まだまだ続く『蟹工船』

何かと話題の小林多喜二『蟹工船』。まだまだ、メディアの企画は続いています。

新潮文庫の『蟹工船』が今年に入って5万7000部の増刷になったということは前に紹介しましたが、『週刊新潮』の記事によると、今月3万部の増刷をした後、さらに5万部の増刷を決めたようで、合計10万冊を超える大増刷になります。1996?2007年の12年間の総増刷部数が4万8000部だったのに、今年半年ですでにその2倍以上!! ホントにすごいブームです。

面白かったのは、これ↓。『週刊朝日』最新号(2008年6月6日号)に載った「週刊朝日“腐女子部”の『蟹工船』読書会@かに道楽」。『週刊朝日』編集部の20代?30代の女性4人が『蟹工船』をテーマに、かに道楽で読書会をやったという記事です。(^_^;)

週刊朝日“腐女子部”の「蟹工船」読書会@かに道楽(『週刊朝日』2008年6月6日号)
週刊朝日“腐女子部”の「蟹工船」読書会@かに道楽(『週刊朝日』2008年6月6日号)

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「毎日」夕刊「特集ワイド」に共産党・志位委員長!!

「毎日新聞」2008年5月21日付夕刊の紙面から

今日の「毎日新聞」夕刊の2面「特集ワイド」欄に、共産党の志位和夫委員長が登場しました!!

「『派遣労働』国会質問 若者の声代弁」「ネットでモテモテ」「ウルトラCなるか!?」という見出しで、志位委員長がインターネット上で人気となっていることを紹介しています。

特集ワイド:ネットでモテモテ、志位和夫・共産党委員長 ウルトラCなるか!?(毎日新聞)

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日経、毎日でも取り上げられました!!

「日経新聞」(右)と「毎日新聞」(いずれも2008年5月14日付夕刊から)

うちに帰って夕刊を見たら、「日経新聞」と「毎日新聞」でも、『蟹工船』(小林多喜二著)が取り上げられていました。

「産経新聞」の記事にもあったように、『蟹工船』ブームは、「毎日新聞」1月9日付の高橋源一郎・雨宮処凜両氏の対談で取り上げたのが始まり。そこから、読売、朝日、産経、日経、毎日と取り上げて、全国紙を一巡したことになります。(^_^;)

プロレタリア文学:名作『蟹工船』異例の売れ行き(毎日新聞)

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朝日新聞にも『蟹工船』が登場!!

先日の読売新聞に続いて、今朝の朝日新聞でも、小林多喜二『蟹工船』が取り上げられています。上野駅や丸ノ内で売れているというのも、今のブームの特徴かも知れません。

ずらりと並んだ「蟹工船」=東京都千代田区の丸善丸の内本店、東川哲也撮影(朝日新聞)
ずらりと並んだ「蟹工船」=東京都千代田区の丸善丸の内本店、東川哲也撮影(朝日新聞)

今、若者にウケる「蟹工船」 貧困に負けぬ強さが魅力?(朝日新聞)

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読売1面トップに小林多喜二『蟹工船』が!!

「読売新聞」2008年5月2日付夕刊から
「読売新聞」2008年5月2日付夕刊から

本日付「読売新聞」夕刊の1面トップで、小林多喜二『蟹工船』が記事に!!

中味を呼んでみると、『蟹工船』ブームの紹介で、何をいまさらという感もします。それでも、あの読売新聞の1面トップに小林多喜二の『蟹工船』の記事が載る、というのは、やっぱりニュースでしょう。(^_^;)

記事によると、新潮文庫版の『蟹工船』が、今年だけで2万7000部の増刷になったそうです。近くの書店でも平積みになっていますが、赤と黒のこの力強いデザインが目立っています。

「蟹工船」再脚光…格差嘆き若者共感、増刷で売り上げ5倍(読売新聞)

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