画停電を実施しなければならないのか。そうなったら、電車は動くのか、企業活動はどうなるのか、かなりぎりぎりの状態になっているのかも知れません。いまは都心は計画停電は行なわれていませんが、新宿や渋谷でも計画停電を実施しなければならにということになっても、本当に混乱せずにやれるのか心配にもなります。

夜帰ってきたら、駅前の年中無休・24時間営業のスーパーは閉店していました。夕方「計画停電」があったからのようです。「計画停電」で企業活動もいろいろ混乱していますが、私たち自身、これに合わせた仕事のやり方をもっともっと工夫していかなければいけないのかも知れません。

ともかく、今日は大規模停電が起こらず、暖かく眠れることに感謝し、寒い夜を過ごしている被災者のみなさんの労苦に思いをいたして、明日からさらに一段の節電をおこなうために僕たちに何ができるのか、考えたいと思います。

1日2回実施で延べ1800万世帯に影響 電力需給逼迫で

[MSN産経ニュース 2011.3.17 19:54]

 東京電力は17日早朝から、エリアごとに送電を順番に停止する計画停電を実施した。4日目の停電となった同日は、関東地方の冷え込みによる暖房需要の高まりなどで電力使用量が増加。停電は東電が区分けした5つのグループの全世帯に及び、うち2グループを対象とする1日2度の停電に初めて踏み切った。
 停電は延べ約1800万世帯で実施され、前日の2倍近くに拡大する見込み。影響は日を追うごとに拡大している。
 17日の東電の供給能力は3350万キロワットで、同日の需要は最大3800万キロワットと予測していた。だが、実際の需要は午前中で3330キロワットに迫り、午後6時から7時に4000万キロワットを超える可能性がある。
 2グループを対象とした2回目の停電は、午後1時50分ごろから午後8時半ごろまで実施。東電はさらに、工場など管内全域の大口顧客約700件に対し、午後5時から同8時まで使用量を一定範囲内に抑えるよう、節電を要請した。
 2回目の停電は第5グループ(午後1時50分ごろ〜午後5時半ごろ)と、第1グループ(同午後4時50分ごろ〜午後8時半ごろ)が対象。両グループとも午前中に停電を実施した。

計画停電:鉄道各社、対応に追われる 大規模停電の恐れで

[毎日新聞 2011年3月17日 19時14分(最終更新 3月17日 20時07分)]

 大規模停電の恐れがあるとして17日午後、政府に間引き運転を求められた首都圏の鉄道各社は対応に追われた。
 東京メトロは計画停電の影響で、既に銀座線と丸ノ内線の運行を通常の2割減としており「これ以上の削減は厳しい」(本社広報)としながらも、東西線の快速運転や夕方以降出庫予定の電車の運行を取りやめた。この影響で、銀座線は表参道駅混雑のため午後5時50分ごろから、日比谷線は中目黒駅混雑のため午後6時ごろから、それぞれ運転を一時見合わせた。
 JR東日本は午後5時以降、山手線、京浜東北・根岸線、埼京線、常磐線各駅停車の本数を1割程度削減。JR東海は、東海道新幹線の東京〜新富士間で、通常より加速を抑えて運転し、この区間で5分程度の遅れが出た。
 東急電鉄は、東横線、目黒線、田園都市線、大井町線などを通常の3〜4割減で運行。日中の車内の空調や、駅構内の下りエスカレーターの停止、券売・精算・改札機の台数制限などを行った。
 また「ゆりかもめ」は通常の5割程度で運行してきたが、電力需要削減に寄与するため、午後5時以降の運行本数を4割程度に削減した。

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