本日のお買い物。読む余裕があるのかどうかわからないけどね 松本有一『ピエロ・スラッファ 非主流の経済学者』(関西学院大学出版会、2021年10月刊)
カテゴリー: 読書
吉川敏子『氏と家の古代史』
日本古代の「氏(うじ)」と家(「戸」)を論じた本。著者は奈良大学教授。 「氏」が「始祖を共有する父系系譜で結ばれた集団」(8ページ)であることをわかりやすく解き明かしている。氏姓は制度のもとで、中央の豪族(「氏」)は「連… 続きを読む 吉川敏子『氏と家の古代史』
本日のお買い物
久しぶりに本屋さんで、まとめ買いしました。と言っても、新書、文庫のたぐいだけですが。^^; 手前右から 莫言『続・赤い高梁』(岩波現代文庫) 白井恭弘『ことばの力学』(岩波新書) 志賀櫻『タックス・ヘイブン』(岩波新書)… 続きを読む 本日のお買い物
本日のお買い物
随分と前に注文していたのですが、ようやく届きました。唐鎌直義先生の新著『脱貧困の社会保障』(旬報社、本体2,200円) まだ、パラパラとめくってみただけですが、前半はがっつり真正面からイギリスの社会保障制度の歴史。勉強し… 続きを読む 本日のお買い物
本日のお買い物
左は、日本中世史の保立道久氏の最新刊『歴史の中の大地動乱』(岩波新書)。タイトルは、もちろん、石橋克彦氏の『大地動乱の時代』(岩波新書、1994年)を意識したもの。 右は、渡邉泉『重金属のはなし』(中公新書)。人間にとっ… 続きを読む 本日のお買い物
高橋秀直『「資本論」研究』を読み終えました
高橋秀直氏の『「資本論」研究――労働価値論・貧困の蓄積論・経済学批判』(弘前大学出版会)についてつぶやいたものをまとめました。途中から、段々と読みやすいか読みにくいかという話ばかりになってしまいました。スミマセン…
木暮太一『僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?』について呟きました
日曜日(6/10)の「しんぶん赤旗」の読書欄で、木暮太一さんの『僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?』(星海社新書)が取り上げられましたが、僕には上から目線で切って捨てるような乱暴な評に思えてなりませんでした。 と… 続きを読む 木暮太一『僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?』について呟きました
本日のお買い物
今日は新書・文庫の類ばかり。 竹信三恵子著『ルポ賃金差別』(ちくま新書) 工藤重矩著『源氏物語の結婚』(中公新書) 和田春樹著『北朝鮮現代史』(岩波新書) 高橋和之編『新版 世界憲法集第2版』(岩波文庫) 松岡和子訳『ウ… 続きを読む 本日のお買い物
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右から 山内清『拡大再生産表式分析』(大川書房、税込み6,000円) 大西広『マルクス経済学』(慶応大出版会、本体2,400円) 齊藤彰一『マルクス剰余価値論の地層』(八朔社、4,000円) 孫崎享『不愉快な現実』(講談… 続きを読む 本日のお買い物
読み終わりました。古瀬奈津子『摂関政治』
岩波新書の日本古代史シリーズ最終巻の古瀬奈津子『摂関政治』。オビにあるとおり、藤原道長を中心に、9世紀から11世紀ぐらいまでを対象にしています。 以前に、講談社の『天皇の歴史』シリーズでも書いたことですが、摂関期ぐらいに… 続きを読む 読み終わりました。古瀬奈津子『摂関政治』
大瀧雅之『平成不況の本質』
大瀧雅之『平成不況の本質』(岩波新書)。読み終わったけれど、感想を書いてなかったので、あらためて。 結論から言えば、本書はマルクス経済学とはまったく異なる立場からのものだけれども、「公正な所得配分」を実現することこそが、… 続きを読む 大瀧雅之『平成不況の本質』
「僕ら」は幸福だというトンデモ本を読まされる不幸
140字という制約があるので、ちょっと言葉足らずのところもありますが、個々の中身が問題なのではなく、この著者の問題にたいするアプローチの仕方が問題なのです。
島田顕『ソ連・コミンテルンとスペイン内戦』にかんするつぶやき
島田顕『ソ連・コミンテルンとスペイン内戦』についてつぶやきました。
本日のお買い物
いずれも出たばかりの新刊。左から順番に、 デヴィッド・ハーヴェイ『〈資本論〉入門』(作品社、本体2,800円) 竹内正浩『地図と愉しむ東京歴史散歩』(中公新書、本体940円) 元木泰雄『河内源氏 頼朝を生んだ武士本流』(… 続きを読む 本日のお買い物
本日のお買い物
しりあがり寿さんの『あの日からのマンガ』(エンターブレイン) 「朝日新聞」夕刊の連載マンガ「地球防衛家のヒトビト」は、普段あまり読んでないのですが、あらためてマンガでないと表わせないものがあることに気がつきました。 やっ… 続きを読む 本日のお買い物
読み終わりました 石塚裕道『明治維新と横浜居留地』
もういまではすっかり忘れられていますが、幕末・明治維新の12年間(1863〜75年)にわたって、イギリス軍、フランス軍が駐屯していました。本書は、その英仏駐留軍を中心にして、欧米列強による幕末日本の「植民地化の危機」や、… 続きを読む 読み終わりました 石塚裕道『明治維新と横浜居留地』
東北から見ると、律令国家の正体がよく分かる
先日読んだ坂上康俊『平城京の時代』でしばしば言及されていたので、続けて鈴木拓也『蝦夷と東北戦争』(吉川弘文館、2008年)を読んでみました。 坂上田村麻呂の名前ぐらいは日本史の授業で習いましたが、それ以上はよくわかないと… 続きを読む 東北から見ると、律令国家の正体がよく分かる
読み終わりました 『リア王』
シェイクスピア4大悲劇の最高峰といわれる『リア王』、読み終わりました。 いやあ、何がすごいって、リア王次々とつきまくる悪態、すごいですねぇ〜 あんなひどい悪態、落語にだって出てきません。リア王は悲劇のヒーロー? というこ… 続きを読む 読み終わりました 『リア王』
3つのテンペスト
左=松岡和子訳、シェイクスピア『テンペスト』(ちくま文庫)、右=池上永一『テンペスト』第1巻<春雷>(角川文庫) 松岡和子さん訳の『オセロー』のあとは、『テンペスト』を読み終えました。 ミラノ公国の大公位を奪われ、孤島に… 続きを読む 3つのテンペスト
いま話題の吉井英勝議員の最新著
いま話題の、京都大学工学部原子工学科卒、日本共産党衆議院議員の吉井英勝さんの最新著『原発抜き・地域再生の温暖化対策へ』(新日本出版社)です。 昨年10月に発行された本ですが、実は、吉井さんがこれまであちこちの雑誌などに書… 続きを読む いま話題の吉井英勝議員の最新著