今日はNHK教育テレビが面白い

今日は参議院選挙の投票日。

で、まるでそれ以外にやり方がありえないかのように、民報各局は、午後8時の投票締め切り直前あたりから開票速報の特番をやっています。しかし、僕にはこれが不思議でなりません。確かに、選挙結果は早く知りたいですが、しかしだからといって、この横並びでの大型特番はいったいなんなんでしょうねえ…。だいたい、選挙戦そのものはすでにすっかり終わっているのであって、いまさらどう演出してみたって、選挙結果が変わるわけではありません。
それを投票締め切りと同時に特番をはじめ、出口調査なるものにもとづいて、どこがいち早く正確な当確を出すかを競うというのは、報道番組として本末転倒も甚だしい。挙げ句の果てに、開票率0%で当確が出たりすると、ますますしらけるだけ。

テレビ局としては、“他局に負けるな”という事情があるかも知れないけれど、五月雨式に、というか、実際にはまったく無整理に飛び込んでくる「当確」の報と、お定まりの万歳シーン、それにいかにも場つなぎという感じの政治家や評論家になる退屈なおしゃべり。こんなものを延々と見る人がいるんでしょうか? ある程度開票が進んだところで、開票結果を整理して報道してくれればそれで十分だと思っている人は多いはず。ほかに見る番組がないから、それでも仕方なく見ているというのが正直なところだと思います。

で、結論からいうと、今日は、NHK教育テレビが面白い!
ということで、カフカ「アメリカ」を元にした劇をやってますが、マジで面白いです。(^^;)

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