こんなの出てました――中公文庫『日本の歴史』別巻

1965年から1967年にかけて刊行された中央公論版『日本の歴史』は、昨年、中公文庫の新装版で再刊されましたが、こんどその「別巻」が出版されました。中身は何かというと、最初に『日本の歴史』が刊行されたときに挟み込まれてい… 続きを読む こんなの出てました――中公文庫『日本の歴史』別巻

届きました。永原慶二追悼文集

一昨年亡くなられた永原慶二先生の追悼文集が届きました。永原先生が生前に私家版としてまとめられた『永原慶二 年譜・著作目録・私の中世史研究』に、昨年ひらかれたシンポジウム「永原慶二の歴史学をどう受け継ぐか」の報告、それに各… 続きを読む 届きました。永原慶二追悼文集

土砂降り のち 地震

今朝は、雨の音で目が覚めてしまった。アパートの自転車置き場がすぐ裏にあるもんだから、その鉄板の屋根をたたく音がすごい。で、いったん小降りになったと思って出かけようとしたら、またど――――っと降り出す。 ということで、今日… 続きを読む 土砂降り のち 地震

Windowsが起動しなくなった…

日曜日の出来事。 Windows2000ではハードディスク137G以上の領域を認識しない問題で、レジストリを書き換えて認識させる作業はうまくいったのですが、そのあと、それ以前、認識していなかった領域をあわせてパーティショ… 続きを読む Windowsが起動しなくなった…

またまた地震…

関東地方でまたまた地震発生! といっても、僕は電車の中だったので気がつきませんでした。駅を出て、駅前のスーパーで夕食の総菜を選んでいるときに、店内放送で「先ほどの地震は…」とやり出して、初めて知りました。 ところで自宅の… 続きを読む またまた地震…

ちょっと気分転換に

ひきつづき、永原慶二先生の本を読んでいます。ようやく『日本封建制成立過程の研究』(1961年)の半分ぐらいまでさしかかりました。 で、気分転換に、河島みどり『ムラヴィンスキーと私』(草思社)を読み始めました。表紙や扉の、… 続きを読む ちょっと気分転換に

永原慶二『日本封建社会論』を読了

永原慶二先生の『日本封建社会論』(東大出版会、初版1955年、新装版2001年)を読み終えました。 前にも書いたことですが、あらためて1955年という“時代の息吹”を強く感じましたが、しかしそれは、“すでに時代はわかって… 続きを読む 永原慶二『日本封建社会論』を読了

永原慶二氏の歴史学をどう受け継ぐか

昨日、明治大学で開かれたシンポジウム「永原慶二氏の歴史学をどう受け継ぐか」に参加してきました。プログラムは以下の通り。司会は、池享氏。 中村政則「趣旨説明」 保立道久「永原慶二氏の歴史学」 井原今朝男「永原慶二氏の荘園制… 続きを読む 永原慶二氏の歴史学をどう受け継ぐか

歴史研究に向かう姿勢

中世史研究をふり返った『歴史評論』6月号に続いて、『歴史評論』5月号の特集「戦争認識と『21世紀歴史学』の課題」を読み始めました。 特集の目次は以下の通り。 荒井信一「学徒兵の戦争体験と『近代の歪み』」 岡部牧夫「15年… 続きを読む 歴史研究に向かう姿勢

日本中世史研究をふり返る

雑記@史華堂: 史学史を学ぶで、『歴史評論』6月号「特集 日本中世史研究の現代史」を知り、さっそく購入しました。特集は以下の論文。 鈴木靖民、保立道久「対談 石母田正の古代・中世史論をめぐって」 池 享「永原慶二 荘園制… 続きを読む 日本中世史研究をふり返る

永原慶二『下克上の時代』(中公版「日本の歴史」第10巻)

永原慶二先生の『下克上の時代』(中公版「日本の歴史」第10巻)を久しぶりに読みました。親本は1965年刊で、僕自身は、多分(←記憶あいまい)大学に入ってすぐの頃に旧文庫版で読んだと思います。この度、新しく版を起こして、文… 続きを読む 永原慶二『下克上の時代』(中公版「日本の歴史」第10巻)

関口裕子『日本古代家族史の研究』

こないだから、関口裕子さんの『日本古代家族史の研究』(上下、塙書房、2004年2月刊)を読んでいます。上下合わせて1000ページ超、上下各12000円のど分厚い学術書です。 ようやく上巻の140ページほど読んだだけで、ま… 続きを読む 関口裕子『日本古代家族史の研究』

衝動買いしてしまった…

山田昌弘『希望較差社会』(筑摩書房)を買いに本屋へ立ち寄ったのですが、そのとき、ついつい買ってしまった本が…。 永原慶二『苧麻・絹・木綿の社会史』(吉川弘文館) 梶川伸一『幻想の革命 十月革命からネップへ』(京都大学学術… 続きを読む 衝動買いしてしまった…

追悼 永原慶二先生

日本中世史の大家である永原慶二先生が、7月9日に亡くなられました。 直接ゼミナールなどで指導していただいたことはありませんが、教養の授業では『歴史学叙説』(東大出版会、1978年)のもとになった講義を1年間拝聴し、教壇に… 続きを読む 追悼 永原慶二先生