またまた細かい詮索。資本論第2部第4章に次のようなくだりが出てくる。 他国の商品について言えることは、他国の貨幣についても言える。商品資本が他国の貨幣にたいして商品としてのみ機能するのと同様に、この他国の貨幣もこの商品資… 続きを読む ihmかihrか、それが問題だ!
カテゴリー: 経済学
資本論の邦訳について呟きました
資本論の邦訳(新日本出版社の上製版)についてつぶやきました。
BBCのマルクス特集番組が見れます
過日ご紹介した、イギリスBBCで放送された番組「マスター・オブ・マネー」の第3回マルクス篇の動画がYouTubeに乗っかっていました。 僕には、ネイティブの英語は早口でさっぱり分かりませんが、興味関心にある方はどうぞ。(… 続きを読む BBCのマルクス特集番組が見れます
英女王「どうして危機が起こることを誰もわからなかったの?」
10月11日付の朝日新聞「カオスの深淵」の2面に載っていた話。この記事自体は原発問題の記事なんですが、そのなかで、こんなエピソードが紹介されていました。 2008年11月、イギリスのエリザベス女王が、ロンドン大学経済政治… 続きを読む 英女王「どうして危機が起こることを誰もわからなかったの?」
イギリスBBCがテレビ番組でマルクスを取り上げるらしい
イギリスのBBCが、Masters of Moneyという3回連続番組で、第1回のケインズ、第2回のハイエクに続いて、第3回として、マルクスを取り上げるようです。番組放送は10月1日午後9時から(もちろん現地時間)。 B… 続きを読む イギリスBBCがテレビ番組でマルクスを取り上げるらしい
ですます調『資本論』。第1章第1節完了!
「です・ます」調での『資本論』翻訳の試み。第1章第1節の本文だけですが、完了しました。 やってみると、いわゆる翻訳調の堅苦しい文章のまま文末だけ「です・ます」にすることは不可能なので、全体を平易にせざるをえない。そこが面… 続きを読む ですます調『資本論』。第1章第1節完了!
です・ます調『資本論』
ちょっと思いつきで、『資本論』をです・ます調で訳してみました。やってみると、ただ文末を「です」「ます」に置き換えたというだけではなく、全体がなんだかソフトになったような気がして、文章そのものもそれに相応しく平易にしなけれ… 続きを読む です・ます調『資本論』
本日のお買い物
随分と前に注文していたのですが、ようやく届きました。唐鎌直義先生の新著『脱貧困の社会保障』(旬報社、本体2,200円) まだ、パラパラとめくってみただけですが、前半はがっつり真正面からイギリスの社会保障制度の歴史。勉強し… 続きを読む 本日のお買い物
イギリスとイングランド
『資本論』を読んでいて、気になるのは、「イギリス」という言葉。地名としては「イギリス」という言葉は英語にもドイツ語にもありません(現在のイギリス国の正式な名称は「グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国」)。邦訳を原… 続きを読む イギリスとイングランド
高橋秀直『「資本論」研究』を読み終えました
高橋秀直氏の『「資本論」研究――労働価値論・貧困の蓄積論・経済学批判』(弘前大学出版会)についてつぶやいたものをまとめました。途中から、段々と読みやすいか読みにくいかという話ばかりになってしまいました。スミマセン…
守屋典郎『日本マルクス主義の歴史と反省』について
数日前から、守屋典郎氏の『日本マルクス主義の歴史と反省』を読んでいます。その前の『日本マルクス主義理論の形成と発展』は面白かったのですが、『歴史と反省』になると、ちょっと…。
資本主義的所有関係を成り立たせている根拠は資本主義的生産関係である
資本主義的所有関係を成り立たせている根拠は資本主義的生産関係である、というある意味自明であることについて、少しつぶやきました。
木暮太一『僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?』について呟きました
日曜日(6/10)の「しんぶん赤旗」の読書欄で、木暮太一さんの『僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?』(星海社新書)が取り上げられましたが、僕には上から目線で切って捨てるような乱暴な評に思えてなりませんでした。 と… 続きを読む 木暮太一『僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?』について呟きました
置塩信雄氏の所有論について呟きました
置塩信雄氏の所有論についてつぶやきました。 置塩氏は、生産手段の社会的共有論について何度か書かれていますが、基本的に中身は同じです。発展させる余裕がなかったという面もあるかもしれませんが、最初に論じた時点(1980年)で… 続きを読む 置塩信雄氏の所有論について呟きました
英語版資本論第3章第1節
エンゲルス監訳の英語版『資本論』の第3章第1節の翻訳です。 英語版資本論第3章第1節 (PDF,540KB) 私のつたない語学力でいえば、英語版の方が英語版よりかなり平易なように感じます。翻訳もなるべく平易にしましたが、… 続きを読む 英語版資本論第3章第1節
マルクスはリカードウ『原理』をどのように読み込んだのだろう
資本論草稿集を読んでみると、マルクスは、恐慌論にしても再生産論にしても、行きつ戻りつ、いろいろと試行錯誤を繰り返しています。ところが、リカードウ批判に関していえば、『57〜58年草稿』の段階でも、すでにほとんど出来上がっ… 続きを読む マルクスはリカードウ『原理』をどのように読み込んだのだろう
久しぶりに『資本論』について囀りました
中心テーマは、DingとSacheについて、あるいはdinglichとsachlichについて。 しかし、「質と量という二重の観点から」の問題は未解決。さらに、馬鹿げている問題も未解決。どなたかご教授を。
本日のお買い物
右から 山内清『拡大再生産表式分析』(大川書房、税込み6,000円) 大西広『マルクス経済学』(慶応大出版会、本体2,400円) 齊藤彰一『マルクス剰余価値論の地層』(八朔社、4,000円) 孫崎享『不愉快な現実』(講談… 続きを読む 本日のお買い物
まだまだ見つかる『資本論』
これ↓は、横浜国立大学の蔵書である『資本論』第1部第2版のPDF版(253MB)。 かなりボロボロです。(^_^;) http://kamome.lib.ynu.ac.jp/dspace/bitstream/10131/… 続きを読む まだまだ見つかる『資本論』
ついに、『資本論』初版のPDFを手に入れました!!
Google Booksをいくら探しても見つからなかった『資本論』初版(1867年)のPDF版をついに手に入れました!! こちらのOpen Libraryに公開されています。 Das Kapital. (Open Lib… 続きを読む ついに、『資本論』初版のPDFを手に入れました!!