消費税10%なら可処分所得は4〜9%もマイナスに!!

野田内閣の2011年「置き土産」みたいな消費税増税案。「毎日新聞」には、こんな記事が出ていました。 消費税10%なら:「夫婦と子ども2人」現役世代に打撃 – 毎日新聞 これによると、2015年の現役世代の可処… 続きを読む 消費税10%なら可処分所得は4〜9%もマイナスに!!

あらためて震災の復旧・復興、原発事故の補償問題を考える

日本共産党が発行する『議会と自治体』2012年1月号。引き続き、東日本大震災と福島原発災害 ((原発事故ではなく原発災害としているところが大事。事故そのものはいまだに全貌は明らかにならないし、これからも想像をこえる様々な… 続きを読む あらためて震災の復旧・復興、原発事故の補償問題を考える

世界の投機マネーはいったいいくらあるのか?

世界の投機マネーはいったいいくらあるのか? 以前、水野和夫氏の研究を紹介しましたが、あれから何年もたち、はたしていまはどうなっているのでしょうか? そもそも投機マネーについての公式統計など存在しない ((それは、ヘッジフ… 続きを読む 世界の投機マネーはいったいいくらあるのか?

立場はまるきり違うけど 本日の日経「大機小機」

本日の「日本経済新聞」の「大機小機」。立場はまるきり違うけれど、これを僕なりにいえば、 日本の景気回復には国内需要の回復が欠かせない。 「このままだと日本もギリシャのように大変なことになる」というのは脅しである。 庶民増… 続きを読む 立場はまるきり違うけど 本日の日経「大機小機」

イタリア新政権、富裕層への課税強化

イタリア新政権が富裕層にたいする課税を強化することに。 そのニュースの中に出てきたデータですが、イタリアでは、1%の富裕層が全資産の13%を保有しているそうです。それだけで資産は1兆ユーロほど。ここに0.5%課税するとい… 続きを読む イタリア新政権、富裕層への課税強化

IMFが1兆ドルの追加資金枠設定へ

ヨーロッパの信用不安について。今朝の「日本経済新聞」には、IMFが1兆ドル規模の追加資金枠を設定する案が浮上されている、という記事が出ていました。 1兆ドルといえば約77兆円、日本の政府予算の8割に相当する巨大な額。3年… 続きを読む IMFが1兆ドルの追加資金枠設定へ

ヨーロッパで信用不安が少しずつすすんでいるのか?

ユーロ・ドル建ての短期金融市場で、流動性リスクにたいする警戒感が強まっているらしい。要するに、ゆっくりした形だけれども、信用不安がすすんでいるということなのだろうか。これからどういうふうに展開していくのか、注目しておかな… 続きを読む ヨーロッパで信用不安が少しずつすすんでいるのか?

企業が海外投資するかどうかはそこで製品が売れるかどうかで決まる

山下満昭さんがTwitterで紹介されていたデータ。大もとをたどると、経済産業省の「海外事業活動基本調査」でした。 その中に、海外に進出している日本企業にたいして、投資を決定したさいのポイントについての質問があって、それ… 続きを読む 企業が海外投資するかどうかはそこで製品が売れるかどうかで決まる

産経新聞も、いいところまで近づいたんだけど…

これもすでにTwitterでつぶやいたネタですが、昨日の「産経新聞」の「日曜経済講座」に、勤労者世帯の所得がこの10余年で10%以上も減っているというグラフが載っていました。 勤労者世帯の所得がこの10年余でどんなに減少… 続きを読む 産経新聞も、いいところまで近づいたんだけど…

ユーロ圏の将来はどうなるか?

ギリシャ危機に始まったユーロ圏の金融不安は、イタリア、スペインにとどまらずフランスにまで広がりそうな状況。 そんななかで、こんな論評も流れている。政治家たちはギリシャのユーロ圏離脱はありえないというし、実際、ギリシャがユ… 続きを読む ユーロ圏の将来はどうなるか?

「ウォール街を占拠せよ」運動はアメリカでどう見られているか

ニューヨークの「ウォール街を占拠せよ」運動について、「日本経済新聞」が昨日の夕刊、今朝の朝刊と続けて好意的?な論評を掲載しています。書き手は、どちらもニューヨークの西村博之記者。 なるほどと思ったのは、「過剰な収益追求が… 続きを読む 「ウォール街を占拠せよ」運動はアメリカでどう見られているか

「中流」が没落したのでは日本経済はやってゆけないぞ!!

インターネットの日経新聞を眺めていて、こんな記事を見つけました。 株価が示す「中流意識層」の大没落:日本経済新聞 デパートとか高級品メーカーの業績や株価が低迷するのにたいして、スーパーや外食チェーンなどの業績や株価は順調… 続きを読む 「中流」が没落したのでは日本経済はやってゆけないぞ!!

フィナンシャル・タイムズ紙に論評「マルクスは銀行の未来について何を教えるか」

こっちは、11月6日付でフィナンシャル・タイムズ紙にのった論評「マルクスは銀行の未来について何を教えるか」。マルクスの言ったことは間違いだと言いつつも、マルクスの前提には示唆的なものもあるとして「資本主義は『生産様式の桎… 続きを読む フィナンシャル・タイムズ紙に論評「マルクスは銀行の未来について何を教えるか」

英労働党・影の内閣ビジネス・企業大臣 「歴史の教訓がほしいならマルクスに立ち返る必要がある」

イギリスBBC放送で、こんどはこんなニュースが流れています。労働党・影の内閣のビジネス・企業大臣労働大臣?のエドウィナ・ハート女史が「歴史の教訓がほしいなら、マルクスとエンゲルスに立ち返る必要がある」と発言したそうです。

そろそろイタリアの番ですか…ね

ギリシャのパパンドレウ首相が辞任して一段落?したかと思えば、次はイタリアが危ないといわれだした。しかし、フィンランド首相が言っているみたいに、イタリアは公的資金で支援するにはでかすぎる(もちろん、デフォルトしたときにもで… 続きを読む そろそろイタリアの番ですか…ね

BBC “マルクスは資本主義については正しかった”

ちょいと古い話題ですが、イギリスのBBC放送のA Point of View(視点)という番組で、9月3日に、The revolution of capitalism(資本主義の革命)と題してマルクスの資本主義論が取り上… 続きを読む BBC “マルクスは資本主義については正しかった”