あらためて社会主義の道を踏み外したソ連の犯罪性を実感

東京都写真美術館で開催中の写真展「ジョセフ・クーデルカ プラハ1968」を見てきました。 1968年8月20日、ソ連とワルシャワ条約機構5カ国の軍隊が、チェコスロヴァキア共和国に侵入に、プラハの街を占領し、共産党や政府の… 続きを読む あらためて社会主義の道を踏み外したソ連の犯罪性を実感

エジプトの歴史

第2次世界大戦以後のエジプトの歴史を調べようと思ったが、インターネットでエジプトの歴史にかんする文献を探してみると、ほとんどがピラミッドやクレオパトラ、ツタンカーメンのお話ばかり。ようやく見つけたのが、これ。 山口直彦『… 続きを読む エジプトの歴史

読み終わりました

吉岡昭彦『イギリス地主制の研究』(未来社、1967年)。もちろん古本です。 最近はこうした研究はすっかり流行らなくなっていますが、『資本論』第1部の「本源的蓄積」の章を読んでみて、あらためてイギリス史をきちんと勉強しなけ… 続きを読む 読み終わりました

昨日のお買い物 弓削達『ローマ帝国論』

2006年に亡くなられた元フェリス女学院学長・弓削達先生の旧著が復刊されました。大嘗祭に反対して1990年に右翼の銃撃を受け、いらい平和や憲法の問題で、静かに、しかし確固とした立場を貫いてこられたことで有名でしたが、もと… 続きを読む 昨日のお買い物 弓削達『ローマ帝国論』

浅田實『東インド会社』

講談社現代新書、浅田實著『東インド会社』(1989年刊) マルクスは、資本主義は16世紀に始まると書いていますが、16世紀に始まったのが、喜望峰回りの東インド貿易。そして、1600年にはイギリスの東インド会社が、1602… 続きを読む 浅田實『東インド会社』

ディミトロフの日記

コミンテルンの実態を示す大事な資料だと言って教えてもらった『ディミトロフの日記 1933〜1949年』から。 日記だから、話の脈絡が分からん…。英訳版とはいえ、オイラの語学力ではパラパラ読むことさえ不可能。

幸せは「幸せはシャンソニア劇場から」から

監督・脚本は「コーラス」のクリストフ・バラティエ、主演は「パティニョールおじさん」「コーラス」のジェラール・ジュニョとくれば、もう見るしかありません。 ということで、土曜日、恵比寿ガーデンシネマで「幸せはシャンソニア劇場… 続きを読む 幸せは「幸せはシャンソニア劇場から」から

『ブリュメール18日』

『ルイ・ボナパルトのブリュメール18日』。全集や国民文庫は1869年の第2版を底本にしているが、初版を底本にして読んだ方がいいのかも知れない。しかし、初版はアメリカにいたヴァイデマイヤーの雑誌に発表されたため、「ヨーロッ… 続きを読む 『ブリュメール18日』

ボナパルティズム

マルクスが「ボナパルティズム」という言葉を使っているかどうか、大月書店の『マルクス・エンゲルス全集』の事項索引(別巻4)をつかって、「ボナパルティズム」の項にあがっている箇所を調べてみました。

マルクス『フランスにおける階級闘争』

いまおこなわれている研究講座のテーマでもあるので、マルクスの『フランスにおける階級闘争』を読んでいます(講座自体はすでに猛スピードで進行してしまっていますが)。 手許にある国民文庫には、マーカーで線を引いた跡や、一度引い… 続きを読む マルクス『フランスにおける階級闘争』