昨日、新潟県三条市の小学6年生(男児)が、別のクラスの6年生(男児)に柳刃包丁で切りつけるという事件が起こりました。切られた生徒は、右腕5センチとと左手人差し指などが切られて2週間の怪我だといいます。男の子は、「悪口を言われた。バカにされていた」と動機を語ったと報道されています。
柳刃包丁をランドセルに入れて自宅から持ってきたというのですから、加害児童が、長崎・佐世保事件を真似て“やってやる”つもりで切りつけたことは確実でしょう。事件がテレビや新聞で大きく報道されると、こうやって影響される部分が必ず現われるのは、やむを得ないことなのでしょうか。佐世保事件をふくめ、事件の「解明」とともに、事件の「伝播」を防ぐ手だてが必要なような気がします。