暑い気持ちは分らないではありませんが、「立秋」なのに暑いというのは間違いです。
「立秋」というのは、いよいよ「これから秋の気配が立つ」という意味。だから、ちょうどいまが暑さのピークだということになります。「立秋」なのに暑いんじゃなくて、「立秋」だからこそ一番暑いのです。
ちなみに、「立秋」を過ぎると、それ以後の暑さは「残暑」ということになります。
「立秋」でも厳暑、都心で33日間連続の真夏日
「立秋」の7日、関東地方は朝から厳しい暑さに見舞われ、東京・大手町では、午前9時29分に気温が30度を超えた。7月6日から途切れていない「真夏日」は、これで連続33日間となった。
気象庁によると、高気圧が広く日本列島を覆っており、猛暑はしばらく続く見込み。同庁が観測を始めた1876年以降、東京都心の連続真夏日の最長記録は37日間(1995年)だが、担当者は「このぶんだと、今年は記録を更新しそう。暦の上では秋でも、暑さ対策には十分な注意を」と話している。(読売新聞)[8月7日12時36分更新]