新国立劇場 オペレッタ「こうもり」

こうもり

前日に続いて、29日、またまた新国立劇場で、こんどはヨハン・シュトラウス2世のオペレッタ「こうもり」を鑑賞。

「こうもり」は、主人公アイゼンシュタインに恥をかかされた友人ファルケが仕返しをするドタバタ喜劇。総譜に記されたセリフは限られており、上演のたびにアドリブでセリフを足して観客を笑わせるようになっている。去年、芸劇で見た「こうもり」は舞台を現代に移し、主人公もIT産業で成功を収めた男と今どきの設定に変更されていたが、今回はオーソドックスな演出ながら、招聘された俳優たちが片言の日本語を交えて、お客さんたちは盛り上がった。

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新国立劇場 ワーグナー「さまよえるオランダ人」

新国立劇場「さまよえるオランダ人」
新国立劇場「さまよえるオランダ人」

今年から新国立劇場・芸術監督に就任した飯守泰次郎氏の最初の公演、ワーグナー「さまよえるオランダ人」を28日に見てきた。ナマで見るのは初めだが、4階バルコニー最後列なので、せっかくの醍醐味は半分も味わえなかったかも。それでも十分楽しめたが。

それにしても、「さまよえるオランダ人」のテーマといいゼンタの救済のテーマといい、実に演歌調。運命に翻弄され、愛する男性のために最後は女性が命を落とす…。内容的にも、まったくの演歌だった。(笑)しかし、ストーリー的には、なぜゼンタがあそこまでオランダ人に憧れるのか、そこがさっぱり分からないまま終わってしまった。

ソリストたちはみなさんさすがの好演。とくにダーランド、ゼンタは格別でした。合唱も見事だった。ただ、オケのほうは、4階席だったからか、バランスや鳴りが悪く聞こえるときもあって残念だった。

【公演情報】
指揮:飯守泰次郎/演出:マティアス・フォン・シュテークマン/ダーランド:ラファウ・シヴェク/ゼンタ:リカルダ・メルベート/エリック:ダニエル・キルヒ/マリー:竹本節子/舵手:望月哲也/オランダ人:トーマス・ヨハネス・マイヤー/合唱:新国立劇場合唱団/管弦楽:東京交響楽団

読響第544回定期演奏会

読響第544回定期演奏会
読響第544回定期演奏会

1月16日(金)、読響第544回定期演奏会。サントリーホール

  • ウェーベルン:パッサカリア 作品1
  • シューマン:ピアノ協奏曲 イ短調 作品54
  • ブラームス(シェーンベルク編曲):ピアノ四重奏曲 第1番(管弦楽版)

指揮は準・メルクル、ピアノは金子三勇士。

シェーンベルクの編曲によるブラームスのピアノ四重奏曲第1番は、初めて実演で聴く曲で期待して出かけたが、難曲なのだろう、期待通りという部分とイマイチな部分とが半分半分という感じだった。

1曲目のパッサカリアはオケのまとまりがなく、さっぱりな出来。2曲目、シューマンのピアノ協奏曲は、三勇士くんが弱音部分をテンポ落として演奏したのは好みの分かれるところだろう。僕には、流れがよどんでしまったように感じられた。

それにしても、客の入りが悪い。せいぜい6割というところか。メルクルらしい凝ったプログラムなのに残念である。

今月2回目のコンサート。

都響第782回定期演奏会

都響第782回定期演奏会(Aシリーズ)
都響第782回定期演奏会(Aシリーズ)

冷たい雨が降る中、東京文化会館で都響第782回定期演奏会を聞いてきた。指揮は下野竜也氏。

     

  • 川島素晴:室内管弦楽のためのエチュード
  • シュネーベル:シューベルト・ファンタジー
  • カーゲル:ブロークン・コード

一柳慧プロデュース「日本管弦楽の名曲とその源流」シリーズ第19回。長く続いたこのシリーズも、今回と23日のB定期で最後となる。しかしいずれも苦手な現代曲で、どう聞いていいのかさえ分からないまま。ここしばらく肩・首の痛みで睡眠が浅く寝不足であることもあって、今年最初のコンサートは3曲ともほぼ爆睡状態。申し訳ない。