愛国心が強いほどアジアへの「反省必要」

昨年12月に朝日新聞が実施した世論調査について、『AIR21』に詳細な結果が報告されていました。 それによると、「自分に愛国心がどの程度あると思うか」の質問に、20%は「大いにある」、58%が「ある程度はある」と回答。「… 続きを読む 愛国心が強いほどアジアへの「反省必要」

結局買ってしまった 長谷川毅『暗闘 スターリン、トルーマンと日本降伏』

出版当初から気にはなっていたのですが、結局、買ってしまいました。まだ読み始めたばかりですが、このあたりはほとんど勉強したことがないので、関連文献も含め、ちょっと勉強してみたいと思います。 著者は、スターリンが対日参戦の条… 続きを読む 結局買ってしまった 長谷川毅『暗闘 スターリン、トルーマンと日本降伏』

ナチ絶滅収容所長との対話

ギッタ・セレニー『人間の暗闇―ナチ絶滅収容所長との対話』(小俣和一郎訳、岩波書店)。まだ100ページほど読んだだけですが、ナチス・ドイツがポーランドに設けた絶滅収容所長にたいするインタビュー。原書は、1974年にまず英語… 続きを読む ナチ絶滅収容所長との対話

読売新聞が「戦争責任」で世論調査

読売新聞社が「検証・戦争責任」で世論調査を実施。 まず気がつくのは、質問事項が非常に意図的なこと。 たとえば、戦争責任についての質問では、「先の大戦に踏み切ったり、敗北に追い込まれたりした責任など、いわゆる『戦争責任』」… 続きを読む 読売新聞が「戦争責任」で世論調査

森本忠夫『マクロ経営学から見た太平洋戦争』

著者の森本忠夫氏は、1926年生まれ。戦時中は海軍航空隊員として太平洋戦争に従軍。戦後は東レ取締役、東レ経営研究所所長などを務められた方。本書は、1985年に文藝春秋社から『魔性の歴史』というタイトル(これは、荒木二郎宛… 続きを読む 森本忠夫『マクロ経営学から見た太平洋戦争』

山中恒『アジア・太平洋戦争史』

山中恒さんの『アジア・太平洋戦争史――同時代人はどう見ていたか』(岩波書店)をようやく読み終えました。全体で600ページを超える大著ですが、はまりこんで夢中になって読み進めることができました。 本書が対象としているのは、… 続きを読む 山中恒『アジア・太平洋戦争史』

間違った戦争だった43%

毎日新聞の世論調査で、日本のさきの戦争について「間違った戦争だった」と答えた割合は43%。「やむを得なかった戦争だった」29%を大きく上回った。 戦争調査:「間違った戦争だった」43% 毎日新聞実施(毎日新聞) 戦争調査… 続きを読む 間違った戦争だった43%

描かれたものと描かれなかったもの ヒトラー?最期の12日間

話題の映画「ヒトラー?最期の12日間?」を見てきました(渋谷・シネマライズ)。実を言うと、日曜日(7/10)にも見に行ったのですが(シネマライズは、日曜最終回はいつでも1000円!)、満員・立ち見で、あきらめて帰ってきま… 続きを読む 描かれたものと描かれなかったもの ヒトラー?最期の12日間

元軍属、中国での化学兵器遺棄の証言へ

旧日本軍の遺棄毒ガス兵器損害賠償訴訟で、旧軍属の男性が、終戦間際に実際に化学兵器遺棄に携わった体験を証言することに。 旧日本軍遺棄化学兵器の除去については、すでに日中政府間での合意にもとづき、自衛隊が作業にあたっています… 続きを読む 元軍属、中国での化学兵器遺棄の証言へ