Tag Archives: 東響

東響第635回定期演奏会

東京交響楽団第635回定期演奏会(2015年11月22日)

東京交響楽団第635回定期演奏会(2015年11月22日)

昨日は、ジョナサン・ノットの指揮で東京交響楽団の定期演奏会を聞いてきました。ピアノはエマニュエル・アックス。とても刺激的で魅力的な演奏会でした。

  • リゲティ:ポエム・サンフォニック-100台のメトロノームのための-
  • J.S.バッハ(ストコフスキー編曲):甘き死よ来たれ BWV478
  • R.シュトラウス:ブルレスケ-ピアノと管弦楽のための-
  • ショスタコーヴィチ:交響曲第15番 イ長調 op.141

1曲目はリゲティ(1923-2006)が1962年に作曲した作品。副題にあるとおり、ホールに入るとステージに100台のメトロノームが並べられ、開演前から動いていて、バラバラにリズムを刻んでいます。それが時間とともにだんだん止まっていき、最後にすべてのメトロノームが停止するという超実験的な「作品」です。

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新国立劇場 オペレッタ「こうもり」

こうもり

前日に続いて、29日、またまた新国立劇場で、こんどはヨハン・シュトラウス2世のオペレッタ「こうもり」を鑑賞。

「こうもり」は、主人公アイゼンシュタインに恥をかかされた友人ファルケが仕返しをするドタバタ喜劇。総譜に記されたセリフは限られており、上演のたびにアドリブでセリフを足して観客を笑わせるようになっている。去年、芸劇で見た「こうもり」は舞台を現代に移し、主人公もIT産業で成功を収めた男と今どきの設定に変更されていたが、今回はオーソドックスな演出ながら、招聘された俳優たちが片言の日本語を交えて、お客さんたちは盛り上がった。

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新国立劇場 ワーグナー「さまよえるオランダ人」

新国立劇場「さまよえるオランダ人」

新国立劇場「さまよえるオランダ人」

今年から新国立劇場・芸術監督に就任した飯守泰次郎氏の最初の公演、ワーグナー「さまよえるオランダ人」を28日に見てきた。ナマで見るのは初めだが、4階バルコニー最後列なので、せっかくの醍醐味は半分も味わえなかったかも。それでも十分楽しめたが。

それにしても、「さまよえるオランダ人」のテーマといいゼンタの救済のテーマといい、実に演歌調。運命に翻弄され、愛する男性のために最後は女性が命を落とす…。内容的にも、まったくの演歌だった。(笑)しかし、ストーリー的には、なぜゼンタがあそこまでオランダ人に憧れるのか、そこがさっぱり分からないまま終わってしまった。

ソリストたちはみなさんさすがの好演。とくにダーランド、ゼンタは格別でした。合唱も見事だった。ただ、オケのほうは、4階席だったからか、バランスや鳴りが悪く聞こえるときもあって残念だった。

【公演情報】
指揮:飯守泰次郎/演出:マティアス・フォン・シュテークマン/ダーランド:ラファウ・シヴェク/ゼンタ:リカルダ・メルベート/エリック:ダニエル・キルヒ/マリー:竹本節子/舵手:望月哲也/オランダ人:トーマス・ヨハネス・マイヤー/合唱:新国立劇場合唱団/管弦楽:東京交響楽団

若い躍動するブルックナー!!

東京交響楽団第615回定期演奏会

今日は、サントリーホールで、東京交響楽団の定期演奏会。指揮は、ユベール・スダーン。

  • シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 op.47
  • ブルックナー:交響曲第4番 変ホ長調 「ロマンティック」(ノヴァーク校訂1878/80年稿)

ブルックナーは、スダーンが全身を使ってぐいぐいと推進して、若々しい躍動感たっぷりの演奏でした。金管のきらめきっぷりはやっぱり東響!カーテンコールでは、スダーンもホルン・トップを2度も立たせていたほど(ま、小さな瑕疵がなかったわけじゃありませんが)。こういう若々しいブルックナー、僕は大好きです。

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ミューザ川崎リニューアルオープン記念コンサート

ミューザ川崎リニューアルオープン記念コンサート

ミューザ川崎リニューアルオープン記念コンサート

東日本大震災で吊天井が崩落したミューザ川崎シンフォニーホールのリニューアルオープン記念コンサートに行ってきました。指揮はユベール・スダーン、演奏は東京交響楽団。

  • ブルックナー:交響曲第9番 ニ短調 WAB109(ノヴァーク版)
  • ブルックナー:テ・デウム ハ長調 WAB45

ブルックナー自身が、4楽章が完成できなければ代わりにテ・デウムを演奏するようにと言い残していたということで、今日は、途中に休憩を入れずに、3楽章に続いてテ・デウムが演奏されました。

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11月前半のコンサート

東京都交響楽団第725回定期演奏会日本フィルハーモニー交響楽団第635回定期演奏会東京フィルハーモニー第807回サントリー定期シリーズ東京交響楽団第594回定期演奏会

最近は、演奏会が終わるとすぐTwitterでつぶやいてしまうので、Blogへの書き込みが滞りがちですが、相変わらずコンサートには足繁く通っております。

まず、11月10日は都響の定期演奏会Bシリーズ。

  • モーツァルト:ピアノ協奏曲第23番 イ長調 K.488
  • R・シュトラウス:家庭交響曲 op.53

翌11日、1並びのおめでたい日には、日フィルの定期演奏会。

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ウェブ上のチャリティ・コンサート

東京フィルの荒井英治さん(ヴァイオリン、ソロ・コンサートマスター)、青木高志さん(ヴァイオリン、コンサートマスター)、須田祥子さん(ヴィオラ)、渡邉辰紀さん(チェロ、首席チェロ奏者)が、「ウェブ上でのチャリティーコンサート」ということで、弦楽四重奏の演奏を公開して、募金の呼びかけをされています。

音楽家として今何ができるか。Charity concert on the web|東京フィル公式ブログ「オーケストラをゆく」

曲目は、モーツァルト(L.Kember編):クラリネット五重奏曲イ長調Kv.581より第2楽章。You Tubeでも視聴可能です。

仙台フィルハーモニーは、26日、仙台市内で第1回の「復興コンサート」を開催しました。

仙台フィル「復興コンサート」(朝日新聞)

仙台フィルハーモニー管弦楽団の「復興コンサート」が開かれた仙台市宮城野区・見瑞寺=26日(朝日新聞)

故郷に帰る日は―歌声重ね、思い重ね 仙台フィル演奏会:朝日新聞

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年の初めの試しとて…

東京交響楽団第585回定期演奏会(2011年1月6日)

本日は、アリス=紗良・オットさんが東京交響楽団と競演するということで、サントリーホールへ行ってきました。

  • リスト:ピアノ協奏曲第1番 変ホ長調
  • マーラー:交響曲第1番 ニ長調 op.92 「巨人」

今年最初のコンサートです。まず前半、真っ赤なロングドレスに身を包んで裸足のアリス=紗良・オットさんが登場。

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嗚呼、王道のブルックナー スダーン×東響

東京交響楽団第28回川崎定期演奏会(2010年11月28日)

ブル8月間第3弾。スダーン指揮、東京交響楽団のブルックナー交響曲第8番をミューザ川崎で聴いてきました。

  • ショパン:ピアノ協奏曲第2番 ヘ短調 op.21
  • ブルックナー:交響曲第8番 ハ短調 WAB.108 (ノヴァーク版第2稿)

当初はチケット買ってなかったんですが、友人の「スダーンのがある意味いちばん本命かも知れない」という言葉に、ついチケットを買ってしまいました。(^_^;)

で、聴いてみたら、なるほど確かにこれがいちばん王道のブルックナー。東響の弦も美しく、第1ホルン、第1トランペット、第1トロンボーンを2人にして、金管もきれいにきらめいていました。

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大友直人×東響×ベートーヴェン

東京交響楽団第574回定期演奏会プログラム

東京交響楽団第574回定期演奏会

 シューマン:序曲,スケルツォとフィナーレ op.52
 フィトキン:ピアノ協奏曲 'Ruse' (委嘱新作、日本初演)
 ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調 op.92

指揮:大友直人/ピアノ:キャサリン・ストット/コンサートマスター:大谷康子
会場:サントリーホール/開演:2010年1月8日 午後7時〜

2010年最初のコンサートということで、普段は東響のコンサートは通ってないのですが、今回は1回券を買ってサントリーホールへ。

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すかいらーく、東響への支援中止

神奈川県川崎市のミューザ川崎を本拠地とする東京交響楽団。すかいらーくが年1億円を超える支援の中止を伝えていたことが明らかになりました。

バブル華やかなりし頃に、さんざんもてはやされたメセナですが、世界的な経済危機の中で、苦境に立ち至っています。神奈川新聞の記事によれば,同楽団の年間収入は13億円あまり。そのうちの1億円の削減ですから、かなり大きな比率です。市民による支援を含め、ぜひとも頑張ってほしいと思います。

すかいらーく、東京交響楽団支援を取りやめ/川崎(神奈川新聞)

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僕にはもすこし“艶”がほしかった…

西本智実マーラーと向き合う!(3月11日)

いまをときめく西本智実さん。まだ一度も聴いたことがなかったのですが、マーラーを振るというのでミューザ川崎まで出かけてきました。

颯爽と登場した西本さん。要所要所はしっかりポーズも決めて、まるでタカラヅカのよう。

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東響×飯森範親×マーラー交響曲第7番

東京交響楽団第564回定期演奏会

土曜日、サントリーホールで、東京交響楽団のコンサートを聴いてきました。今回は舞台後ろのP席。プログラムは以下の通り。指揮は飯森範親氏です。

 シューベルト:イタリア風序曲 第2番 ハ長調 D.591
 リスト:死の舞踊
 マーラー:交響曲第7番 ホ短調 「夜の歌」

オケは第1バイオリンと第2倍オリオンを左右に分けた対抗配置、ただしコントラバスが金管の後ろ、舞台の一番奥に1列に陣取るという独特の配置でした。

おもしろかったのは2番目の「死の舞踊」。ベルリオーズの「幻想交響曲」の第5楽章の有名なモティーフが主題としてもちいられていました。

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聴いてきました ゲルギエフ&東響特別演奏会

ワレリー・ゲルギエフ指揮 東京交響楽団 特別演奏会(2007年11月12日)

世界的な指揮者ワレリー・ゲルギエフが東京交響楽団を振るというので、参院選挙の忙しい最中にチケットを確保し、いらい首を長??くして待っていたコンサート。満員の東海道線にのって、ミューザ川崎まで行ってきました。

プログラムは、前半がモーツァルト交響曲第41番“ジュピター”、後半がベルリオーズ幻想交響曲という贅沢な組み合わせです。

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東響 第546回定期演奏会

東京交響楽団 第546回定期演奏会(チラシ)

友人から「仕事で行けなくなったから」と、東京交響楽団の定期演奏会を譲ってもらいましたが、プログラムはちょっと妙…。東響定期は、今シーズン、ハイドンシリーズということで、毎回必ずハイドンの作品をやっているのだそうですが、ハイドンからショスタコーヴィチまでとは、いったいどうなることやら…と思いつつ、川崎まで出かけてきました。

  • ハイドン:交響曲第93番 ニ長調
  • モーツァルト:ピアノ協奏曲 第21番 ハ長調 K.467
  •     休憩
  • ショスタコーヴィチ:交響曲第12番 ニ短調 op.112 “1917年”

指揮は、アイスランド交響楽団音楽監督のラモン・ガンバ。ピアノは仲道郁代さん。

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ミューザ川崎に行ってきました

ミューザ川崎シンフォニーホール

金曜日、東京交響楽団の川崎定期演奏会へ。ということで、初めて、ミューザ川崎に行ってきました。ホールに入って初めて気づいたのですが、シートが渦巻き状に並んでいるんですね。なかなかおしゃれなホールでした。

プログラムは、以下の通り。お目当ては、2曲目のソリスト、諏訪内晶子さんです。(^_^;)

  • シューベルト:付随音楽「キプロスの女王ロザムンデ」序曲
  • シベリウス:ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 op.47
  •    休憩
  • ブラームス:交響曲第1番 ハ短調 op.68

ということで、諏訪内さんは、背中の大きくあいた淡いブルーのドレスという艶やかなお姿で登場。力強い弓遣いで、シベリウスの曲を弾いてゆかれます。ただ、ホールのせいなのか、音が少し硬いように感じられました。速い指遣いで高音にあがっていくようなところで、それがちょっと気にはなりましたが、それは些細な問題。ただただ、その美々しいお姿に見惚れて、エネルギッシュな演奏を堪能させていただきました。m(_’_)m

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シェーンベルク:グレの歌 東響第537回定期演奏会

25日、日曜日、サントリーホールで、大友直人指揮によるシェーンベルク「グレの歌」を聴いてきました。「グレの歌」を生で聴くのは初めてだったので、期待して出かけてきました。

ホールに入ってまず驚いたのは、オケの人数の多さ。サントリーホールの舞台は、確かにそんなに広くはありませんが、その舞台からこぼれ落ちそうなぐらいにぎっしり椅子と譜面台が並べてあって、マーラー以上と言われているのはなるほどだなぁと思いました。

で、演奏の方ですが、生で聴くのは初めてなので、ただただそのスケールのでかさに圧倒されるばかりでした。フルート8なんていう演奏は初めてだし、ヴァイオリンは第1、第2あわせて40人? それを2つどころか3つにも、4つにも分けて演奏するし、バス・トランペットとか、コントラバス・トロンボーンなんていうのの音を初めて聴きました。(^_^;)

音楽的には、第1部は、ワーグナー風に始まり、第3部にはいると、マーラー風かなと思っているうちに、無調的な部分が出てきたりして、けっこう楽しめました。シェーンベルクも、こんなだと大丈夫なんですけどねぇ… (^_^;)

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東響第536回定演 ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番1&交響曲第7番“レニングラード”

東京交響楽団第536回定期演奏会

一日じとじと雨が降る中、夕方からサントリーホールで東京交響楽団の定期演奏会に行ってきました。プログラムは以下の通り。

 ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番 イ短調 op.77
 ショスタコーヴィチ:交響曲第7番 ハ長調 op.60 “レニングラード”

もちろんオール・ショスタコーヴィチのプログラムも期待ですが、お目当ては何よりヴァイオリン・ソリストの川久保賜紀さんを愛でること。(^_^;)

で、東響は、やっぱり一番安心して聴いてられますね。大化けしないかわりに、ずっこける心配もなくて、演奏が始まるときにハラハラする必要がありません。でもその分、今日みたいなプログラムだと、ちょっと物足りないかも…。川久保さんのヴァイオリンも、もう少しがめつくやってもよかったんじゃないかというと、望みすぎでしょうか。

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