読み終わりました 『くらやみの速さはどれくらい』

2004年度にネビュラ賞をとったエリザベス・ムーン『くらやみの速さはどれくらい』(ハヤカワ文庫)をようやく読み終えました。ずいぶんと前に買って、ずいぶんと前に3分の2ほど読んだのですが、そのままになっていました。 自閉症… 続きを読む 読み終わりました 『くらやみの速さはどれくらい』

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金原ひとみさんは絶望などしてなかった

先日、「東京新聞」に掲載された金原ひとみさんの文章を紹介して、僕は「それでも絶望する前に」と書きました。しかし、今日、インターネットをググっていると、こんな記事を発見。 東日本大震災:子どものため、原発避け岡山へ――作家… 続きを読む 金原ひとみさんは絶望などしてなかった

読んでいます。帚木蓬生『蠅の帝国』

昨日から読んでいるのが、帚木蓬生氏の『蠅の帝国』(新潮社)。連続古典教室の会場前にお店を出していた書籍販売コーナーでみつけて、ついつい買ってしまったもの。 副題に「軍医たちの黙示録」とあるとおり、軍医を主人公とした短編集… 続きを読む 読んでいます。帚木蓬生『蠅の帝国』

小松左京さん死去

SF作家の小松左京氏が亡くなった。 僕がSFを読み始めたころ、ちょうど「日本沈没」がラジオドラマとして放送されていて、小松左京はいわば「時の人」だった。「日本沈没」はその後映画化もされたけれど、僕には、あの毎日15分のラ… 続きを読む 小松左京さん死去

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読み終わりました 『リチャード3世』

『ヘンリー6世』の方を読み終わってないのに、『リチャード3世』の方を先に読み終わってしまいました。(^_^;) 話は、バラ戦争。ランカスター家とヨーク家との対立。イギリス人なら常識の出来事なのかも知れませんが、双方が入り… 続きを読む 読み終わりました 『リチャード3世』

読み終わりました 松岡訳『マクベス』

え〜っと、だんだん惰性になりつつありますが、松岡和子訳のシェイクスピア『マクベス』を読み終わりました。 魔女たちの予言に惑わされ、破滅へと向かうマクベス。どうとでもとれるような魔女の予言に、自分の望むものを見てしまう人間… 続きを読む 読み終わりました 松岡訳『マクベス』

読み終わりました 松岡『ハムレット』

読み終わってみると、やっぱり筋の通らないところがいろいろ。 亡霊はクローディアスに殺されたと言ったけれど、それ以外には、芝居を止めさせたことしか証拠はない。もしかすると、亡霊を含めて、ハムレットの妄想だったかも知れない。… 続きを読む 読み終わりました 松岡『ハムレット』

読み終わりました 『リア王』

シェイクスピア4大悲劇の最高峰といわれる『リア王』、読み終わりました。 いやあ、何がすごいって、リア王次々とつきまくる悪態、すごいですねぇ〜 あんなひどい悪態、落語にだって出てきません。リア王は悲劇のヒーロー? というこ… 続きを読む 読み終わりました 『リア王』

読み終わりました 『オセロー』

松岡和子さんの翻訳によるシェイクスピアの『オセロー』。 去年、二期会のオペラで見たときは、オセローがなんであんなにあっさりとイアゴーの嘘を信じてしまうのか、とあきれてしまいましたが、あらためてシェイクスピアの原作を読んで… 続きを読む 読み終わりました 『オセロー』

作家・重松清×共産党国会議員・小池晃の対談がおもしろい

共産党の発行する「しんぶん赤旗」の1月10日付日曜版に、作家の重松清さんと、共産党の参議院議員で、今年の選挙に東京選挙区からの出馬を表明している小池晃さんとの対談「人と人 つながる喜び」が載っています。 重松さん46歳、… 続きを読む 作家・重松清×共産党国会議員・小池晃の対談がおもしろい

津村記久子『ポトスライムの舟』再論

昨日、津村記久子さんの『ポトスライムの舟』について、「描かれている世界は、やっぱり狭いのではないだろうか」と書き、その理由として「作品の中では、主人公が大学を卒業後最初の職場で受けたというセクハラの問題はすでに過去のこと… 続きを読む 津村記久子『ポトスライムの舟』再論

51%の人が『蟹工船』に「共感できる」

「毎日新聞」の読書調査で、『蟹工船』に共感できるという人が51%を占めました。共感できる理由として、65%が「貧困は社会全体の問題だから」をあげています。 毎日読書調査:「蟹工船」に「共感できる」人が過半数(毎日新聞)

最古の万葉歌木簡見つかる

万葉歌が刻まれていた石神遺跡出土の木簡(奈良文化財研究所提供、読売新聞) 「万葉集」というのはすでに存在していた歌を集めたものだから、歌集成立前に、万葉集に収められた歌が見つかってもおかしくはないけれども、それでも、和歌… 続きを読む 最古の万葉歌木簡見つかる

日本は再び「周旋屋」天国となった!!

『コミックバンチ』に連載中のマンガ「蟹工船」。今週は第6話「組織の誕生」。いよいよ労働者がつながり始めたところです。次回からいよいよ佳境に入るようです(ただし次号は休載)。 で、毎回続けて掲載されている「蟹工船特別コラム… 続きを読む 日本は再び「周旋屋」天国となった!!