おまつり本番でヘロヘロモードのなか、電車の行き帰りでルル・ワン『睡蓮の教室』(新潮社)を読んでいます。
カテゴリー: 文学
読まねばなるまい…
今日、早めに仕事を終えて、ぷらっと紀伊國屋書店に立ち寄ったら、ありゃりゃ?? 出ちゃいましたか…。 怒れる作家・高村薫さんの最新作『新リア王』。『晴子情歌』(2002年、新潮社)の続編で、晴子の息子・彰之が、今度は、青森… 続きを読む 読まねばなるまい…
読み終えました 申京淑『離れ部屋』
16日のブログに申京淑さんの『離れ部屋』を読み始めたと書きましたが、今朝の通勤電車の中でようやく読み終えることができました。 小説の始まりで、作者は「これは事実でもフィクションでもない、その中間くらいの作品になりそうな予… 続きを読む 読み終えました 申京淑『離れ部屋』
申京淑『離れ部屋』
いま読んでる最中ですが、韓国の女性作家・申京淑(シン・ギョンスク)さんの自伝的小説です。1963年生まれの彼女が、16歳でソウルに出て就職し、夜学に通いながら、小説家を目指すまでの約4年間を描いています。時代的には197… 続きを読む 申京淑『離れ部屋』
ウィ・ギチョル『9歳の人生』
主人公の少年ペク・ヨミンは9歳の男の子。ソウル近郊の「山の町」と呼ばれる貧民街で暮らしています。「山の町」というのは、この町が急勾配の山の斜面にはりつくようにつくられているからで、町には水道もなく、雨が降れば雨漏りばかり… 続きを読む ウィ・ギチョル『9歳の人生』
莫言『赤い高粱』
出張2日目です。今日は、ずっと雨が降り続いて、建物の中に閉じ込められています。 昨日から読み始めた莫言の小説『赤い高粱』は、第1章を読み終えて、第2章の真ん中ぐらいにさしかかっています(もちろん、仕事をしながら、休憩どき… 続きを読む 莫言『赤い高粱』
池莉『ションヤンの酒家』(小学館文庫)
中国の作家・池莉の『ションヤンの酒家』(小学館文庫)を読みました。映画「ションヤンの酒家」の原作ですが、いわゆるノベライズではなく、ホントの原作(原題「生活秀」)です。 映画は見逃してしまったのですが、小説は非常に面白か… 続きを読む 池莉『ションヤンの酒家』(小学館文庫)
この間、読んだものについてあれこれ(1)
桐野夏生のブーム再来です。 土曜日、外仕事へ行くので分厚い本は持って行けないということで、『錆びる心』(文春文庫)を持って出かけました。短編集で、こういう空き時間にちょこちょこっと読むには便利です。解説(中条昌平氏)にも… 続きを読む この間、読んだものについてあれこれ(1)