ギリシャ 反対デモ2日目

緊縮政策の押しつけに反対するギリシャの大抗議デモ。2日目も、引き続き大規模なストライキとともに国会周辺はデモ隊が埋め尽くしているらしい。

ところで、先ほどの日本テレビ ニュースZEROによれば、デモ隊のなかで、整然とした抗議行動をおこなうべきだと主張する労働組合などと、昨日、火焔瓶などを投げて「暴徒化」した一部学生?との小競り合いが起こっているらしい。大事な動きかもしれない。

ギリシャ 緊縮策反対デモ続く:NHKニュース

ギリシャ 緊縮策反対デモ続く

[NHKニュース 10月20日 19時20分]

 深刻な財政危機に陥っているギリシャでは、政府が打ち出した公務員の人件費削減など、追加の緊縮策の採決が議会で行われる予定で、首都アテネの中心部では、前日に引き続き、緊縮策に反対する大規模なデモが始まっています。
 深刻な財政危機が続くギリシャでは、20日、前日に引き続き交通機関など公共部門を中心とした大規模なストライキが行われています。首都アテネでは前日の19日にはデモ隊の一部が暴徒化して、警官隊に火炎瓶を投げるなどしたのに対して、警官隊も催涙弾を発射するなどして激しく衝突しました。2日目となる20日も午前から大規模なデモが始まり、横断幕やプラカードを掲げたデモ隊が、市内の主要な道路を埋め尽くしています。今のところ、大きな衝突はありませんが、アテネ中心部にある議会の周辺では、警察が鉄製の柵を設置するなど厳重な警戒態勢を敷いており、ものものしい雰囲気となっています。
 一方、議会では、年金支給額の削減や、公務員3万人を一時休職にして人件費を削減することなどを軸とした緊縮策を承認するかどうかの採決が行われる予定です。今回の緊縮策は、EU=ヨーロッパ連合などからの新たな融資の条件となっていることから、ギリシャ政府としては、あくまでも20日の採決で正式な承認を得たいとしています。国民が反対するなかで緊縮策が承認されれば、今後、国民の反発が一層強まるのは避けられない情勢です。
 ギリシャの議会で採決が行われる追加の緊縮策は、政府が先月21日に発表したものです。公務員3万人を一時休職させて人件費を削減することや、毎月1200ユーロ(日本円にしておよそ12万円)を超える年金を受け取っている人を対象に、その一部を削減すること、さらに、収入が低い人を対象にした所得税免除の条件を厳しくすることなどが盛り込まれています。ギリシャでは、今回の緊縮策以前にもEU=ヨーロッパ連合やIMF=国際通貨基金の求めに応じる形で、次々と緊縮策を打ち出してきました。ことし6月には増税や公務員の削減、それに政府系企業の民営化などを柱にした緊縮策が議会で可決されたほか、先月下旬にも固定資産税の増税が盛り込まれた緊縮策が可決されています。ただ、こうした相次ぐ緊縮策の影響で国民の消費が落ち込んだことなどから、景気にも大きな影響が出ていて、期待していた財政再建がかえって進まない悪循環に陥っています。

【追記】

今日(10/21)になって、こんな記事を発見。国会突入を図ったのはアナーキスト・グループで、それを規制しようとした共産主義者を襲撃したというのだが……。

アテネでの騒乱で1人死亡: The Voice of Russia

アテネでの騒乱で1人死亡

[The Voice of Russia 20.10.2011, 20:22]

 20日、ギリシャの首都アテネ中心部で起きた衝突で、1人が死亡した。これはAP通信が同国議会スポークスマンの発表を引用して報じたもの。これに先立ち、16人が病院に搬送されたと伝えられていた。
 この日、少なくとも200人のアナーキスト達が、ギリシャ議会への突入を図ったが、平和的な抗議行動を訴え、警官隊との衝突を許さないとする共産主義者のデモ隊に阻まれた。その後、アナーキスト達は、攻撃の矛先を共産主義者達に向け、石や棒、さらに火炎瓶さえ用いた大規模な乱闘に発展、これがおよそ40分続いた。(リア・ノーヴォスチ)

こっちのほうがもう少しニュース媒体としては信用が置けそう。

ギリシャ、緊縮策を採択 大規模抗議デモで1人死亡:AFPBB News

ギリシャ、緊縮策を採択 大規模抗議デモで1人死亡

[AFPBB News 2011年10月21日 10:41 発信地:アテネ/ギリシャ]

【10月21日 AFP】ギリシャ議会は20日夜、減税の大幅縮小や公共部門の数千人規模の一時解雇などを盛り込んだ緊縮策を採択した。
 緊縮策は、欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)が80億ユーロ(約8500億円)の追加融資を行う上で前提条件とされていた。
 一方、ゼネスト2日目の同日、採決が行われる首都アテネ(Athens)の国会議事堂前のシンタグマ広場(Syntagma Square)には約3万5000人のデモ参加者が集結し、一部が警官隊と衝突。1人が死亡した。
 デモの主導権をめぐって労働組合側とデモ参加者が衝突し、火炎びんを投げ合う事態に発展する中、警官隊が催涙ガスを発射したという。
 警察は50代の男性が病院で死亡したと発表したが、死因については触れなかった。国内メディアは男性がデモに巻き込まれて頭を負傷したと伝えたが、病院側は男性にけがはなく、搬送時には既に心肺停止状態だったと話している。

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