筋が分かっていても引き込まれてしまいました

蓮の会第5回公演「蝶々夫人」

17日、大学時代の後輩の奥さんが、市民オペラの公演で蝶々さんをやるというので、川口まででかけてきました。

音大出身者あり、大学の合唱部出身の銀行マンありの市民オペラ。音楽の方はピアノだけのホールオペラですが、それでもやっぱり、2幕の最後で、アメリカの軍艦が入港したことを知り、部屋に花を巻いて、ピンカートンを待つ場面では、叶わぬ夢であることが分かっていながら、表向きは無邪気に喜ぶ蝶々さんの姿に、早くもグッと来てしまいました。

3幕になったら、もう我慢できません。(^_^;)

見知らぬアメリカ婦人の姿を認めた蝶々さんが、すべてを悟って、最後、父の形見の短剣でみずからの命を絶つまで、もう本当に可哀想すぎます。

「蝶々夫人」は、叔父の名前が「ボンゾ」だったり、僧侶の「ボンゾ」がイザナギ、イザナミの神を祈ったり、そこに唐突に「猿田彦」が登場したりと、日本人から見たら、奇妙奇天烈奇々怪々なところがいっぱいあります。さらに、蝶々さんはじめ女性の着物の着方が変だったりして、安物の「ジャポニズム」のにおいがぷんぷんして、とても見ていられません。しかし、日本人が演じると、そういう違和感が少なくなって(ただし、逆に、ピンカートンや領事の所作が日本人風だったのが気になったとはいえ)、ストーリーを楽しむことができました。

主役の彼女は、他の出演者を圧倒するうまさ。筋が分かっていても、ぐいぐいと引き込まれてしまいました。

こんな花束を担いでゆきました

こんな花束を担いでゆきました

ところで、この日は、仕事で見に行けない友人とあわせて、主役の彼女に花束を贈ろうということになり、代表してオイラが花束をかついで会場へ向かうことに。新宿駅で埼京線に乗ったときは空いていたのですが、池袋をすぎるといっきに車内が混雑、乗り換えの赤羽駅も超混雑で、そのなかをでかい花束をかかえて、大いに注目を集めておりました。(^_^;)

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