若者の失業、子どもの貧困…

震災・原発事故関連の記事ばかりの毎日ですが、政府の2011年版「子ども・若者白書」が発表されました。

10代の失業率1割に迫る…9.8%:読売新聞
若者の非正規雇用30% 子ども白書、閣議で決定:東京新聞

白書そのものは、こちら↓から読むことが出来ます。

2011年版 子ども・若者白書:内閣府

白書をつらつら眺めていて驚いたのは、子どもの貧困率。

相対的貧困率の国際比較(2000年代半ば)=2011年版「子ども・若者白書」から

これは同白書に載っていた「相対的貧困率の国際比較」の表です。OECD30カ国の比較ですが、まずそもそも全体の相対的貧困率が30カ国中27位と低いこと。で、子どもの貧困率は同19位というから、貧困率の高い日本のなかでもちょっとはましなのかなと思ったら、とんでもない。とくに「子どもがいる現役世帯(世帯主が18歳以上65歳未満の世帯)」で「大人が一人」の場合、要するに片親世帯の場合、子どもの貧困率は58.7%の30位。なんと半分以上の片親世帯が「貧困」世帯なのです。

同じ資本主義国でも、デンマーク6.8%、スウェーデン7.9%、ノルウェー13.3%など、格段の違いです。ここらあたりに、「ルール」のありなしがはっきりと表われています。

10代の失業率1割に迫る…9.8%

[2011年6月7日14時06分 読売新聞]

 政府は7日の閣議で、2011年版「子ども・若者白書」を決定した。若者の失業率は10代で10%に迫る高水準で推移し、不景気の影響で若者の厳しい雇用環境が続いている。
 10年の失業率は、15〜19歳で9.8%(前年比0.2ポイント増)、20〜24歳で9.1%(同0.1ポイント増)、25〜29歳は前年と同様の7.1%だった。いずれも、全年齢計の5.1%を上回った。10代の失業率は02年に12.8%と、データの比較が可能な1968年以降で最悪を記録した後、低下傾向が続いていたが、2年連続で上昇した。15〜34歳のフリーターの人数も前年比5万人増の183万人に上り、2年連続で増加した。
 0〜29歳の子ども・若者人口は3723万2000人で、総人口に占める割合は前年比0.3ポイント減の29.1%だった。

若者の非正規雇用30% 子ども白書、閣議で決定

[東京新聞 2011年6月7日 10時29分]

 政府は7日午前の閣議で、2011年版「子ども・若者の状況および子ども・若者育成支援施策の実施状況」(子ども・若者白書)を決定した。白書によると、10年の15〜24歳(在学中を除く)の非正規雇用者比率は30.4%で、前年を0.4ポイント上回った。正規雇用の抑制など、不況による影響を反映した。
 10年の失業率は全年齢平均が5.1%で前年から横ばいだったのに対し、15〜19歳が9.8%(前年9.6%)、20〜24歳が9.1%(同9.0%)といずれも悪化。15〜34歳のフリーターは2年連続で増加し約183万人に上るなど、景気低迷の影響が長期化していることもうかがえる。
 09年度に全国の児童相談所に寄せられた児童虐待相談の対応件数は、前年度比3.6%増の4万4211件で過去最高を更新した。(共同)

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