問われているのは過去の戦争に対する日本の態度

今日の毎日新聞に、中国の程永華駐日大使が安倍首相の靖国参拝にかんして寄せた論文が載っている。 大使は、「中国は一貫して日本の軍国主義者と日本人民を区別し、戦犯と一般兵士を区別して考えている」「戦争の責任は一握りの軍国主義… 続きを読む 問われているのは過去の戦争に対する日本の態度

靖国神社と遊就館、米議会公聴会で厳しい批判

14日開かれた米下院外交委員会の公聴会で、靖国神社と遊就館の展示について、厳しい批判が相次いで出されました。 「朝日新聞」やTBSのニュースが指摘しているように、もちろん靖国批判一色という訳ではありませんが、「東京新聞」… 続きを読む 靖国神社と遊就館、米議会公聴会で厳しい批判

靖国神社、遊就館の展示を部分修正へ

靖国神社が遊就館の展示の一部修正の作業を開始したというニュース。前日、同じ「産経新聞」で、「つくる会」教科書執筆者の岡崎久彦氏が「未熟な反米史観」を批判しています。 アメリカ国内でも靖国派の戦争観にたいする批判が高まって… 続きを読む 靖国神社、遊就館の展示を部分修正へ

湯澤前宮司が、遊就館の展示「多少の変更はありうる」と発言

TBSのインタビューで、靖国神社の前宮司・湯澤貞氏が、A級戦犯の「分祀」はありえないとしつつも、遊就館の展示について、「多少の誇張も」「行き過ぎという意見も」と認めるとともに、「多少の展示の変更はあり得る」と発言しました… 続きを読む 湯澤前宮司が、遊就館の展示「多少の変更はありうる」と発言

石破・前防衛庁長官の言うことがまともに聞こえる…

『論座』8月号(朝日新聞社)にのった石破茂・前防衛庁長官のインタビューを、遅ればせながら読んでみました。全く立場は異なりますが、それでも、読んでみると、けっこう“まとも”なことを言っています。たとえば日中戦争について。

靖国神社と国のつながり

1961年に、靖国神社の遊就館が復活したさい、「BC級戦犯」として処刑された人たちの遺書などの収集を、厚生省が依頼していた事実が明らかに。 靖国「遊就館」の戦犯遺書、旧厚生省が収集依頼(朝日新聞)

あのアーミテージ氏が「靖国史観」を批判

産経新聞が、小泉首相の靖国参拝問題で、アーミテージ全米国務副長官のインタビューを掲載。 アーミテージ氏の立場は、中国を敵視して、首相の靖国参拝問題での中国の抗議を、不当な内政干渉であるかのように述べて、中国の圧力に屈する… 続きを読む あのアーミテージ氏が「靖国史観」を批判

首相の靖国参拝はアメリカにとっても損失

先週土曜日の「朝日新聞」オピニオン欄で、元米国防総省日本部長のポール・ジアラ氏が靖国問題について「首相参拝は米国にも損失」と題して、論稿をよせている。 もちろん、日米同盟を肯定する立場からの意見だが、靖国神社の戦争博物館… 続きを読む 首相の靖国参拝はアメリカにとっても損失

靖国問題が世界で話題になればなるほど…

今日の「朝日新聞」のオピニオン欄で、米コロンビア大学教授のジェラルド・カーティス氏が、靖国問題について論じています。同氏の考えについてはあとで論じたいのですが、注目したのは、同氏が、「靖国問題の解決抜きに日中関係が改善す… 続きを読む 靖国問題が世界で話題になればなるほど…

日中関係、国交正常化の原点とはなにか

小泉首相が、靖国参拝にたいする中・韓の抗議にたいし、「理解できない」として厳しく批判。 首相は、その理由として「戦没者に哀悼の念をささげるため」と相変わらず主張しているが、これは、靖国神社は、戦没者の追悼をおこなっている… 続きを読む 日中関係、国交正常化の原点とはなにか

「建国記念の日」反対2・11集会

今日は、永田町の星陵会館で開かれた「建国記念の日」反対2・11集会に参加してきました。といっても、大幅に遅刻し、吉田裕・一橋大教授の報告だけしか聞くことができませんでしたが…。 吉田さんは、小泉首相の靖国参拝やら麻生大臣… 続きを読む 「建国記念の日」反対2・11集会

靖国参拝で平和国家日本のイメージを崩してよいのか?

米コロンビア大学のジェラルド・カーティス氏が「東京新聞」11月6日付で、「靖国参拝で国益損失」と題して、小泉首相の靖国参拝を論じています。少し古い記事ですが、紹介したいと思います。 カーティス氏は、「どの国でも、国のため… 続きを読む 靖国参拝で平和国家日本のイメージを崩してよいのか?