自民党が、憲法調査会内の「憲法改正プロジェクトチーム」を格上げし、改憲案の「起草委員会」を新設する方針を決め、具体的な改憲案の「素案」づくりをすすめるようです。
改憲案の起草委新設へ 自民憲法調査会
自民党憲法調査会(保岡興治会長)は24日までに、来年11月に予定している党憲法改正草案取りまとめに向けた作業を加速するため、調査会に設置している「憲法改正プロジェクトチーム」(中谷元座長)を発展的に解消し、草案の「起草委員会」を新たに設置する方針を決めた。
30日にも召集される臨時国会中に調査会を開催、正式決定した上で、速やかに同委をスタートさせたい考えだ。委員長には中谷氏が就任する見通しだ。
同調査会はこれまで憲法改正プロジェクトチームを中心に改憲論議を進めてきた。だが6月にまとめた「論点整理」で改正の方向性が出たため、今後は論議を進めつつ、起草委員会で素案づくりを進める。
意見の一致を見ている9条改正の条文づくりなどに着手するほか、衆参両院の憲法調査会が来年まとめる最終報告書に盛り込むべき党の見解などをまとめる予定だ。(共同通信)[7月24日17時28分更新]
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