がんばって勉強しなくては…

選挙が終わって久しぶりの本漁りで、買ったもの。昨年急逝された金澤史男・横浜国大教授の『自治と分権の歴史的文脈』(青木書店)。地方自治の歴史というのは、法律的・政治的な制度・仕組みの問題と、財政の問題と、それとそれらをめぐ… 続きを読む がんばって勉強しなくては…

昨日のお買い物

昨日、本屋で見つけた新刊書。神戸女学院大学の内田樹氏と石川康宏氏との、手紙の交換形式によるマルクスの薦めです。取り上げられているのは、『共産党宣言』『ユダヤ人問題に寄せて』『ヘーゲル法哲学批判序説』『経済学・哲学草稿』『… 続きを読む 昨日のお買い物

嗚呼 安永航一郎大先生の新作が!!

小雨の中、ぷらりと立ち寄ったマンガ屋さん。なんと! 『県立地球防衛軍』『陸軍中野予備校』という超名作を生み出した、あの偉大な安永航一郎大先生の新作があるではないですか!! ということでさっそく買って参りました。『青空にと… 続きを読む 嗚呼 安永航一郎大先生の新作が!!

今の時代が幸せかどうかは「腹の据え方」

不破さんが、昨年10月、11月に東京大学駒場キャンパスでおこなった連続セミナーの講演記録です。 平凡社新書の『マルクスは生きている』をベースにした講演で、1回目はマルクスの自然観と社会観、2回目は資本主義論と未来社会論と… 続きを読む 今の時代が幸せかどうかは「腹の据え方」

吉岡吉典さんの最期の2冊

昨年、亡くなられた吉岡吉典・日本共産党元参議院議員の遺著が2冊発売されました。左が新日本出版社から出た『「韓国併合」100年と日本』、右が大月書店から出た『ILOの創設と日本の労働行政』です。 吉岡さんは、これまでも『侵… 続きを読む 吉岡吉典さんの最期の2冊

今度はマイスナー版『資本論』を手に入れました(^^)v

今度は、マイスナー版の『資本論』を手に入れました。(^^)v マイスナーというのは出版社の名前で、『資本論』は初版からこのマイスナー社から出版されました。マイスナー版といわれているのは、その中でも、マルクス、エンゲルス没… 続きを読む 今度はマイスナー版『資本論』を手に入れました(^^)v

なんだかわくわく 『南極の科学』 (^_^;)

神沼克伊『地球環境を映す鏡 南極の科学』(講談社ブルーバックス、2009年11月刊) 小学校のとき、図書室にある南極観測や越冬隊、観測船ふじにかんする本を次々に読んだ記憶があります。ふじが氷に閉じ込められて身動きがとれな… 続きを読む なんだかわくわく 『南極の科学』 (^_^;)

数日前のお買い物

神戸の中谷武さん(神戸大名誉教授)、菊本義治さん(兵庫県立大名誉教授)たちの『マクロ経済学』の新版がでました。先日、「日経新聞」に三六ツの広告が出ていたので、さっそく買い込んできました。

マルクス自身の手によるかどうかはともかく、分かりやすい『資本論入門』

大谷禎之介氏の翻訳で、ヨハン・モスト著『資本と労働』(第2版)の新訳が出ました。同書を大谷氏は196年に岩波書店から翻訳・出版されていますが、今回はその再刊ではなく、新しい翻訳、編集による新訳となっています。 本書は、ヨ… 続きを読む マルクス自身の手によるかどうかはともかく、分かりやすい『資本論入門』

意外と面白いかも 『まんがで読破 続・資本論』

すでに出ていることは知っていたのですが、書店のマルクス・コーナーをいくら探しても見つからず途方に暮れていました。それもそのはず、実はマルクス・コーナーではなく、マンガ売り場にならんでおりました。(^_^;) 前作『まんが… 続きを読む 意外と面白いかも 『まんがで読破 続・資本論』

『資本論』本ブーム

今日、書店へ行ったら、こんな本を見つけてしまいました。 咲木英和『誰もが読める「資本論」』(新生出版)。著者は奥付によれば元中学校の先生。出版社はいわゆる自費出版系の会社です。「『資本論』は労働者のために書かれた」けれど… 続きを読む 『資本論』本ブーム

物忘れ…

家に帰ってきたら、古書店から荷物が届いていました。 水谷謙治『労働疎外とマルクス経済学』(青木書店、1974年) しかし、何のために、この本を注文したんだっけ? う〜む、思い出せん… (^_^;)

本日のお買い物 『数学ガール』

ほんとは去年11月に出ていたのですが、今日になって初めて気づきました。プログラマーの結城浩氏の原作を、日坂水柯氏がマンガ化。「先輩」 ((彼を「僕」ととらえるか「先輩」ととらえるかによって、ミルカ派かテトラ派かが分かる。… 続きを読む 本日のお買い物 『数学ガール』

東京の地形はどうやってできたか? 『江戸・東京地形学散歩』

松田磐余『江戸・東京地形学散歩』(之潮)。某書店では、日本史(近世史)のコーナーに置いてありましたが、どちらかと言えば地形学の本じゃないのかな〜 とくに第1章「武蔵野台地と東京低地の形成」は、東京の地形がどうやってできた… 続きを読む 東京の地形はどうやってできたか? 『江戸・東京地形学散歩』

マルクスの熱意が伝わってくる『理論劇画 マルクス資本論』

すでにあちこちで話題になっている『理論劇画 マルクス資本論』(かもがわ出版)。私もようやく手に入れました。(^_^)v このマンガは、もともと門井文雄さんという方が1982年に描かれたもの(大陸書房刊)ですが、それを今回… 続きを読む マルクスの熱意が伝わってくる『理論劇画 マルクス資本論』

相沢幸悦『恐慌論入門』

金融論がご専門の埼玉大学・相沢幸悦氏の最新著。アメリカのサブプライムローン問題に端を発した現下の金融危機、経済危機をとりあげた本です。しかし、それにもかかわらず、タイトルが『恐慌論入門』となっているところがミソ。