Tag Archives: ブルックナー

新日本フィル第549回定期演奏会

新日本フィル第549回定期演奏会

新日本フィル第549回定期演奏会

本日は、サントリーホールで、新日本フィルの定期演奏会。ダニエル・ハーディング指揮で、

  • ディーン:ドラマティス・ペルソネ ※日本初演
  • ブルックナー:交響曲第7番 ホ長調(ベンヤミン=グンナー・コールスによる新版2015) ※日本初演

前半ディーンのトランペット・ソロはホーカン・ハーデンベルガー。

この間、ハーディングは「復活」とか今回のブル7とか大曲を振るのに、なかなか結果が伴わず、今日のブル7もかなり心配していたが、果たして如何に。

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新日本フィル第533回定期演奏会

すみだトリフォニーホールで、新日本フィルハーモニーの定期演奏会を聞いてきた。ダニエル・ハーディングの指揮で、ブルックナーの交響曲第5番(ノヴァーク版)というプログラム。

期待をしたが、演奏は残念な出来だった。ハーディングは、ゼネラル・パウゼを意識してやたら大きくたっぷりとっていたが、それがこの曲の推進力を妨げてしまったようで、弦や管がバラバラになってしまった。また、対抗配置にしていたが、そのためにヴァイオリンの一体感が損なわれ、かえって演奏が薄っぺらくなったように思う。管のミスもあったし、弦も濁っていた。残念ながら、新日本フィルのいまの技量ではせいぜいこの程度かという出来だった。

当日のツイッターは賛否両論だったので、私の評価は一方的過ぎるのかもしれないが、誰もが認める成功といかなかったことだけは間違いない。

ところで、当日発表されたところでは、ハーディングは1年延長で2015/2016シーズンも指揮をとるが、インゴ・メッツマッハーは今シーズン(2014/2015)で契約期間満了、延長なしということになったらしい。

小沢征爾から新日本フィルを受け継いだアルミンクが退任したあと、新日本フィルは音楽監督(あるいは常任指揮者)不在の状態が続いている。ハーディングもメッツマッハーも年2回4プログラムを振るだけ。年10回の定期演奏会のうち、半分とは言わないが、オケの音づくりに責任を持つにはせめて年4回は振ってもらいたいと思うのだが、それを担当する指揮者がいない。

またハーディングは、マーラーやブルックナーなど大作ばかりをやる“巨艦大砲主義”なところがあって、いろいろと珍しいプログラムをやってくれるメッツマッハーのほうがオケのためにはよいと思うのだが、任期満了でお終いになってしまって残念だ。この間、日フィルがラザレフにしごかれてめきめき腕を上げているだけに、新日本フィルの置いてけぼり感が半端ない。早く新しい音楽監督を迎え、オケのレベルアップに取り組んでほしい。

若い躍動するブルックナー!!

東京交響楽団第615回定期演奏会

今日は、サントリーホールで、東京交響楽団の定期演奏会。指揮は、ユベール・スダーン。

  • シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 op.47
  • ブルックナー:交響曲第4番 変ホ長調 「ロマンティック」(ノヴァーク校訂1878/80年稿)

ブルックナーは、スダーンが全身を使ってぐいぐいと推進して、若々しい躍動感たっぷりの演奏でした。金管のきらめきっぷりはやっぱり東響!カーテンコールでは、スダーンもホルン・トップを2度も立たせていたほど(ま、小さな瑕疵がなかったわけじゃありませんが)。こういう若々しいブルックナー、僕は大好きです。

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本棚を探したらいろいろとブルックナーのCDが出てきた…

本棚に突っ込んであるCDを探したら、いろいろとブルックナーのCDが出てきました。中には持っていることを忘れていたCDも…。^^;

ということで備忘録代わりに、つぶやきをはりつけておきます。

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【中間整理】ブルックナーの各交響曲の稿について

ブルックナーの交響曲は、「稿」の違いと「版」の問題とが絡み合って、なかなかややこしい。とりあえず各交響曲の作曲の年代と「稿」について整理しておこう。

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ミューザ川崎リニューアルオープン記念コンサート

ミューザ川崎リニューアルオープン記念コンサート

ミューザ川崎リニューアルオープン記念コンサート

東日本大震災で吊天井が崩落したミューザ川崎シンフォニーホールのリニューアルオープン記念コンサートに行ってきました。指揮はユベール・スダーン、演奏は東京交響楽団。

  • ブルックナー:交響曲第9番 ニ短調 WAB109(ノヴァーク版)
  • ブルックナー:テ・デウム ハ長調 WAB45

ブルックナー自身が、4楽章が完成できなければ代わりにテ・デウムを演奏するようにと言い残していたということで、今日は、途中に休憩を入れずに、3楽章に続いてテ・デウムが演奏されました。

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嗚呼、堂々のブルックナー!

読響第523回定期演奏会(2013年2月18日)

読響第523回定期演奏会(2013年2月18日)

本日の読響定期演奏会は、2006年11月に読響「正指揮者」になった下野竜也氏の卒業記念公演。そのせいかどうかわかりませんが、サントリーホールはいつもより混雑して、学生さんらしき姿がたくさん見受けられました。プログラムは以下の通り。

 ブルックナー:交響曲第5番 変ロ長調 WAB.105

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コバケン、ブル9を振る!

小林研一郎氏が、日フィル相手に、ブルックナーの交響曲第9番を振るというので、楽しみに出かけました。

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スーパー・コーラス・トーキョー特別公演

スーパー・コーラス・トーキョー特別公演(2011年10月6日)

木曜日、スーパー・コーラス・トーキョーの特別公演を聴いてきました。スーパー・コーラス・トーキョーというのは、合唱指揮者のロベルト・ガッピアーニがオーディションしたメンバーと、東京のプロの合唱団のなかの優秀なメンバーからなる特別の合唱団。昨年スタートして、今回が2回目の公演ということになります。

  • モーツァルト:レクイエム ニ短調 K.626 (レヴィン版)
  • ブルックナー:テ・デウム ハ長調

独唱のメンバーも豪華で、レクイエムは、ソプラノ澤畑恵美、メゾソプラノ加納悦子、テノール福井敬、バリトン牧野正人、テ・デウムのほうがソプラノ高橋薫子、メゾソプラノ坂本朱、テノール中鉢聡、バリトン河野克典の各氏。

管弦楽は東京都交響楽団。

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9月のコンサート

東京シティフィル第251回定期演奏会新日本フィルハーモニー第482回定期演奏会読響第507回定期演奏会都響第721回定期演奏会

9月が終わってしまいましたが、9月のコンサート、まとめて報告しておきます。とはいえ、1ヵ月近く前のものもあって、すっかり忘れてしまいましたが…。(^_^;)

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下野竜也×読響×ブルックナー+上岡敏之×東フィル×シューベルト

読売日本交響楽団第4回オペラシティ名曲シリーズ(2011年7月18日)東京フィルハーモニー交響楽団第806回サントリー定期演奏会(2011年7月22日)

先週は2つのコンサートを聴いてきました。

まず18日、下野竜也氏が振る読響のコンサート。ヒンデミット&ブルックナーという意欲的なプログラムでした(こういうのを「名曲コンサート」でやるあたりが下野さんらしい)。

  • ヒンデミット:〈さまよえるオランダ人〉への序曲〜下手くそな宮廷楽団が朝7時に湯治場で初見をした〜(下野竜也編・弦楽合奏版、世界初演)
  • ヒンデミット:管弦楽のための協奏曲 op.38 (日本初演)
  • ブルックナー:交響曲第4番 変ホ長調 WAB.104 〈ロマンティック〉(ハース版)

22日は、サントリーで東フィルの定期。ヴッパータール響で活躍中の上岡敏之氏の指揮。

  • シューベルト:交響曲第7番 ロ短調「未完成」 D759
  • シューベルト:交響曲第8番 ハ長調「グレート」D944

まず、下野さんの読響定期から。

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どちらも充実した演奏でした!!

新日本フィル第478回定期演奏会(2011年6月17日)

先週末、2つのコンサートを聴いてきましたが、どちらも大変充実した演奏でした。

まず17日は、すみだトリフォニーホールで新日本フィルの定期演奏会。指揮は、ダニエル・ハーディング。

  • ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調(1890年、ノヴァーク版)

ハーディングがブルックナーを振るのは初めてだとか。あの日、日本にいて震災を体験し、それでも当日夜にはコンサートを実施したハーディングが、ふたたび来日して、どんなふうに新日本フィルを振るのか、というのも期待でした。

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いま、この日本で音楽を聴くことの喜び

都響第717回定期演奏会(2011年5月18日)

4月の定期公演を振り替えてもらって、今夜、上野・東京文化会館で都響の定期演奏会を聴いてきました。先週に続いて、インバルの指揮です。

  • プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第2番 ト短調 op.63
  • ブルックナー:交響曲第2番 ハ短調(ノヴァーク第2稿・1877年版)

いろいろと版にこだわるインバルですが、2番についてはスタンダードな第2稿にもとづいてこれまでも演奏。ということで、安心して音楽に身をゆだねることができました。(^_^;)

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ああ、ブルックナーを聴ける喜び!! 尾高忠明×読響×ブル8

読売日響第499回定期演奏会(2010年12月13日)

ブル8月間の最後は、読響の定期演奏会。指揮は尾高忠明さん。

 ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調 WAB.108 ハース版

今日は、金管は左手のホルンとワーグナーチューバの隣にチューバを座らせ、センターはトロンボーン、そしてトランペットがいちばん右手という順番。これが尾高さんのアイデアなのかどうか、僕には分かりませんが、ホルンとトランペットの対照がおもしろく聞こえました。

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インバルにぴったり 都響×ブル6

都響第707回定期演奏会(2010年11月30日)

今日は、都響の定期演奏会ということで、またもやサントリーホールへ(今シーズンは、どのオケの定期もみんなサントリーホールにしてしまったので、サントリーホール日参状態です)。ブル8月間のただ中で、本日は、インバルが都響相手に、ブル6を振ります。

  • モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第3番 ト長調 K.216
  • ブルックナー:交響曲第6番 イ長調

インバルのブルックナーというと、いろいろと「稿」へのこだわりがあったりしますが、この第6番にかんしていえば、ブルックナーが改訂をおこなわなかったので、そういう問題はなし。安心して聴いていられます。(^_^;)

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嗚呼、王道のブルックナー スダーン×東響

東京交響楽団第28回川崎定期演奏会(2010年11月28日)

ブル8月間第3弾。スダーン指揮、東京交響楽団のブルックナー交響曲第8番をミューザ川崎で聴いてきました。

  • ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 op.21
  • ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調 WAB.108 (ノヴァーク版第2稿)

当初はチケット買ってなかったんですが、友人の「スダーンのがある意味いちばん本命かも知れない」という言葉に、ついチケットを買ってしまいました。(^_^;)

で、聴いてみたら、なるほど確かにこれがいちばん王道のブルックナー。東響の弦も美しく、第1ホルン、第1トランペット、第1トロンボーンを2人にして、金管もきれいにきらめいていました。

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疲れました… チョン・ミョンフン×東フィル×ブル8

東京フィルハーモニー交響楽団第794回定期演奏会

ブル8月間第2弾。ということで、金曜日はサントリーホールへ。指揮はチョン・ミョンフン、演奏は東京フィルハーモニー交響楽団。

ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調 WBA.108(ノヴァーク版)

さて、演奏が始まって気がついたのですが、コントラバスがやたらに多い。僕の席(2階LD席)からはヴァイオリンの数がよく分からなかったのですが、20(18?)-18-16-14-12編成。サントリーホールのステージはいっぱいです。

そのせいかどうか分かりませんが、ともかく疲れました。これまでいろんなブルックナーを聴きましたが、こんなに疲れたのは初めてでした。

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本日も聴いて参りました

日フィル第625回定期演奏会(2010年11月13日)

昨日でかけた高関健×日フィル×ブルックナー交響曲第8番。あれいらい、頭の中でブルックナーが鳴り続けております。

ということで、本日、当日券でもう一度、高関健×日フィル×ブルックナー交響曲第8番を聴いて参りました。(*^_^*)

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ああなんと見事な演奏か 高関健×日フィル×ブル8

日フィル第625回定期演奏会(2010年11月12日)

高関健氏が、約20年ぶりの日フィル定期演奏会でブルックナー交響曲第8番を振る、ということで、仕事が終わると一目散にサントリーホールへ。

会場に入ってみると、オケは対抗配置で、左手にコントラバスが陣取り、ホルンは右側へ。しかし演奏が始まってみると、これが作品にぴったりに思えてきました。

プログラムに載っていた高関氏へのインタビューによれば、ブルックナーは、作曲するさい、「先に曲の構成を決め、和声進行もほぼ決定、フレーズの長さを表す小節数まで書き込んだのちに五線譜に音符を書き始めた」そうな。音楽は聴くばっかりで、楽器の演奏もできなければ譜面も読めないオイラにはさっぱり分かりませんが、それでも、まず曲の構成、和声、フレーズの長さが決まって、そのあと音階を決めていくなんていうことが可能なのかと思ってしまいますが、あのがっちりした構造を考えると、なるほどと思いました。

本日の高関さんの指揮では、この構造がしっかりと再構築されていました。テンポは抑えめなのですが、それで曲が重くなることはなく、さらにこれまた抑え気味ながら金管楽器の華やかなコラールと、これが日フィルかと思うほどの繊細かつ力強い弦。スクロヴァチェフスキよりも、はるかにがっちりしたブルックナーで、もうただただ聞き惚れるばかりの見事な演奏でした。

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おいらの耳がだめなのか? 都響第705回定期演奏会

都響定期Bシリーズ(2010年10月25日)

11月のイベント準備でヘロヘロの毎日。さすがに今日はもう無理かと一度は諦めたのですが、6時半には仕事が一段落してしまったのと頭痛がひどくなってこれ以上仕事をする気力をなくしてしまったので、「洪水よ、わが亡き後に来たれ」とばかりにサントリーホールへ急行。ブルックナーとなれば、やっぱり聴かずにはいられません。(^_^;)

  • エルガー:チェロ協奏曲 ホ短調 op.85
  • ブルックナー:交響曲第4番 変ホ長調 “ロマンティック” 1878-80年 ノヴァーク版第2稿

とはいえ、到着したときにはすでに1曲目が始まっていて、第3楽章からの立ち見になりました。

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